今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

大垣まつり、大垣城 他(岐阜県大垣市)

2023年06月15日 | 
訪問日 令和5年5月13日

大垣まつり(国重要無形民俗文化財)
大垣城に向かうため大垣市内を走り駐車場を探していると、多くの警察官の姿が目に入ってきた
駐車場に車を置き市役所周辺に来ると、犬山市で観た車山(やま)が集まってきていた



平成27年に国の重要無形民俗文化財に登録された
平成28年にはユネスコ無形文化遺産にも登録された



開会式で知ったのだが、この日は、4年ぶりの開催となる「大垣まつり」の当日だった
偶然とはいえ絶好の機会に恵まれた



地域はちがうが、前日訪れた犬山市で予備知識を得ていたのも大きい



大垣まつりは、大垣八幡神社の例祭に行われる山車行事である
開会式後に地元のお偉いさんの前で披露して市内に移動するようだ



周囲から見えない幕の中では人力でからくり人形を動かしているのだろう



車山を、男達が豪快に持ち上げて方向転換する「どんでん」は確かに迫力がある
狭い道路上ではかなりのテクニックが必要になることは想像できる



360年余の歴史がある大垣まつり
この日は雨予報で周囲からは、午前中何とかもってくれたという安堵の声を何度か耳にした



コロナで中断していたこともあり、多くの関係者や待ち望む市民のためにも無事終えて欲しいと思った



大垣城(岐阜県大垣市郭町)
大垣市を訪れた目的はこの城だった
前回は駐車場を探すことができなく諦めてしまった



平城ということもあり、先を歩く3歳児を連れた母子でも楽しく上がれる階段だ



宮川安定(安貞)が築いたともいわれているが、築城年代、築城者は特定できていない
戦国時代には大垣城は戦略上重要な地点であったため争奪戦が繰り返された
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いの際には、石田三成ら西軍の主力部隊が入城して根拠地となった
寛永12年(1635年)に戸田氏鉄が城主となって以降、明治に至るまで大垣藩戸田家の居城となった



城内に入る
弓と鉄砲の体験ができるというので試してみた
弓の弦は固くて引けないし、鉄砲は重い



武具の展示









大垣城からみた関ケ原合戦 東西武将列伝
私は西軍の武将たちに魅力を感じている












国宝だった大垣城は昭和20年の空襲で焼失した
天守は昭和34年(1959年)に、乾櫓は昭和42年(1967年)に鉄筋コンクリート構造で郡上八幡城を参考に外観復元された



戸田氏鉄公騎馬像



大垣市郷土館
枯山水の庭園が美しい
入場料:200円(大垣城と共通券)



大垣祭 朝鮮山車附属品



大黒のお頭



道路沿いの背の高い建物の中に車山が保管されている



奥の細道むすびの地記念館
元禄2年3月27日に江戸深川を出立した芭蕉は、門人の曽良をともない、東北・北陸地方をめぐり、8月21日に大垣に到着した
係の女性の話によると、芭蕉は奥の細道のむすびの場所に、この地を最初から選んでいたという



黛まどか氏が名誉館長でAVシアター(200インチスクリーンの3D映像)による説明を行っている
昔からファンで惹きつけられる魅力がある



撮影 令和5年5月13日
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