品質測定ワークショップ

ISO9001と10012及び5Sを利用して測定力をシステム的に発揮する方法

ISO9001と10012の普及

2007-10-26 08:22:30 | 加工不良
                 203高地よりの旅順港の眺望(2007/10/08)

旅順は、およそ100年前の日ロ戦争の戦跡である。

100年というと長いようであるが戦跡を見て、つい最近のできごとのように思えた。

ISO9001は、スリーマイル島の原子力発電所事故などの大きな品質問題から国際的に研究されて、その後ヨーロッパの経済的統合から貿易面で利用されて大いに普及した。

品質と経済が関係した中でISO9001が普及したが、品質問題の改善がすくないために経済の状況が変わったのでISOの登録件数が減少して、審査機関の経営が困難になって経費節減のために事務所をコストの安いところに移転するところが出ている。

ISO10012は経済状況と関係がなく、これから内容が検討されて普及が始まるところである。

ところが、中国が急激な発展のなかで環境、エネルギー問題が起きて、その対策にISO10012を利用しはじめた。

どうなるか気に掛かる。

計量管理ビジネス:ISO10012計量士
老人のぬいぐるみ