日経の書評欄かなんかで紹介されていて、よく内容も知らずに図書館で予約してみた。
何に興味を持ったのかというと、タイトルの「ミステリアスセッティング」という言葉に聞き覚えがあったから。
それは、私なんかがどう逆立ちしても手に入れることなんかできない、某ジュエラーのハイ・ジュエリーに施された技法のこと。
そして予約の順番が回ってきた本の表紙には、そのジュエラーのン千万もしそうなジュエリーの写真。
でも、内容はそれとは全く関係ない。
この「ミステリアスセッティング」という言葉、とんでもないところで使われている。
そのとんでもないところに行き着くまでのストーリーはなんだかただのお人よしでちょっとだまされやすい、よく言えば純粋、悪くいえばおバカさんな女子高生の話だ。
それが「ミステリアスセッティング」を施された「ある物」が話に登場してからは、とんでもなくありえないストーリーになってゆく。
これをありえない空想上の話、で片付けてしまってもいいけれど、なんだかちょっと悲しくなるような読後感だった。
本当はどこかで似たようなことがあるかもしれない、という危機感くらいはもたないと、そろそろ日本も平和ボケしすぎなんじゃないかな、というメッセージみたいなのも感じられたのは深読みしすぎかな?
何に興味を持ったのかというと、タイトルの「ミステリアスセッティング」という言葉に聞き覚えがあったから。
それは、私なんかがどう逆立ちしても手に入れることなんかできない、某ジュエラーのハイ・ジュエリーに施された技法のこと。
そして予約の順番が回ってきた本の表紙には、そのジュエラーのン千万もしそうなジュエリーの写真。
でも、内容はそれとは全く関係ない。
この「ミステリアスセッティング」という言葉、とんでもないところで使われている。
そのとんでもないところに行き着くまでのストーリーはなんだかただのお人よしでちょっとだまされやすい、よく言えば純粋、悪くいえばおバカさんな女子高生の話だ。
それが「ミステリアスセッティング」を施された「ある物」が話に登場してからは、とんでもなくありえないストーリーになってゆく。
これをありえない空想上の話、で片付けてしまってもいいけれど、なんだかちょっと悲しくなるような読後感だった。
本当はどこかで似たようなことがあるかもしれない、という危機感くらいはもたないと、そろそろ日本も平和ボケしすぎなんじゃないかな、というメッセージみたいなのも感じられたのは深読みしすぎかな?