練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

『マエストロ』 篠田節子

2005-12-28 | 読書
篠田節子さんの書く小説を読んですごいと思うのは、とにかくそのリサーチの緻密さだ。
以前、篠田さんの書いた『ハルモニア』という音楽を題材にした小説を読んで同じことを思ったが、この『マエストロ』ではさらに専門的な(今回はヴァイオリンという楽器、その製作過程について)内容に感心せざるをえない。
彼女は作家であると同時に研究者肌なんだろなぁ。



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8 コメント

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ハルモニア (のびFg)
2006-01-02 00:11:33
それって、チェロのお話しですか?

ドラマで、ちょっと怖いものがありました。
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そうそう、 (由松)
2006-01-02 20:56:01
Kinki の光一くんが主役でしたよね。

確かにちょっと怖かったけど、おもしろかった記憶があります。
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まだ途中ですが (しなゆき かたまさ)
2006-03-04 22:03:36
由松さんのコメントに釣られて『マエストロ』を読んでいます



確かに綿密に取材をして書いているという印象が強いですねでも読者にも「なるほどそうなのか」といった思わせる書き方はさすがですね



ところで相当な熟練者でも楽器にこだわらない人もいますが、僕はやはりこだわりたいです。

『弘法筆を選ばず』と言いますが確かにうまい人がこだわりのない楽器を演奏してもそれなりにいい音は出ると思います。でもこだわりのある楽器ならもっといい音が出て我々を楽しませてくれると思います。



で瑞恵を柄沢はなかなかいい雰囲気できましたが、ちょうど半分読み終えたところで少し変化してきましたね
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楽器 (由松)
2006-03-05 12:10:01
しなゆきさん、こんにちは。

篠田さんの作品の魅力はそのリサーチの綿密さが現れるような説得力にもあると思います。



やっぱりいい楽器で弾きたいですよね~。

でも、学生に勧めるヴァイオリン一丁3000万円にはびっくらこけました

あれ?300万でしたっけ?それとも3億?

どっちにしても願ってもかなわない夢ってあるんだなぁ、って思いました
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300万円 (しなゆき かたまさ)
2006-03-05 19:52:06
ですね

親は400万円用意したそうです



ところでこの小説を読んでいるうちにヴァイオリンのあま~い音色がどうしても聴きたくなってブラームスのヴァイオリン・ソナタのCDを買うてしまいました



室内楽は滅多に聴かないのですがCDまで買わせた篠田はんの力はスゴイそれともLVのバッグを買ったり子供にスケートを習わせるヒトと変わらないかなぁ・・
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いいんです (由松)
2006-03-06 08:28:59
そういう風にいろんなものに影響されて、いろんなものに手を出して楽しくすごせばいい~んです(慈英川平風に)

でないと未来の荒川静香は現れないし、経済だって活性化しません。LVのバッグ、私だって欲しいです
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面白かった! (このみ。)
2006-06-13 14:22:36
由松さんのページでこの本の話しが出てこなかったら

読んでいなかったかもしれません。

私にとって凄く身近な話だっただけに

面白かったです。

クラシック界でのクロイ部分、良くまぁリサーチしたなぁ(笑)

同業者の友人にも勧めてみます!

有難うございました^^
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それはよかった! (由松)
2006-06-14 08:07:24
このみ。さん、おはようございます!

お読みになったんですね~。

「クラシック界のクロイ部分」・・・

なんか詳しくお話を伺いたいような・・・。

でも、篠田さんってホントによく題材についてリサーチしてらっしゃいますよね。
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