篠田節子さんの書く小説を読んですごいと思うのは、とにかくそのリサーチの緻密さだ。
以前、篠田さんの書いた『ハルモニア』という音楽を題材にした小説を読んで同じことを思ったが、この『マエストロ』ではさらに専門的な(今回はヴァイオリンという楽器、その製作過程について)内容に感心せざるをえない。
彼女は作家であると同時に研究者肌なんだろなぁ。
以前、篠田さんの書いた『ハルモニア』という音楽を題材にした小説を読んで同じことを思ったが、この『マエストロ』ではさらに専門的な(今回はヴァイオリンという楽器、その製作過程について)内容に感心せざるをえない。
彼女は作家であると同時に研究者肌なんだろなぁ。
ドラマで、ちょっと怖いものがありました。
確かにちょっと怖かったけど、おもしろかった記憶があります。
確かに綿密に取材をして書いているという印象が強いですねでも読者にも「なるほどそうなのか」といった思わせる書き方はさすがですね
ところで相当な熟練者でも楽器にこだわらない人もいますが、僕はやはりこだわりたいです。
『弘法筆を選ばず』と言いますが確かにうまい人がこだわりのない楽器を演奏してもそれなりにいい音は出ると思います。でもこだわりのある楽器ならもっといい音が出て我々を楽しませてくれると思います。
で瑞恵を柄沢はなかなかいい雰囲気できましたが、ちょうど半分読み終えたところで少し変化してきましたね
篠田さんの作品の魅力はそのリサーチの綿密さが現れるような説得力にもあると思います。
やっぱりいい楽器で弾きたいですよね~。
でも、学生に勧めるヴァイオリン一丁3000万円にはびっくらこけました
あれ?300万でしたっけ?それとも3億?
どっちにしても願ってもかなわない夢ってあるんだなぁ、って思いました
親は400万円用意したそうです
ところでこの小説を読んでいるうちにヴァイオリンのあま~い音色がどうしても聴きたくなってブラームスのヴァイオリン・ソナタのCDを買うてしまいました
室内楽は滅多に聴かないのですがCDまで買わせた篠田はんの力はスゴイそれともLVのバッグを買ったり子供にスケートを習わせるヒトと変わらないかなぁ・・
でないと未来の荒川静香は現れないし、経済だって活性化しません。LVのバッグ、私だって欲しいです
読んでいなかったかもしれません。
私にとって凄く身近な話だっただけに
面白かったです。
クラシック界でのクロイ部分、良くまぁリサーチしたなぁ(笑)
同業者の友人にも勧めてみます!
有難うございました^^
お読みになったんですね~。
「クラシック界のクロイ部分」・・・
なんか詳しくお話を伺いたいような・・・。
でも、篠田さんってホントによく題材についてリサーチしてらっしゃいますよね。