Il film del sogno

現実逃避の夢日記

鑑定士と顔のない依頼人

2013-12-17 02:50:37 | 映画
12/16(月)晴れ
珍しく細切れとはいえ睡眠充分で爽快な目覚め。急な商談が二つ。午前に秋葉原、午後に銀座に出張る。戻れば退屈な会議。2時間の残業(ネット学習含)をして退社後に新宿で途中下車。武蔵野館でジュゼッペ・トルナトーレの新作をレイトで鑑賞。中高年の単身者中心に4割程度の入り。30代前半で大傑作『ニュー・シネマ・パラダイス』を撮った才人も還暦近いそうな。細部にまで神経が行き届いた上質なミステリーでありました。2時間超えの尺も気にならずテンションが張られたままラストの反転に驚き、余韻に浸った。役者良し。絶妙な語り口と甘美な音楽。偏屈な鑑定人が最も危険な生身の女性と云う芸術品に翻弄される。愛は残酷である。最終の準急で午前零時に帰宅。
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