Il film del sogno

現実逃避の夢日記

シン・エヴァンゲリオン劇場版

2021-03-11 21:03:35 | 映画
3/11(木)晴れ
晴天、暖かきかな。8:00起床、散歩、朝食、掃除、ついでに仕事。震災から10年の節目。TVは多くの特集を組む。街は復興しても亡き人々は還らない。合掌。昼に特製焼きソバ。野菜の分量(配分)とモヤシのシャキシャキ感をいかに出すか。ソースとその他の香辛料との比率も再考の余地あり。いっそ海鮮塩味という手もある。夕刻、フライング気味に家を出て近所のシネコンで先週末から公開の邦画アニメを鑑賞。1日18回上映って何じゃそりゃ。《あのこは貴族》などの良作が公開2週目で一日1回上映の憂き目に。本作若年層中心に毎回8割から満席と盛況の模様。TV版未見、漫画も未読、映画版の序・破・Qは劇場鑑賞済。念のためネットで解説動画を観て予習万全。正直、込み入った人間関係やら独特の世界観をいまだに良く理解できず。『精巧なメカ、気弱な少年の成長譚、少女マンガのテイストもあり、近未来の荒唐無稽なハルマゲドンでもある。強引な設定と思わせぶりな伏線にはやや辟易しないでもないが、まぁそこそこ楽しめました。』これが初体験(当時の日記から転載)の感想。深読みされることは、制作サイドの意図するところだろう。総監督の庵野英明は、≪ラブ&ポップ≫や≪式日≫のような実写映画の方が作家性を感じさせる。ノスタルジックな選曲やあえて狙った女体・コスプレシーンには大いに共感。ほぼ同年代であろう。風呂敷を広げるのは意外と容易いがキレイに畳むのは実に難しい。バトルシーンなどはジェットコースターに乗ったまま万華鏡を覗いているかの如し。この世のモノとは思えぬ異界のゲーム感覚。半面、監督の故郷・宇部の実景がラストシーンと云うのは如何にも渋い。

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