Il film del sogno

現実逃避の夢日記

デッド寿司

2013-01-25 02:08:21 | 映画
1/24(木)曇り時々晴れ
高級温泉旅館の豪華朝食を胃に収めて昼過ぎに帰京。都心の巨大メーカーで海外案件の打ち合わせ。夕刻、奉公先の事務所に戻り溜まったメールに返信やら何やら。不本意な残業をして新宿で途中下車。武蔵野館で井口昇の新作を鑑賞。そういえば5年前、北京オリンピックの開会日に、この異能な監督とはファーストコンタクトをした。以下、当時の記述。≪・・ロサ会館地下の劇場で米国資本で作られた邦家のスプラッタムービーを観賞。短館レイトでしかかかりようのないカルトな血飛沫映画であった。復讐に燃えるヒロインが繰り広げる陰惨な格闘。手足は飛び、胴体は弾丸でハチの巣、そして首までが宙を舞う。噴出される血糊はスプリンクラーの如し。ここまで徹底すればいっそ爽快なり。プロットも特殊効果も、そして役者も極めてB級である。しかし要所に煌めくカットやシーンがある。この監督は化けるかもしれない。・・≫実際化けて毎年新作が公開されている。この天真爛漫なオタク監督は映画がなかったら実社会で生きてゆくのが困難な人物だろう。今回も感想は全く同じ。悪ふざけは真剣にやらないといけない。宿屋の女将役の亜紗美嬢に星を献上。観客10名弱。確かに観客を選ぶ怪作なり。
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