Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ファーストラヴ

2021-02-12 20:10:22 | 映画
2/12(金)曇り時々晴れ
祝日と土日の合間の平日は年休消化をすることにしている。名付けてオセロ休暇。特段用向きがあるわけでなし。寝坊して8:30起床。愛犬との散歩後にゆっくり朝食。昼前にはチャリで近所のシネコンへ。12:00上映開始の邦画には観客20名前後。ほとんどが中高年層のおじさんおばさん。そりゃあそうだろう、若い衆は学校や会社に行っている。直木賞を獲った島本理生の同名小説は既読。昨年BSで放映されたドラマは未見。監督がヒットメーカーの堤幸彦であるから造りにソツはないのだが、幾つかどうしても引っかかるシークエンスあり、俳優陣の熱演が空回りに感じられる。ヒロインふたりのトラウマについては、正直新味はない。幼児嗜好のような危ない趣味の決定的な証拠(写真)を自家用車のダッシュボードに無造作に隠すか?リストカットの常習者であった母親が娘をにべもなく突き放すか?など説得力がなさすぎる。サスペンスほど細部の設定を丁寧にしないといけない。と、苦言は云いだすとキリはないが、贔屓の芳根京子は新境地。窪塚洋介の善人役も悪くなかった。帰宅して我が仔とと2度目の長い散歩。遅い昼食を摂って夜まで読書。月刊文芸春秋に新連載の西川美和のエッセイが面白い。

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