Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ニューヨーク 冬物語

2014-05-20 01:42:03 | 映画
5/19(月)晴れ
週明けからミーティング。予算不足90億ですと。各担当の言い訳やら決意表明やら。旧知のセールスから強引な引き合い。午後、地下鉄/私鉄を乗り継いで栃木県足利に出張る。伊勢崎線の某駅で帯同者と待ち合わせることになったが、閑散たる駅前風景にたじろぐ。飲食店がひとつもなく、かつて隆盛を極めた紡績工場のレンガ造りの建物が寂寥感を際立たせる。腰の曲がった老婆が店番する通りのパン屋で昼食調達。創業50年の中小企業の親父と面談30分。夕刻、館林からりょうもう号で帰京。新宿で途中下車してピカデリーで先週末から公開のハリウッド映画を鑑賞。これだけのキャストを揃えても観客20名前後と閑散。さしたる宣伝もなく本国でも興行的にはコケたそうな。原作「ウィンターズ・テイル」はマーク・ヘルプリンによる19世紀NYを舞台にしたファンタジー小説であるそうだが未読。書評によれば「チャールズ・ディケンズの奇怪な登場人物、ガルシア・マルケスの魔術的リアリズム、ジョン・アーヴィングの悲喜劇性、トールキンの神話創造力―これらの要素をひとつにした」作品とのことだから忠実な映像化ではなかったか。但し高級素材をふんだんに使った寄せ鍋のような作品になってしまって残念。う~ん、惜しい。帰宅すればいつも通りお出迎えは愛犬のみ。
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