Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ブレス

2008-05-20 02:47:00 | 日記
5/19(月)曇りのち雨
深夜に就寝の割には目覚め爽快。週明けのルーティンをこなして昼食後の睡魔と闘い書類と格闘。夕刻、お座敷がかかり大塚へ出張る。貸し借りの出来た取引先からの接待を受ける。大塚は安くて旨い居酒屋が多いそうな。線路沿いの古いその店は、田舎の叔父さんの家のような居心地の良さ。全くオーダーしていないのに、きんぴらごぼうと自然薯、マグロの中落ちと冷奴などが出てくる。久しぶりに美味い胡瓜の糠漬けを食べた。
20:00、帯同者を残して辞去して池袋に出る。ロサ会館でキム・キドク監督の新作を鑑賞。レイトショウのみ、観客10名弱。ガラガラである。毒のあるキドク作品は観客を選ぶ。死刑囚と人妻の奇妙な熱愛。徹底的に科白を排した進行と独特の構図と色彩感覚。暗く沈み込む文字通り出口のない男女の結末は・・・。これは傑作【春夏秋冬そして春】の本歌取りとして見ると、より興味深い。22:10終了。外はまとわりつくような雨が降っていた。台風近し。
コメント
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