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Il film del sogno

現実逃避の夢日記

すぐ死ぬんだから

2022-08-24 21:11:39 | 書籍
8/24(水)曇り
5:30起床。出勤日。我が仔との散歩を終えて出勤。スマホに着信。トイレの改修を依頼していた業者から日程連絡。7月末に発注して梨の礫だったのでやる気がないと思っていたが、今頃失礼だろう、と返信すると平身低頭謝ってきたが、まぁ縁がなかったのだな。実に不快なり。昼に讃岐うどん。15:50定刻退社。帰宅して我が仔と長い散歩。夜は内館牧子のシルバー≪終活≫小説を読了。以前、平凡な男性の定年退職後の悲哀を描いた≪終わった人≫にも感心したが、売れっ子シナリオライターだっただけのことはあり、人物造形が巧く、会話が面白い。展開にもキレがあって大いに楽しんだ。これも映画化されるだろう。主演女優は草笛光子あたりが良いと思うのだが・・・。
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おいしいごはんが食べられますように

2022-08-15 19:55:02 | 書籍
8/15(月)晴れ
77回目の終戦記念日。お盆も明けようと云うのにまだまだ暑い。6:30起床。我が仔と散歩。食欲もないが乳製品と果実を流し込む。午前中は真面目に仕事。事務所は出勤率5割以下だそうで定例のミーティングは休会。午後は雑用と散歩など。夜は今期の芥川賞受賞作を精読。直木賞・芥川賞ともに候補が全て女性であったことが話題となっていた。告白するが、ここ数年受賞作を通読したことがない。読書に対して粘りや我慢が出来なくなった。これも悪しき加齢症状か。但し本作は珍しく一気に読めた。小さな一般企業の地方拠点内の人間関係を繊細で丁寧に描いていた。タイトルとは裏腹に少々毒気のある内容であったが、凡庸なストーリーなのに人物造形と語り口が素晴らしかった。登場人物の言動にリアリティがあって、描写が立体的である。これは小説でしか得られぬ興奮であろう。おそらく目利きのプロデューサーが映画化権を取得するだろう。自分だったら主要3名のキャスティングを誰にするだろう、暫し想像して楽しんだ。
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キャッチ・アンド・キル

2022-07-10 20:29:08 | 書籍
7/10(日)晴れ時々曇り
7:30起床。我が仔と散歩、ファミレスで朝食、参議院選挙投票、ジムで遠泳&サウナ。何と体重は目標数値をキープ、と云うより夏痩せか。血圧上102下82と問題なし。午後はひたすら読書。著者のローナン・ファローは、ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性加害を報道し、#MeToo運動が生まれるきっかけをつくったジャーナリストのひとり。ゲイを公言している彼がウディ・アレンとミア・ファローの子供であることに驚いた。実の姉は父親であるアレンから虐待されたと告発をしている。これは権力を握った者が犯す過ちのプロセスを追ったドキュメンタリーであり、長くその悪業を知りつつ放置していたマスメディアや映画界のトップへの警告の書でもある。それにしても東欧のユダヤ系が出自のワインシュタインが、元モサドの探偵を雇って尾行・盗聴・流言飛語などあらゆる手を使って敵を篭絡する手段が凄い。『秘密保持契約』など≪口封じ≫でしかない。この手の良書を読むと米国の正義や修正能力を信じたくなる。
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望郷と海/黒パン俘虜記/収容所から来た遺書

2022-04-28 21:25:21 | 書籍
4/28(木)晴れ
8:00起床。散歩、朝食、真面目に仕事。午後も散歩、昼食、仕事。夕方、早退?して駅前の床山へ。我が仔と同じサマーカットにする。駅前のミスドで読書と甘味摂取。夜もひたすら読書。併読している3冊はいづれも刊行時に読んでおり再読であった。初版の奥付を見ると1972年、1983年、1989年。詩人・石原吉郎の随筆、胡桃沢耕史の直木賞受賞作、辺見じゅんの大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。題材はいづれもシベリア抑留がテーマ。思うところあり読み直したのであるが、戦争と云う事態は、人々にかくも過酷な体験をさせるのだ、と云うことを改めて再認識した。明治のキリスト教思想家・内村鑑三は、平和なときに平和論を唱えるのは容易く、戦争になってから平和論を唱えることこそ勇気が必要になると云っている。
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コロナと潜水服

2021-12-15 19:40:57 | 書籍
12/15(水)晴れ
6:00起床。アラーム10分前に覚醒するも布団から出られず。出勤日。6:25自宅を出て32分の通勤快速に乗る。奉公先到着7:20。午前中は新人のフォロー研修。課題をやっていなくても悪びれる様子もなく神経だけは太い。用意してきた常識問題50問をやらせると36%の正解率。ロシアの通貨単位や≪うわばみ≫の意味が解らず、と、まぁその基礎学力の低いこと。そう思うのは年を食った証拠か。昼に蕎麦とミニカツ丼のセット。健康診断の結果通知が届く。相変わらず中性脂肪が黄色信号。最近はやりのストレスチエックは問題なし。8割在宅で他人と接していないのだから当たり前である。定刻退社して池袋で途中下車。専門店でレアな食材を買いカフェで一服。贔屓作家の短編集(5編)を精読。幽霊とも心霊とも超常現象とも思われるようなエピソードが連なる。しかし各編ほんのりとした心温まるお話。平易な文章であるが会話や構成が上手くこれは名人芸の域だろう。18:00帰宅。我が仔と長い散歩。

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テスカトリポカ

2021-11-24 19:58:31 | 書籍
11/24(水)晴れ
6:00起床。出勤日。定刻7:30に奉公先到着。カレンダーやら手帳やら年末配布物品の整理をする。昼食は同僚と中華定食。食後に喫茶。文字通りコーヒーショップにて喫煙をするわけだが、そのスペースは定員3名と狭隘。背中を丸めて貰い煙草を遠慮がちに吸う。不良高校生だった大昔、部室で隠れて吸った罪悪・背徳感に似た感覚が蘇り思わず自嘲する。午後は退屈なコンプライアンス系の研修あり、眠気覚ましにレジメの余白に猥画を描く。16:00退社。帰路、駅前のファミレスで甘味摂取と読書。佐藤究の直木賞受賞作を読了。実にスリリングな読書体験をさせてもらった。メキシコの麻薬カルテルに君臨していた男が、ジャカルタ経由で川崎へ。古代アステカの暗黒神話と現代の臓器売買ビジネスが交錯するクライムノベル。宮部みゆき、三浦しおんが激賞するも、北方謙三・伊集院静は認めなかった問題作。その陰惨なバイオレンス描写とリアリティは読者の想像力で完結される。読後感の高揚は小説(物語)の醍醐味である。安直な映画化などしてほしくないと切に願う。タイトルはアステカ神話の神の名前でナワトル語で「煙を吐く鏡」を意味する。今年は奇しくもアステカ帝国滅亡から500年の節目だそうな。帰宅して我が仔と長い夜の散歩。

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人間通

2021-11-17 20:09:30 | 書籍
11/17(水)晴れ
6:00起床。出勤日。7:30奉公先到着。定例の封緘・発送業務がなく年末の配布物の整理など雑用で午前中終了。同僚と中華の昼食&食後の喫茶。午後は主計部の臨店あり。15:50定刻退社して池袋で途中下車。久しぶりに大型書店へ寄り四半世紀まえに刊行された文芸評論家/書誌学者・谷澤 永一の著作を買い、カフェで精読。亡くなって10年が経つ。弱年の頃、その著作に随分と影響を受け、本作も既読であったが、誰かに貸したかあげるかして書庫になくなって久しかった。一言で云うと人生における処世(指南)の書である。吝嗇と臆病は治らない、最も大切な属性は≪可愛げ≫であるそうな。潔き独断と偏見が清々しい。小首を傾げたり、我が意を得たり、気づかされたり、意表を突かれたり、励まされたり。巻末の選書100冊のリストのうち既読は10冊に満たない。われも若輩者の小僧也。人生は長い。帰宅して我が仔と長い夜の散歩にでる。月夜は明るい。

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アマニタ・パンセリナ

2021-09-06 19:50:18 | 書籍
9/6(月)曇り時々雨一時にわか天気
曇天の週明け。時折降雨。涼しいのは助かる。散歩、朝食、真面目に仕事。10:00リフォーム会社の営業あらわる。懸案の外装・屋根・防蟻など総額高級外車1台分の見積もりを持参。1時間半にわたって積算根拠の仔細を聞く。まぁつまりは大手だから安心料ですよ、と口では云わずとも顔に書いてある。相見積りは最低2社から取る、と牽制すると少し勢いが静まった。さてさてどうする。午後は遅い昼食を摂って我が仔と2度目の散歩。夕方、カフェで一服。中島らものエッセイ集を再読。 睡眠薬、シャブ、アヘン、合法幻覚サボテン、咳止めシロップ、毒キノコ、ハシシュ、大麻、LSDなど体験したドラッグについての蘊蓄と警句の数々。名著≪今夜、すべてのバーで≫は自身のアル中体験談であるが、これはラリ中でもあった作者の露悪的なドラッグエッセイである。その情報量(国内外の専門文献や体験本)が半端でない。人間が依存するのはドラッグばかりではない。そして何かに依存しない人間はいないだろう。破滅・退嬰的な内容にもかかわらず独特のユーモアに救われる。真面目な生活者としての一面も窺い知れて興味は尽きない。秋の夜長に備えて≪ガダラの豚≫と≪永遠(とわ)も半ばを過ぎて≫を再読するために書庫から取り出す。

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胸の中にて鳴る音あり

2021-07-27 20:27:05 | 書籍
7/27(火)雨後曇り時々晴れ
夜半から降雨、未明には台風らしく強風伴う。8:00起床。霧雨のなか我が仔と散歩。習慣と云うのは律儀なものである。朝食と昼食の準備、10:00までは真面目にお仕事。奉公先支給のスマホが震える。防災訓練の一環で安否確認あり。身辺変化なし。テレワーク中と返信。午後、晴れ間も見える中、2度目の散歩。昼のワイドショーはメダルラッシュに沸く五輪関連ばかり。夕刻、駅前カフェで一服。スポーツ紙と朝日・読売の読む比べ。やはり軽薄なネットニュースに比べて活字媒体は一日の長あり。緻密な取材と力量ある記者の記事に感心。五輪など中止にすべしと社説で書いた朝日の一面トップの扱いや苦心のレイアウトはプロ集団の仕事だろう。都内の感染者数が2,848だそうな。夜は贔屓ライターのコラム・ノンフィクションを精読。市井の人々の普通の生活。淡々とした活写(描写)を読み終えて、わが心中に澱のように沈むこの感情は何と云えば良いのだろう。波乱も万丈もない営みでも人心を動かすサムシングはあるということか。

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変身

2021-07-12 19:56:38 | 書籍
7/12(月)晴れ時々曇り一時にわか雨
梅雨明けを思わせる快晴の週明け。しかし油断してはいけない。いつ雨雲が発生して雷雨を伴うかもしれぬ、と天気予報士がニュースで語る。8:00起床。9:00まで真面目に仕事。我が仔と散歩、朝食後に洗面所の清掃。1時間ほどまた仕事を再開して、昼食に特製味噌ラーメン。午後は古典文学再訪と自ら銘打ってフランツ・カフカの代表作を再読。併せてアマゾンプライムにて2019年英国製作の映画も視聴。学生時代に課題で原作(ドイツ語)の一部を翻訳したことがあるが、実に端正で的確な文章だった。これは作者の母国語がチェコ語であることにも影響があると思ふ。淡々とした描写の中に乾いたユーモアや理不尽さもあり、さすが不条理小説の元祖である。映像の方は巨大甲虫をビジュアル化してグロテスクな仕上がりになってしまった。カフカ本人は謎の害虫を具体的に説明することを嫌っていたようで挿絵も拒絶していたそうな。独語の原文≪Ungeziefer≫は、有害生物全般(鳥や昆虫)を意味する。読む者、観る者の想像力で構築された姿かたちが最も効果を上げる。活字と映像の違いを感じる体験でもありました。

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原節子の真実

2021-06-27 20:09:10 | 書籍
6/27(日)曇り
珍しく天気予報(雨)が外れて終日曇天で薄日さえ見える。7:30起床。ネットで映画の予約をしようと演目を眺めるも時間帯が合わず、話題のアニメの特別興行とかで一律1,900円の料金設定されていることにムッとして鑑賞断念。我が仔と散歩、隣駅のファミレスで朝食&読書。最近、≪女帝≫で小池百合子を俎上にのせた石井妙子が5年前に発表した伝記を精読。42歳で忽然と引退して半世紀以上、全く人前に出ず隠遁生活をつづけた大女優の虚実に迫る。渾身の労作。映画ファン向けの評伝としても日本人論としても読める。昼前に帰宅して散歩と清掃と読書を交互に行って平和な一日。道行けば選挙カーに出くわす。何故か他県ナンバーでウグイス嬢もアルバイトなのだろう。主義主張もなく候補者の名前を連呼するばかり。都議選まで1週間。

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メルヘン誕生―向田邦子をさがして

2021-05-16 21:24:47 | 書籍
5/16(日)曇り時々雨
終日降ったり止んだりの愚図ついた一日。これは関東も梅雨入りか?7:50起床。我が仔と散歩。隣駅のファミレスでブランチ&読書。午後も小雨の合間に2度の散歩。濡れた夏草が匂い立つ。夜も読書。在野の中国文学者であり辛口のコラムニストでもある高島俊男の旧著を一気読み。没後40年が経つ向田邦子はドラマは無論、随筆、小説はリアルタイムで接している。特に珠玉のエッセイは何度再読したか。ほぼ同時代の鋭い読み手によって新たな向田像が浮かび上がった。理知的な読解力と優れた時代考証から、いまだ読み継がれている名人の諸作をこまかに検証している。随筆こそが虚構で小説は作者の赤心の吐露であったとは慧眼なり。少女の眼で見た戦前戦中の暮らしとは誰もが≪理想≫としていた団欒と日常であった。しかし、その文才を大いに称え、杜撰さもキチンと指摘しているところが潔い。当分は両者の著作を読み直してみようと思い書棚をあたる。

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セラピスト

2021-05-13 21:09:35 | 書籍
5/13(木)曇り後雨
終日降ったり止んだりの小雨模様。少々冷えた朝。8:00起床。曇天中に我が仔と散歩。課題が3点ほどあり比較的真面目にお仕事。成果物はメールで配信・指示・注意喚起。昼食に実家から貰った味噌きしめん。老舗の名品らしいがインスタントであることは否めず、少量多品種の野菜と豚肉を一緒に煮込んで豪華な一椀となった。ルーチンの単独散歩ができず調子が狂う。夕食は簡便なサンドイッチ。食後にひたすら読書。最相葉月の旧書(ドキュメンタリー)は心を病む人々に向き合う医師・臨床心理士の世界を描いて興味は尽きない。自身も相当に偏屈・偏向した性格の持ち主で、その手の診療を受けようと思ったこともあるが、まずはその≪業界≫を知るのも悪くない。
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人間臨終図巻

2021-03-14 20:17:47 | 書籍
3/14(日)晴れ
強風なれど快晴。8:00起床。我が仔と散歩。少し目先を変えて隣町のファミレスで朝食でもと自転車で行くも生憎閉店。並びのもう一店も10:00開店と30分以上あり。仕方なく駅前のマックで定番のセットをモソモソと咀嚼する。周囲は結構な混みようで、4人掛けのテーブルでパソコンや参考書を拡げている単身者にムッとする。傍若無人とはこのことか。ジムでエクセサイズでもと思うが、どうも体が重い。帰宅して愛犬と2度目の散歩に出る。思うところあって書棚から山田風太郎の旧著を出して精読。タイトル通り、千人近い著名人の臨終の様を描いた労作である。弱年の頃には大いに愛読したものであるが、久しぶりに部分再読する。あの偉人はその若さで、あの豪傑がそんなに長命、と行った事業や死因など興味は尽きない。昔は肺病や性病など不治の病であったのだな。病院で延命などとは無縁に潔く逝きたい。男女・貧富・賢愚にかかわりなく死だけは誰も免れない。夕刻、我が仔と3度目の散歩。夕食は冷蔵庫の整理残飯。夜は長い手紙をコンビニのコピーサービスでプリントアウト。白黒一枚10円。USBを持ってゆけば操作簡単。初めて利用してその利便性に感心かんしん。

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はつゆき?

2021-01-28 21:33:06 | 書籍
1/28(木)曇りのち雪(みぞれ)
寒い朝。寒暖はこたえます。我が仔と散歩、朝食、お仕事。某電鉄会社へ四半期業績発表の問い合わせ。オペレーターのお姉ちゃんに毒つくと直ぐに男性社員(直属の上長?)から連絡あり。CS運動の成果でありましょう。昼食後の散歩から帰って、15:00の発表までシコシコと作業を進める。さ~みぃ~なぁ~、と思って窓外を見ると雪が舞っていた。資料作成の締め切り時間と相まって、夕方の散歩も中止。観に行こうと思っていた映画も断念。晩飯時間だが食欲わかず。中途半端な霙道は、どこへ行くのも難儀。結構な大人になっても雪が降れば心躍る心境になったものだが・・・。57歳で孤独死した森万紀子に『雪女』という佳作がある。納戸の書棚から引っ張り出して拾い読みしているうちに熱中。孤高の女流作家の紡ぐ伝説に時を忘れた。

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