早朝(5時半ころ)犬と散歩をしていると、ケヤキの大木の下の雨水があまりあたらない地面が、あちこちで白っぽい斑模様になっています。近寄ってみると、土が掘り返されて、植栽時に用いられた盛り土の土砂が掘り出されているのです。黒っぽく、大きな狩バチが、何やらいっしょうけんめいにやっています。クロアナバチが、穴掘りや穴の埋戻しをしていたのです。その1頭だけでなく、別のところで同じようなことをしている別のクロアナバチもいました。
クロアナバチは、黒く大型のアナバチで、顔に白い毛が生えています。地面に巣穴を掘り、獲物(クロアナバチの場合はキリギリスの仲間)を捕えて麻酔して巣穴に運び込み、これに産卵してして幼虫の餌にするそうです。
クロアナバチが獲物を運んでくるところなどを見たかったのですが、野暮用で時間がとれませんでした。
《巣穴?を埋め戻すクロアナバチ 2013/09/14》
《クロアナバチが掘った(と思われる)穴 2013/09/14》