やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ツチガエル(富山市[大山町]寺家)

2020-10-05 10:27:45 | 両生類

アカガシ林の中を、積もった落ち葉を足で探りながら、ヒナカミキリを探して歩いていると、中ぐらいの大きさのカエルが跳び出しました。背中には大小のイボ状突起があるツチガエル(俗称イボガエル)です。

ツチガエルは、ヌマガエルとよく似ていますが、「背中のイボ状突起が大きいこと、腹が白くないこと、体臭が異なることなどで区別できる」ようです。このカエルの腹側を見ると、薄褐色でした。(ヌマガエルは本州中部以西の水田などでよくみられる南方系のカエルです。ただ、1990年代頃から関東地方などでも確認されるようになってきています。)

ツチガエルは、「水辺からあまり離れず、すぐに水に飛び込める位置にいることが多い」といわれていますが、今回出会った場所は近く(少なくても100m以上)には水場のない林の中でした。

(以上、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ツチガエル』参照2020/10/05)。


《林の中にいたツチガエル 2020/09/26》


《林の中にいたツチガエル 2020/09/26》


《林の中にいたツチガエル 2020/09/26》


《林の中にいたツチガエル(腹側は白くありません) 2020/09/26》

※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 52/56 ナナホシテントウ(春)

「ナナホシテントウ」の副題は、「見ると有名人に出会ったようでうれしかった」です。テントウムシは丸山さんが物ごころついたころからの身近な遊び相手。ナミテントウの蛹を集め、羽化させて、個体によって違う模様が面白く、収集家としての丸山さんの原点のようです。一方、天道虫の典型であるナナホシテントウは、ナミテントウに比べて珍しく、見かけるとなんだか有名人に出会ったような気になったそうです。
私が小さいころ、天道虫はすべてテントウムシで、いろいろな種類があることも知りませんでした。
下の写真は、我が家の庭の梅の木にびっしりついていたアブラムシを食べに来ていたナナホシテントウです。


《梅の木の下のヤマブキの葉にとまっていたナナホシテントウの成虫 2020/05/22 富山市》

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