やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

トノサマバッタ(産卵)(夢の平スキー場/砺波市五谷)

2020-10-10 17:55:00 | 昆虫類

この日は、久しぶりの晴天。私たち夫婦の46回目の結婚記念日です。コロナ禍の最中なので、夢の平スキー場で景色とコスモスの花を楽しみながらのコンビニランチです。

シートをひろげ、山用バーナーで沸かした湯でコーヒーを飲みながらの昼食。コスモスはまだ咲き始め、平日なので、人出はちらほらです(今年、恒例の「コスモスウオッチング」は中止)。

気がつくと、シートの近くでトノサマバッタが腹部を土に挿し込んで産卵していました。産卵に集中していて、ぐるりと周りを歩きながら写真を撮っていても、逃げません。秋に産まれた卵は、越冬して翌年春になってから孵化するそうです。


《咲き始めたコスモス 2020/10/02》


《記念日のランチ会場(シートの上にもトノサマバッタが…) 2020/10/02》


《腹部を土に挿し込んで産卵していたトノサマバッタ 2020/10/02》


《腹部を土に挿し込んで産卵していたトノサマバッタ 2020/10/02》


《腹部を土に挿し込んで産卵していたトノサマバッタ 2020/10/02》

※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 55/56 ヤマトシジミ(春)

「ヤマトシジミ」の副題は、「手に粉をつけて遊んでは、ボロボロにしてしまった」です。幼虫がカタバミを食べるため、街中の空き地や花壇でふつうに見かけるヤマトシジミ。丸山さんは、子どものころ、ヤマトシジミを捕まえて、手に粉をつけて遊んでいたそうです。
我が家の庭でも、カタバミは抜いても抜いても生えてくる厄介な雑草。このカタバミを幼虫が食べるヤマトシジミは、庭でいちばんたくさん見かける蝶です。次いでモンシロチョウ>キチョウ(特に秋)>アゲハチョウ>ツマグロヒョウモン>ウラナミシジミ(秋)>キアゲハと続き、たまに見かけるのはモンキアゲハ、ツバメシジミ、ベニシジミなどです。
下の写真は、我が家の庭のヤマトシジミのサナギと羽化した成虫です。


《蛹になっていたヤマトシジミ 2018/09/11 富山市》


《成虫の翅が透けて見えてきたヤマトシジミの蛹 2018/09/11 9:01 富山市》


《羽化したばかりのヤマトシジミ(赤丸内は羽化殻) 2018/09/11 9:31 富山市》


《ほぼ翅が伸び切ったヤマトシジミ(赤丸内は羽化殻) 2018/09/11 9:38 富山市》

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