やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

モリズミウマ?♀(称名渓谷/立山町芦峅寺)

2020-10-28 06:19:58 | 昆虫類

称名滝見物からの帰り道、痛む足を引きずり、遊歩道脇の法面の草むらなどをちらちら見ながら歩いていると、何か茶色い虫が目に入りました。近寄ってよく見ると、カマドウマの仲間です。

後で『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』で調べると、自信はありませんが(いつものことです…)、モリズミウマのよう気がします。同書には、「前胸には強い光沢がある点で一見コノシタウマに似ているが、後肢脛節の背面に並ぶ棘はすべてほぼ同じ大きさであることが区別点。体長♂19~23㎜、♀約21㎜。山地の林床に普通。夏~秋に成虫。」などと書かれています。

山地の林床に普通だそうですが、私には初見の虫でした。


《落ち葉の上にいたモリズミウマ?♀ 2020/10/27》


《落ち葉の上にいたモリズミウマ?♀ 2020/10/27》

※ 週間天気予報では10/27だけが1日中晴れ、紅葉も今が盛りのころ、新型コロナ禍の影響であまり外へ出かけていないことなどから、久しぶりに妻と握り飯持参で「称名滝」に紅葉見物に出かけました。二人とも「滝まで歩けるかな…?」と心配しながら。
  天気は予報どおりの晴天、10時ころに自宅を出発、称名平の駐車場に着いたのが11時ころ。平日ですが駐車場はほぼ満杯。ここに車を停め、歩いて称名滝へ。1.3kmですがそれなりの勾配があり、片道約30分の道のり。昔は何ともなかった道が、結構こたえます。以外に多くの人が歩いていますが、ほとんどは中高年。皆さんに追い抜いてもらって、周りの紅葉を見ながらゆっくりと歩きました。
  称名滝はかなり水量があり、隣のハンノキ滝にも水が落ちているのが見えます。
  称名滝の総落差は350m、日本一とも言われる四段の滝で、一段目(最上部)が70m、二段目58m、三段目96m、四段目が126mで、滝つぼの直径は60m、深さは約6mです(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/称名滝』参照2020/10/28)。
  紅葉の間を流れ落ちる称名滝を見ながら昼食。滝と紅葉を十分楽しみました。
  帰りに、悪城の壁を臨む休憩所で、湯を沸かしてコーヒーを飲んで、2時半ころには帰宅しました。


《何とか辿り着いた称名滝展望台 2020/10/27》


《称名滝展望台からの称名滝 2020/10/27》


《称名滝展望台からの称名滝(右側はハンノキ滝) 2020/10/27》

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