悠遊・・・

徒然なるまま,四季折々の山野歩き備忘録。

悪戦苦闘!久住山 日の出観賞(大分県)

2015-01-10 | 5.くじゅう連山
久住山から望む日の出(左は稲星山)

2015.01.09(金)晴れ、強風。
 九重町の天気予報では終日晴れマーク風速1~2気温―5℃だったが・・・。
2時40分頃に牧ノ戸駐車場に到着、気温―7℃で風が強いくややガス掛かっている!!
日の出観賞は諦め夜明けからにするか迷ったが、ガスが晴れ天空一面に月夜の星が現れたので決行。。。
駐車場に朝駆登山者?と思われる車が4台駐車、思いの外少ない。

扇ヶ鼻分岐手前まで風はさほど強く無く、月の明かりと圧雪された雪道で歩き易かったが、
扇ヶ鼻分岐付近からはガスと風が強まり、雪が少なく足元不安定で体が風に揺らされる事が度々・・・。
(強風の為途中で1名引返された様だ?)

避難小屋手前の下りでは風に煽られ足元不安定のため、仰向き四つん這いで・・・。
小屋で1名先着、時間調整をしているともう1名到着され2名とも天狗ヶ城へ・・・。
*昨年1月17日はガスと霧氷混じりの強風の為避難小屋で引き返したが、今回は霧氷が出来ていなかったので助かった。
  (霧氷が飛散し顔や目に当り堪らない程痛かった。)

日の出は7時14分 稲星山の右側から昇った。
強烈な風が吹き身体が吹き飛ばされそうで、石や標柱に摑まりの撮影!
三俣山方向から天狗ヶ城・中岳方面へガスが流れたが、久住山の北側にはガス掛からずブロッケン現象は無し。

御池は凍り、目標の一つである御池歩きを楽しんだ後中岳避難小屋で風が弱まるのを待っていると、
2名が来られ『今日の朝駆けは天狗ヶ城2名・中岳1名。両山ともブロッケン現象が生じ良かった』とのこと。
『貴方も行くんでしょ?』と言われたが、『風が強く指先が痛いので退散します』と言って別れた。
*顔は前回(1/17)の教訓で購入の目出し帽が役だったが、
  写真撮影で疎かになる右手の防寒・保温方法が必要!

久住分れの避難小屋で食事を摂り暫くすると風が弱まってきたので星生山へ・・・。

行動時間(単独)
牧ノ戸発3:45-25-沓掛山ー41-扇ヶ鼻分岐ー14-星生山分岐ー36-避難小屋ー22-分岐ー24-久住山ー30-
分岐ー13-御池ー3-中岳避難小屋ー24-避難小屋ー55-星生山ー26-星生山分岐ー9-扇ヶ鼻分岐ー35-
沓掛山ー19-着12:58
実行動時間:376分(6時間16分)  入山時間:9時間13分
概略行程図


中岳・久住山分岐点       久住山山頂標柱と日の出前
  

【日の出の推移】
直前         日の出
  

  

稲星山側からだったら綺麗なブロッケン現象が出来たであろうと思える【光の環】




日の出直後と久住山標柱


朝日を浴びる【三俣山】


朝焼ける【久住山山頂】


赤川登山道分岐近くから【阿蘇五岳】
  

星生山
(強風で身体が揺れるため、座り込んでの撮影)


ガス掛かる早朝の御池と盛り上がる池の淵
  

中岳避難小屋から
御池と天狗ヶ城       中岳           稲星山
    

御池と星生崎(星生山)


輝く【御池】


天狗ヶ城・中岳分岐地点から望む【星生山】


星生崎手前から避難小屋と久住山


星生山の岩稜


星生山山頂から
左から三俣山・平治岳・大船山


左から大船山 標柱の右から天狗ヶ城・稲星山・久住山


涌蓋山


長者原・タデ原湿原


左:(星生尾根)星生崎と久住山


沓掛山標柱と沓掛山からの眺望
  

牧ノ戸登山口


星生山で見掛けた数少ない【霧氷】


*写真では【絶好の山歩日和!】だが・・・。
11時頃からは風が弱まり山歩日和に。。。


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2 コメント

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まあ、なんて!! (けいこたん)
2015-01-12 07:36:07
あまりに美しい!!
写真の一枚一枚が渾身の作品ですね!
繰り返し繰り返し写真を見ていました。
正に、「その時そこへいかなけば見れない景色」ですね。
堪能させて頂きました。朝焼けはもちろんのこと、どの写真も生きているようです。特に銅色に輝く三俣山はこの時この時間でないと見れないものでしょうね。この写真、力強くて私のお気に入りです。(^^)
それにしても、これほどの素晴らしい景色に出会うために、とんでもない寒さと強風に合われたのですね。寒そう、寒そう。風強そう!
怪我もなく無事に下山できて何よりでした。
風邪など召されませんでしたか?
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いい思い出!の山歩に・・・。 (悠遊・・・)
2015-01-12 11:20:41
 ありがとうございます。

年に一度?のくじゅう日の出山歩でご来光を拝観できました。
山々が冠雪していると素晴らしい朝焼けだろうなぁ~~、と少し残念な気持ちにも・・・。 (欲ですね)

寒さ対策として膝上・背中・手袋にカイロを貼りつけていたのですが、手は写真撮影で無防備になり痛くなりました。
*今 手指全体を覆う筒状の防寒・保温方法を考案中です。

久住山への登山道はガレ石と雪解け氷結で不安定のうえ、烈風の為転んだり身を屈めたり度々でしたが、
新鮮ないい思い出の山歩だったと今は思っています。

*好天の雪山ではサングラス必携ですね!
 (星生山では積雪・好天により紫外線で少し目を痛めました。)
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