【The Daily Digest】Zeleb.es
タイトルに掲げた疑問は、私だけでなく多くの人が抱いていると想像する。特定の宗教を信じて生きていない人は、まず理解不能だろう。
ジャーナリストのティム・アルバータの答えをみてみよう。ティムは著書『The Kingdom, the Power, and the Glory』でこの問題に取り組んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【1】福音派のなかにはトランプ元大統領が「神に任命された」と信じている人も多いのだという。
【2】さらに、福音派の多くが「アメリカは神に祝福された唯一の国だ」と信じているとも指摘している。
「キリスト教徒のトランプ元大統領支持者たちがこういったことを本当に信じているのだとすれば、トランプ氏がどんな『罪』を犯しても許してしまうのも当然と言えます」
【3】「聖書を読んだことはありますか? 聖書に出てくる人たちにも何度も結婚した人は多いし、常に完璧というわけでもありません。人間は完全ではないのです。完全なのは神です」
【4】『Discourse』誌に寄稿した福音派のマーク・デヴィッド・ホール氏は、自分はかつてトランプ元大統領に投票したし、次の選挙でもそうする、その理由は彼が宗教の自由を支持しているからだ。
【5】ホール氏はさらに、トランプ元大統領は「ロー対ウェイド判決」を覆す*という多くの福音派にとっての悲願も達成したと記している。・・妊娠中絶を全国禁止から州ごとに選べるとする判決
【6】共和党ローレン・ボーベルト議員からコメント「「『国家と宗教との分裂』といった類の妄言*にはうんざりしています。教会は政府を導くよう期待されているのです」・・正教分離のこと
【7】福音派牧師でもあるブラッド・シャーマン下院議員は「たしかにトランプ氏は無作法です。彼は戦士なのです。いま現在の政治闘争の場においては、彼のような人物こそが求められています。
【8】アイオワ州のアル・ペレス牧師はNPRに対して、一部のキリスト教徒がトランプ元大統領をほとんど崇拝していることに関する懸念を表明している。
「ラテン系の福音主義者として、私は強く懸念しています。これはほとんど……救世主に対する信仰も同然です。この言い方が一番よく伝わるでしょう。大変懸念しています」
「どこからが異常な崇拝なのかわからなくなっているのでしょう。誰かひとりの候補者が、アメリカや世界の抱えるあらゆる病理や問題を鮮やかに解決してくれると信じた時、それはもう
すでになんらかの一線を越えているのです」
【9】キリスト教のもっとも基本的な教えは、たとえ異なる土地に生まれ、地元のコミュニティから疎外された人であっても温かく受け入れ、お互いを愛し合うということのはずだ。
トランプ元大統領は最近、移民は人間ですらなく「動物」同然だと語ったことがある。このような発言をする人がキリストの教えに従っていると言えるのだろうか。
【10】白人キリスト教徒たちの目下の関心事は、「自分たちのために闘ってくれる人物」を権力の座に押し上げることだけらしい。それこそが自らの信仰に合致した振る舞いだというのだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18世紀までの王国のごとく「神・国家・リーダー」は一体だと信奉する人たちにとり、トランプ氏は其の信心に叶う人物なので、いち個人としての倫理欠如や過ちは大統領としての適性云々とは
別次元。だから不問に付す。・・これを一点の陰り無く善と信じている人には何を説いても始まるまい。なぜ福音派はトランプ氏を支持し続けるのか?と問う人の疑問に答えは出た。
だが、答えが出たからおしまいじゃない。トランプ氏が返り咲くと日本も世界も再び振り回されるのだから、シュミレーションを繰り返し、政策を用意するだけだ。
何度も繰り返すが『もし地上に宗教なかりせば・・』と思ってしまう。戦争を含め大半の愚かしい争いは発生しないだろう。超越者の存在を必要としない人まで迷惑するのだから困ったものだ。
タイトルに掲げた疑問は、私だけでなく多くの人が抱いていると想像する。特定の宗教を信じて生きていない人は、まず理解不能だろう。
ジャーナリストのティム・アルバータの答えをみてみよう。ティムは著書『The Kingdom, the Power, and the Glory』でこの問題に取り組んでいる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【1】福音派のなかにはトランプ元大統領が「神に任命された」と信じている人も多いのだという。
【2】さらに、福音派の多くが「アメリカは神に祝福された唯一の国だ」と信じているとも指摘している。
「キリスト教徒のトランプ元大統領支持者たちがこういったことを本当に信じているのだとすれば、トランプ氏がどんな『罪』を犯しても許してしまうのも当然と言えます」
【3】「聖書を読んだことはありますか? 聖書に出てくる人たちにも何度も結婚した人は多いし、常に完璧というわけでもありません。人間は完全ではないのです。完全なのは神です」
【4】『Discourse』誌に寄稿した福音派のマーク・デヴィッド・ホール氏は、自分はかつてトランプ元大統領に投票したし、次の選挙でもそうする、その理由は彼が宗教の自由を支持しているからだ。
【5】ホール氏はさらに、トランプ元大統領は「ロー対ウェイド判決」を覆す*という多くの福音派にとっての悲願も達成したと記している。・・妊娠中絶を全国禁止から州ごとに選べるとする判決
【6】共和党ローレン・ボーベルト議員からコメント「「『国家と宗教との分裂』といった類の妄言*にはうんざりしています。教会は政府を導くよう期待されているのです」・・正教分離のこと
【7】福音派牧師でもあるブラッド・シャーマン下院議員は「たしかにトランプ氏は無作法です。彼は戦士なのです。いま現在の政治闘争の場においては、彼のような人物こそが求められています。
【8】アイオワ州のアル・ペレス牧師はNPRに対して、一部のキリスト教徒がトランプ元大統領をほとんど崇拝していることに関する懸念を表明している。
「ラテン系の福音主義者として、私は強く懸念しています。これはほとんど……救世主に対する信仰も同然です。この言い方が一番よく伝わるでしょう。大変懸念しています」
「どこからが異常な崇拝なのかわからなくなっているのでしょう。誰かひとりの候補者が、アメリカや世界の抱えるあらゆる病理や問題を鮮やかに解決してくれると信じた時、それはもう
すでになんらかの一線を越えているのです」
【9】キリスト教のもっとも基本的な教えは、たとえ異なる土地に生まれ、地元のコミュニティから疎外された人であっても温かく受け入れ、お互いを愛し合うということのはずだ。
トランプ元大統領は最近、移民は人間ですらなく「動物」同然だと語ったことがある。このような発言をする人がキリストの教えに従っていると言えるのだろうか。
【10】白人キリスト教徒たちの目下の関心事は、「自分たちのために闘ってくれる人物」を権力の座に押し上げることだけらしい。それこそが自らの信仰に合致した振る舞いだというのだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18世紀までの王国のごとく「神・国家・リーダー」は一体だと信奉する人たちにとり、トランプ氏は其の信心に叶う人物なので、いち個人としての倫理欠如や過ちは大統領としての適性云々とは
別次元。だから不問に付す。・・これを一点の陰り無く善と信じている人には何を説いても始まるまい。なぜ福音派はトランプ氏を支持し続けるのか?と問う人の疑問に答えは出た。
だが、答えが出たからおしまいじゃない。トランプ氏が返り咲くと日本も世界も再び振り回されるのだから、シュミレーションを繰り返し、政策を用意するだけだ。
何度も繰り返すが『もし地上に宗教なかりせば・・』と思ってしまう。戦争を含め大半の愚かしい争いは発生しないだろう。超越者の存在を必要としない人まで迷惑するのだから困ったものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます