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(故)ロバート・ケネディ司法長官の不詳の息子  <家族・環境活動団体・民主党支持者>全てへの えげつない”裏切り”

2024-09-03 13:47:43 | 時評
◆【毎日】トランプ氏と共闘を選んだケネディ氏  嘗ての花形環境派弁護士の「悲しい結末」 【ニューヨーク八田浩輔】
・ ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は、大企業や自治体を相手に幾多の公害訴訟を争った環境派弁護士だった。一方、トランプ氏はかつて地球温暖化を「でっち上げ」と呼び、
  バイデン政権の環境規制や政策の多くを破棄すると明言する。「ハリス大統領」の誕生を防ぐために手を握った2人は、地球環境をめぐる意見の相違については有権者に語っていない。

 ケネディ氏の環境保護活動の原点は1980年代初めにさかのぼる。ヘロイン所持容疑で逮捕され、裁判所から2年間の保護観察と社会奉仕活動を命じられたことがきっかけだった。
  世界的な環境NGO「自然資源防衛協議会」(NRDC)にボランティアとして加わり、その後30年近く同団体の弁護士として米国内外のプロジェクトに関わった。ニューヨーク州を流れ、大西洋に注ぐ
  ハドソン川とその支流の環境改善を巡っては、汚染源のモニタリングと原因企業などに対する訴訟を組み合わせた運動を展開。その手法は他地域のモデルとなり、米タイム誌の「地球の英雄」の一人に
  選ばれたこともある。


* ところが米ニューヨーク・タイムズによると、2000年代に入り、ケネディ氏はワクチンと自閉症を結びつける根拠の乏しい主張を広め始め、それまで共に活動してきた同僚たちと距離を置き始めた
  という。新型コロナウイルス流行後には、ウイルスが特定の人種を「標的」にしているなどと発言し、差別を助長するとして大きな批判を集めた。← What's happened to him ?
   NRDCは今年4月、シエラクラブなど有力な環境団体と発表した共同声明でケネディ氏を「危険な陰謀論者で科学否定論者だ」と糾弾し、大統領選からの撤退を繰り返し呼びかけた。

* 米紙ワシントン・ポストの分析によれば、トランプ政権が撤廃や見直しした環境関連の規制は70以上に及び、連邦レベルで大気汚染対策を含む環境政策は後退した。 
   ←「南極・北極での氷山融解、海水温や平均気温の上昇、暴風雨激甚化」もすべてトランプ氏は否定。化石燃料からの排気ガスを原因とは認めない。地下シェールガス採掘時のメタンガスも無視。

 「米史上最高の環境大統領」を目指すとうたったケネディ氏はハリス陣営に協力を持ちかけたものの相手にされず、かつて自身を「急進左翼の狂人」と呼んだトランプ氏との共闘を選んだ。
  トランプ陣営は選挙戦で勝利すれば、ケネディ氏を政権移行チームに起用する方針だと報じられている。

★ トランプ氏への支持表明を受けて連名で声明を発表したケネディ氏のきょうだい5人は、「私たちの父と家族が最も大切にしてきた価値観への裏切りだ」とつづり、こう結んだ。
  「悲しい物語の、悲しい結末だ」
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 先日、自民党総裁候補・河野一郎氏の再生エネルギー&原発稼働をめぐる【変節】指摘を紹介したが、R.ケネディJr.は変節を通り越し【裏切り】とみなされている。
(故)ロバート・ケネディ氏の息子に生まれながら、こうもオカシクなってしまった Jr. ・・・往時のケネディ家を記憶する世代には、此の捻じれようひとつ観ても、今昔の憾に耐えない。

 イーロン・マスクにもトランプ氏は投票の前から(自分を支持してくれたら閣僚にするかも)とエサをまいて背景の支持者票をかすめ取る作戦だ。 でも、選挙に利用したら、お払い箱だろう。
  日本でそこまで露骨なやり取りは今のところ表立って見えないが、裏では推薦人集めで似たようなことが進行中か?  油断大敵!!
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