15(土)朝、軽い咽喉の腫れを感じつつ「ままよ!」と6Km 散歩に出たのが災いしたとみえ、とうとう本式のカゼひき状態に。とはいえ、発熱は軽く、大したことはないのだが、ダラダラ・ごろごろ、いつになく何時間も眠れてしまう、そんな日が続き、此のブログにも手が伸びなかった。「静夜思」即ち、静かな夜、物思いにふける状態ではなかった。
今朝は幾分ましになった気がして開いたわけだが、はて、<このカゼをひく>という言い方、考えると面白い。蒸し暑さに苛立ち、窓を開けたまま寝たから体調がおかしくなったのには違いない。”夜風を身に引き込んだ”という感覚は合っている。 英語でもCatch a Cold という。 同じ発想だ。
ところが漢語では<感冒>という。漢和辞典を繙くと、「冒」とは<眼に覆うものが被さり前が見えなくなっている状態>が原義。そこから<無茶をする>意味に拡大したとある。体調の場合では、「冒」を感じる、つまり<のぼせる=冒>のを<感じる>という表現になり、日本語の「風」を引き込む感覚と同じではない。発熱状態になりウンウン苦しむ感覚の表現であろう。
もうひとつの<冒寒>は、<寒さ>を<押し切って~する=冒>状態の意味。即ち、これも悪寒に震えながら無理に何かをしている状態を指す言い方だ。 漢語では「カゼにかかった状態」を表現するのに対し、日本語/英語では「カゼに罹るプロセス」を捉えているわけだ。
こんな些細な、然し最も日常生活に身近な現象の表現でさえ、これほど捉え方と言い回しが異なる、そういうことを面白がるのは頭脳が働かない状態にはもってこいの御遊びだ。 。。。。てなことをフニャフニャ、ああ、もう少し横になろう・・・・・。
今朝は幾分ましになった気がして開いたわけだが、はて、<このカゼをひく>という言い方、考えると面白い。蒸し暑さに苛立ち、窓を開けたまま寝たから体調がおかしくなったのには違いない。”夜風を身に引き込んだ”という感覚は合っている。 英語でもCatch a Cold という。 同じ発想だ。
ところが漢語では<感冒>という。漢和辞典を繙くと、「冒」とは<眼に覆うものが被さり前が見えなくなっている状態>が原義。そこから<無茶をする>意味に拡大したとある。体調の場合では、「冒」を感じる、つまり<のぼせる=冒>のを<感じる>という表現になり、日本語の「風」を引き込む感覚と同じではない。発熱状態になりウンウン苦しむ感覚の表現であろう。
もうひとつの<冒寒>は、<寒さ>を<押し切って~する=冒>状態の意味。即ち、これも悪寒に震えながら無理に何かをしている状態を指す言い方だ。 漢語では「カゼにかかった状態」を表現するのに対し、日本語/英語では「カゼに罹るプロセス」を捉えているわけだ。
こんな些細な、然し最も日常生活に身近な現象の表現でさえ、これほど捉え方と言い回しが異なる、そういうことを面白がるのは頭脳が働かない状態にはもってこいの御遊びだ。 。。。。てなことをフニャフニャ、ああ、もう少し横になろう・・・・・。
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