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国体論と戦後日本ⅡⅩⅦ

2016年04月23日 | 歴史
 我が国日本を考えるとき、様々な視点から議論が必要です。国体と政体という言葉、他にも様々な表現の仕方があるでしょう。
ただし、この二つはきちんと区別する必要があります。この二つのどこがどう違うのかをはっきりすべきなのです。
今の国民や政治家にはこの二つを区別する意識が低い気がします。
例を挙げれば『国民主権』と言う言葉はどのように取れられているでしょうか。読売新聞、産経新聞、そして自民党から出てくる憲法改正草案にこの言葉が登場します。
しかし『国民主権』と言うこと自体をきちんと考える動きはほとんどありません。そのまま素通りしているのです。でもその言葉は自明の如く草案に書かれているのです。
その部分に関しては議論にすらなっていないようです。ではこれらの団体は宮沢革命論を認めているのでしょうか。
戦後の憲法論議の中で『国民主権』と『国家主権』の違いは国体論とも繋がっているのではないでしょうか。
『国民主権』を言う人たちは宮沢革命論という所に立脚しているように私には見えます。本当にそれで良いのでしょうか。
憲法制定に際して、少なくとも主権と言う問題については我々にとってより厳密な理解が必要だと思います。

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