私の人生(スワミ)22(1,998年のご講和)
そこには山がありました。その山の側で彼は「アッラー・・・・」とイスラムの祈りを唱えました。それから降りて来て、こう言いました。「神はひとつです。すべての宗教はひとつです。私はここにいてもいなくてもどちらでも構わないのですが、ここに留まるようマスターに命令されました。ニームの枝はまだここにあるのです」
今でもそこには小さな寺院があり、毎年ラマダン祭の期間にはその木から砂糖が流れ出します。今はもうその木は枯れています。完全に枯れているにも関わらず砂糖が、大量の砂糖がその木から流れ出します。
何十万人の人々が、そのダルガーでの奇跡を目にしています。私は両親から家を追い出された時、そのダルガーつまりモスク、そのイスラム教の寺院に行きました。その中にはババ・ファクディンのサマディがあります。
私は寺院の中に入り瞑想をしました。それから両手でそのサマーディの墓を触りました。するとババ・ファクディンが墓の中から出て来て、私の両手を掴んだのです!手はまったく動かせなくなりました。
私は必死で両手を後ろへ引こうとして、15分くらいもがきましたが、彼は私を捕らえて笑いながらこう言いました。「まだ力が残っているなら手を引いて見なさない」私の頭がおかしくなったのではありません。私は必死に頼みました。