野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

多峰主山を歩く

2011-02-14 | ハイキング
 

 多峰主(とうのす)山は飯能市の北西にある300m足らずの低山だ。野の花の咲いていないこの時期、軽い足慣らしとバードウォッチングを兼ねて歩いて見た。


 駅から歩いて10分、降り立った飯能河原にはダイサギがいた。



 少し上流ではクサシギらしき鳥に会えたが、なかなか近寄れない



 急いで逃げ去ったカワウ



 名栗川の右岸を歩く。昭和の匂いのする建物たち






 道端ではホトケノザが咲きだしている。



 金蔵(こんぞう)院の八耳堂(はちじどう)



 橋から見た名栗川



 橋を渡って暫く左岸を引き返してから山道へ入った。






 断崖絶壁の上にたつ御蔵八幡神社



 15分ほどで多峰主山頂上、ひと組の老夫婦が憩っていた。私も少し離れた所で遅めの昼食とした。
 山頂の標識の脇には経塚があって、古くからの信仰の山だったことが偲ばれる。



 眼下の飯能市街



 反対側は秩父の山々




 奥武蔵自然歩道を下る途中、シロハラに出会った






 高麗峠






 巾着田のドレミファ橋には昔の面影はない



 向こうに見えるのは日和田山



 青々とした草を茂らせる彼岸花



 ここの河原で野鳥との出会いを期待していたのだが、河原の工事中で殆ど駄目。僅かにセキレイやチドリ、カワラヒワなどを見かけただけ。20年前にはカワセミはおろかヤマセミまで飛び回っていたのに。




 この時季日の落ちるのが早い。頬にあたる風を冷たく感じ始めたら、日差しが熱と明るさを失い、やがて茜色を帯びてくる。

 川岸にじっと立つコサギは十分餌をとることができたのだろうか。






 <この辺で>