nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

スベリヒユ・自宅

2018年07月25日 | 雑草
学名:Portulaca oleracea  科名:スベリヒユ科  属名:スベリヒユ科
この植物のことは、よく見た事はありますよね。花より葉が主ですね。花は7.8mmの小さな花です。
抜いても抜いてもまた次々に生えてくる畑の雑草の代表、名前はスベリヒユ。中近東が原産で、世界の多くの地域
そして日本全土に生えています。

山形では「ひょう」と呼びます。「ヒユ」の音から来ているのでしょうか。
ひょうは「ひょう干し」として保存が利くように加工したものを、主に、雪の降る冬の間に調理して食べるのが一般的です。
特に正月の縁起物の料理として、あるいは病よけとして食べられてきました。これは初耳でしたね。
でも食べるとなると道端のは嫌ですね。山形ではひょう干しを店で売っているそうです。家庭で作る場合は、熱湯でさっと
茹でたものを天日に干して完全に乾燥させます。ひょう干しは土用に干したものがおいしいそうです。
食べ方は↓のブログをお尋ねください。
http://www.muninokai.com/f_pict/suberihiyu.html

もっと、驚いたのは、生のひょうを茹でてカラシ醤油でおひたしとしても食べるそうです。
生のまま好みのドレッシングでサラダでも。炒め物にしたり、トマトといっしょに豚肉や鶏肉や魚などをあわせオリーブ油で
煮込んだりして食べるようです。

もっともっと、驚いたのは、紀元前から食べていたそうです。それにしては、やはり雑草のかなしさであまり好まれないので
しょうね。

またまた驚くのは、薬草並みの栄養価です。)^o^(
http://portal.nifty.com/kiji/150821194367_4.htm  には料理の方法まで書いてあります。完全に野菜(薬草)です。

私の、スベリヒユの思い出は、父が、大きく立派に育てていたことです。私が行った時、雑草じゃないの?
というと笑ってガッカリしていたことです。

ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)と間違えたのですけど、こちらも実まで食べられるそうです。
でも、マクロ(もどき)で撮ると雄蕊が沢山で可愛いです。この花もベランダと通路の間から生えていました。
写真を撮ったから、抜いておきます。花をマジマジ見たのも初めてです。アチコチ生えていますので置いておくほどの事でもありません。






























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ホオズキ・自宅

2018年07月23日 | nokoの花図鑑
学名:Physlis alkekengi var. franchetti  科名:ナス科  属名:ホオズキ属  原産地:東南アジア
用途:鉢植え 露地植え  耐寒性:強い

初夏~夏に淡いクリーム色の小さな花を咲かせ、提灯のような袋に入った果実ができ、お盆頃に赤く色づきます。
袋の部分は萼が大きく発達したものです。袋の中の丸い果実の中にはたくさんのタネが入っています。

たいして手間がかからず手入れをする必要もありません。冬になると地上部の葉が枯れて見苦しくなりますが
完全に枯れるまでほおっておきましょう。

ナス科の植物ですので、ナス科の植物との連作障害を起こしますので、ナス科の植物が植わっていた場所には植えないでください。
また連作障害を起こすために、同じ場所で育てていると徐々に弱り、いつのまにか消えてしまいます。
ホオズキは地下茎をのばして広がっていきます。庭植えしていると広がって他の植物の生育を邪魔することもあります。

一区画に広がっていく勢いを見せました。1昨年から、果物用の大鉢に植えました。今年は、一杯に広がり、これでも
随分、抜きました。

20本余りのホオズキが咲いていますので、お墓参りまで持てばいいがと、思っています。今日写真を撮るのに、
回してみますと、日の当たらない側には青い実が残っていました。青い実の方を南に向けました。
ホオズキは日当たりと、水やりがポイントになります。

『ホオズキ(鬼灯)といえば、観賞用として栽培されているものを良く見かけます。実がなる6月から7月は東京では
盂蘭盆会にあたり、故人が彼岸(あの世)から帰ってくる際の灯りとしてホオズキを飾る風習があります。』

最後の写真は 2017/07/31 の花と2017/10/14 のネット状になったホオズキです。













































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カシワバアジサイ・自宅

2018年07月22日 | nokoの花図鑑
学名:Hydrangea quercifolia  科名:アジサイ科(ユキノシタ科)  属名:アジサイ属の落葉低木
原産地:北米東南部  樹高:50〜200cm

2018/06/05 に真っ白の柏葉紫陽花を投稿しています。やはり、白い時は綺麗ですね。何時も花が、終わると切りますが
今年は、忙しいのと、暑さで、今まで、ほっていました。花がピンク色に楽しめることもあり、それも一つの楽しみです。
秋は葉が真っ赤に紅葉します。今、我が家のカシワバアジサイは大きくなり過ぎましたので
今日は花後の手入れについて投稿してみます。

手入れ
形よく仕立てる
苗木を、枝を切らず放任で育てると、枝分かれしないひょろりとした姿になりやすいです。苗木の段階で落葉期の冬に地際に
近い芽のある位置でばっさりと切り落とし、小枝を出させるようにします。そうすることでバランスよく茂った樹形に仕立てられます。
樹形が出来れば以降は毎年、かるい剪定を行います。

剪定(枝を切る作業)
花房を付けたままにしておくと体力を消耗するので花後は葉の付け根にある新芽の上で花房ごと枝を切り落とします。
適期は6~8月、あまりばっさりと深くは切りません。花は長期間楽しめるのでもったいない気もしますが
翌年のことを考えて思い切って早めに切ってしまいましょう。
樹姿が乱れていて気に入らない場合は、落葉期の2~3月に軽く剪定を行います。枝にはすでに花芽が付いているのでバランスを
崩している枝を切りそろえて、枯れた枝や古い枝を整理する程度にとどめます。
ばっさりいくと花芽ごと枝を切り落とすことになるので気をつけましょう。
樹姿が出来ていれば花房を切り落とす以外、ほとんど剪定を必要としません。








































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バラ(ピース)・自宅

2018年07月22日 | バラ
折角3輪の蕾が出たので、2日間だけ花を見ることにしました。20・21日の朝・夕だけの撮影です。
ピースは以前から持っていたのですが、この度wikipediaで初めて経緯・評価などを勉強しました。

『ピース (Peace) はバラの園芸品種で、黄色に桃色を帯びた大輪花を咲かせる。バラの品種改良の歴史の中で、
非常に評価の高い、また影響力の大きい品種である。』本品種はいわゆるハイブリッド・ティーという系列に属する。

ピースは木立性のバラで、八重咲きの大輪花をつけ、その黄色の花弁にピンクの覆輪をかける。
その名は第2次世界大戦の終了記に命名されたものである。世界で一番美しいバラと言われたこともあり、
世界バラ会連合が「栄光の殿堂入りのバラ」に最初に選んだのもこの品種である。
この品種は栽培も花を咲かせるのも容易で、当時としては病害虫にも強かった。
この品種の作出はバラの品種改良の歴史を変えたと言われる。またこの品種を親として様々な名花が作られたことも
知られている。

特徴
枝振りは半横張り性。半剣弁高芯咲き(花弁は巻き、花の中央が筒状に突き出した形)の巨大輪。
花弁はクリームイエローに桃色の覆輪をかける(花弁の縁が桃色に色づく)。香りは中程度。四季咲き。
八重咲きの花弁は厚手でその数が45枚にもなり、花の径は15cmにも達する。また大きな葉には照りがあって美しい。
『樹性はおどろくほど強く』、また黒点病にも強いと記している。また栽培容易で『だれがつくっても』
バラとして美しい花を咲かせることが可能としている。ただし黄色の発色には栽培環境が大事で、
ピンクの覆輪は日照が足りないと出せないとのことです。

経緯・評価などがwikipediaが詳しく書いてあります。


※1から6枚目までが20日朝の撮影・7・8が同日、夕方の撮影 9枚目が21日朝、、10~12枚目が夕方の撮影


































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ルリヤナギ・自宅

2018年07月20日 | nokoの花図鑑
学名:Solaum giaucophyllum   科名:ナス科  属名:ソラナム属  別名:リュウキュウヤナギ
原産地:南方の方から琉球を経て日本に渡来  常緑低木で樹高:1m~2m 花の大きさ:2cm前後 開花期:8・9月
うす紫色の涼し気な色合い、蕾も丸く膨らみ派手ではないが、下向きに咲き風情があります。

2017/10/02 に投稿しています。この時は主人の実家の花を撮影したものでした。その秋、義妹に小さな苗を鉢に採って貰うように
頼んでいました。次回、行った時、自分の家のもとで2個作ってくれていました。30cmにも満たない苗でしたので、到底、今年は、
咲くとは思いませんでした。昨日から、開いてくれました。

ナス科ですので連作障害が出やすい性質で庭植えでは連作を嫌って地下茎で勝手に移動します。
鉢植えでも鉢替え、鉢の土の一部を交換するなど対策を取らなければ枯れてしまいます。時期は3~4月です。
冬の寒さにはやや弱く、腐葉土。敷き藁をかぶせる等防寒対策を・・・以前、枯れたのもそのためだったのだと分かりました。
大きくしたくない時は、かなり短く切っても大丈夫です。低い樹高でも楽しめます。それでも、1mにはなります。

日当りがよく、やや湿地を好みます。日光が少ないと花が咲かなくなります。真夏は高温で株が弱るので、出来るならば半日陰の
風通しの良いところに移動します。背が高くなりますので、葉が落ちた時、2・30cmに切る積りです。






























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