レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

広域農道フルーツラインのひまわり畑@福井県坂井市

2018-09-15 |   ├ 京都・福井

福井県坂井市三国町加戸地区の坂井北部丘陵地を通る広域農道「フルーツライン」で満開のひまわり畑に遭遇。
道路の両側の畑一面に広がる黄色いジュータン。
思わず車を停めてしばし見入ってしまいました。
小ぶりのひまわりはお行儀よく皆同じ方向を向いてます。

 

 

少し行くと左手にスイカの屋根の建物が現れました。
車で通りすがりに見つけたのですが結構大きな建物です。
地方へ行くと、よくバス停や電話ボックスなどに特産の野菜や果物を模したものがありますが、このスイカはチョイと規模が大きい!
帰ってから調べたらJA花咲ふくいのファーマーズマーケット「きららの丘」でした。
今回は残念でしたが、時間があれば立ち寄ってみたかったですね。

 

ファーマーズマーケット きららの丘
福井県あわら市牛山25-55
http://www.hanasaki.or.jp/kirara_blog/
TEL : 0776-78-6020
時間 : 9:00~17:00
休業 : 毎月第3水曜日休業
備考 : JA花咲ふくい

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
1泊3日初秋の旅~京都編

 

 

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土曜ワイド劇場・火曜サスペンスといえば東尋坊

2018-09-11 |   ├ 京都・福井

昭和といえば火曜サスペンスはたまた土曜ワイド劇場ですよね。
深夜に被害者と加害者の待ち合わせる場面、終盤に犯人を追いつめる場面等など数知れず登場するのが、自殺の名所としても有名な断崖絶壁の東尋坊。
火曜サスペンス、土曜ワイド劇場ファンにとっては聖地も言える東尋坊にとうとう行って来ました~♪

 

 

東尋坊の周りには有料(500円)の駐車場がありましたが、それを通り越してさらに東尋坊入口に近いところまで車を進めるとお店の駐車場があります。
その中でも一番近い「越前三国湊 海船や」の駐車場に停める事に。
駐車料金500円で店内で1000円以上お買上で使用できる500円引きのチケットを渡されました。

 

 

そのチケットで帰りにかき氷を食べて来ました。
駐車場からお店のエレベーターで階下に降りお店から出るともうそこは東尋坊の真ん前。

かき氷の記事はこちらから
✔ 東尋坊を堪能した後はかき氷で涼む@越前三国湊 海船や

 

 

垂直に切り立った岩。
世界にも東尋坊を含め3箇所しかないといわれる「輝石安山岩の柱状節理」です。
整備などされていない足元をよたよたしながら進んでいきます。
高いところが苦手なので真ん中辺りを慎重に歩きました。

凪の水面と照りつける陽の光、遠くに見える対岸の山々。
本当に美しいです。

 

 

と感慨に耽りつつ、反対側の断崖に見えてる観光客を眺めながら、どの辺でナイフ突きつけたんだろうとかドラマの世界がチラチラ頭を過る私(*≧∀≦*)
ちなみに私は恐くてこちらの断崖は行けませんでした。

 

 

崖の下まで整備された道が付いており、遊覧船乗り場へと続いています。
この後の予定が詰まっていたので乗りませんでしたが、1周約30分の観光遊覧船があります。
遊覧船のHPから100円引き(5名まで)のクーポンを印刷することが出来ます。(印刷のみで画面表示不可。)
乗られる方は事前にクーポン券の印刷をオススメします。

東尋坊観光遊覧船
https://www.yamanisuisan.com/

 

東尋坊
福井県坂井市三国町安島
http://www.mikuni.org/tojinbo/
備考 : 国の天然記念物及び名勝に指定
アクセス : 北陸自動車道金津ICから車で約15分

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
1泊3日初秋の旅~京都編

 

 

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1500年の歴史~越前和紙

2018-09-07 |   ├ 京都・福井

永平寺へ向かう途中にポツンとあった越前手漉和紙 石甚。
和紙が大好きなオッサン。
まだ開店前だったとこともあり、帰りに寄るぞと大張り切り。
私も興味があるので満場一致(おいおい、大げさな!)、永平寺の帰り道に立ち寄りました。

永平寺から1キロばかり下ったところにあります。
バスが停まれるほどお店の前が広い駐車場になってます。

 

 

店内には紙製品の販売と共に越前和紙の製法を展示紹介してました。

1500年の歴史がある越前和紙は、全国でも唯一の紙祖神「川上御前」を祀る越前和紙産地。
また、今から350余年前、日本初の紙幣になったほど薄くて丈夫で水に強く、「黒ずかし」など偽造防止にも優れ技術だった為、藩札として発行されたそうだ。




永平寺の門前、表紙が和紙の御朱印帳もありました。

 

 

好きなサイズ・種類を組み合わせる和紙バイキングもありました。
何故にポチ袋を買って来なかったのかと今頃になって後悔。
実はこちらへ来る前にスマホを無くし大騒ぎだったんです。
結局見つかったんですけど、この時は心にゆとりがなくなってまして…(>_<)

何だかかんだとありましたが、永平寺からの帰り道、1500年の歴史がある越前和紙の世界へチョッと立ち寄ってみるのもすてきなものでした♪

 

 

越前手漉和紙 石甚
福井県吉田郡永平寺町志比41
TEL : 0776-63-3812
時間 : 10:00~17:00
休業 : 木曜日(不定休)
備考 : “ひっかけ”という技法で曹洞宗の紋を入れた襖紙・名刺、和紙製法を展示紹介。
アクセス :

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
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禅寺~曹洞宗大本山 永平寺

2018-09-07 |   ├ 京都・福井

フランスの旅行ガイド本「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(日本編)」で二つ星となった永平寺。
日本人ばかりではなく外国人もたくさん訪れる世界でも注目されている観光地(お寺に観光地とは違和感ありますが…)。
実は従兄が永平寺で修業し、お寺の娘さんと結婚して福井で住職をやってるいるということもあり、私にとっては子供の頃から聞きなれたお寺。
修行僧が大勢いる立派なお寺と聞かされて育ったので、いつかは足を運んでみたいと思っていたのです。

 

 

永平寺 龍門

こちらが入口に当たる龍門です。

中部縦貫自動車道 永平寺ICで下り、永平寺の看板に従い山道を登り10数分でたどり着きました。
帰ってから地図を見て気がづいたのですが、もっと近い永平寺参道ICがありました^^;

参道入口まで来て、さて車は何処に停めましょうか…。
町営駐車場があるようですが、門前のお土産屋さんが我先にと駐車場への誘導する客引き合戦が繰り広げられていました。
その中でも永平寺に一番近かかった山口みやげ店に駐車することに。

駐車料金は1000円、お店で使える1000円分のチケットを渡されました。
つまり1000円以上お買物したらタダという訳。
ご近所さんへのお土産を買う予定だったのでグッタイミング!
ちなみに5~6分坂道を歩いても構わないのなら400円で町営駐車場に停めることも出来ます╰(*´︶`*)╯

 

 

永平寺全景図

木々が生い茂る参道を入ってすぐにあった永平寺全景図。
おったまげました!この広大さに!
正直、全く下調べせずに訪れたので、永平寺が山の斜面一面にたくさんの建物があるお寺だとは露知らず。

 

 

永平寺の成り立ち

永平寺の成り立ち

永平寺は寛元2年(1244)に道元禅師によって開かれた坐禅修行の道場です。
四方を山に囲まれた深山幽谷の地に、大小七十余りの建物が並んでいます。
永平寺を開かれた道元禅師は、正治2年(1200)、京都に生まれました。
十四歳の時、比叡山にて出家し、二十四歳の春、生涯の師を求め中国に渡ります。
そして天童山如浄禅師のもと厳しい修行に励まれ、「正伝の仏法」を受け継がれました。
二十八歳の夏、日本に帰国。
三十四歳の折には京都深草にて興聖寺を建立し、その後、波多野義重公の要請もあり、越前の国(福井県)に移られ永平寺を開かれました。
現在は道元禅師の御意志を継承する修行道場として、僧侶の育成と一般の方々のへの布教教化を行っています。

 

 

 

永平寺は左側通行~通用門

参拝入口となる通用門です。

 

 

門を入って直ぐに自販機で参拝券(大人500円)を購入し中へ入ります。
ちなみに9枚までまとめ買いできます(*^^)v

 

 

建物に入る前に常香炉の煙で身を清めます。

 

 

身を清めたらまず最初に入るのは一般参拝者が坐禅や写経体験などをする地上5階地下1階の宿泊研修施設の吉祥閣。
ここから参拝順路に従って回ります。

 

永平寺を参拝するにあたり七つの決まりごとがあります。
一、永平寺山内は左側通行。心静かにお参りする。
一、山内は禁煙。
一、廊下や建物の外には出ない。
一、鐘や太鼓などの鳴らし物、軸や額などには触れない。
一、携帯電はマナーモードに。
一、修行僧には直接カメラを向けない。
一、フラッシュは使用不可。

 

 

御朱印

御朱印をいただく場合は、順路を回る前に吉祥閣の1階でご朱印帳と初穂料(300円)を渡し、参拝が終わって帰りに受け取ります。

 

 

傘松閣の「絵天井の間」

吉祥閣の二階にある傘松閣(きんしょうかく)。
156畳敷きの「絵天井の間」があり、昭和5年(1930)当時の著名な画家144名による230枚の色彩画が飾られていて圧巻です。
そのほとんどが花鳥風月があしらわれていますが、5枚だけ鯉、唐獅子、栗鼠(りす)が描かれており、見つけると願いが叶うと云われているそうです。
目の悪い私…端から見つけるつもりなどなく、願い事は放棄~(。-ω-)ノ

 

 

お釈迦様の掛け軸と布袋様、香炉が飾られいました。

 

寺院の建物を「伽藍(がらん)」と呼びます。
伽藍には僧侶が修業をする場所という意味があるそうです。
禅宗寺院では、特に主要な伽羅として、法堂、仏殿、僧堂、庫院、山門、東司、浴室を「七堂伽羅」と呼びます。
中でも僧堂、東司、浴室は「三黙道場」といわれ修行をする上で大切な場所とされているそうです。

 

 

修行の場となる僧堂

こちらは修行の場となる僧堂。
ここで座禅、食事、就寝など行っているそうです。

 

 

山の斜面に建てられた伽羅と伽藍を結ぶ回廊。
そのほとんどが階段になっていて、一段が低い絶妙な段差加減なんです。

 

 

踏み板の随所にはめられた真鍮の板。
ガラスが嵌められていなかった時代、吹き込む雪や雨の排水口に使用していたとか。

 

 

曹洞宗の聖地 承陽殿

承陽殿は道元禅師の御真廟がある、曹洞宗の聖地というべき場所。
道元以下第5世までの住職の像や歴代住職の位牌が祀られています。
ちょうどお坊様達がお参りをしていたので中は写せませんでしたが、中の正面には明治天皇より道元禅師へおくられた「承陽」と書かれた額がありました。

 

 

法堂

法堂は約420畳敷で七堂伽藍の中で一番大きな建築物。

 

 

住持が法を説く道場でであり、それを示す「法王法」の扁額が掲げられています。

 

 

正面中央奥には聖観世音菩薩が祀れています。
元々は説法の道場でしたが、今では朝課(朝のお勤め)や、各種法要儀式が行われています。

 

 

 仏殿

七堂伽藍の中心に位置している仏殿。
御本尊様のお釈迦様が祀られています。

 

 

大庫院

大庫院は地下1階地上4階の木造建築で昭和5年(1930)に改築。
食事を司る典座寮をはいじめ永平寺を維持管理する多くの部署があるそうです。

 

 

仏殿を改築する際使用された地突き棒を丸めて大すりこぎ棒にしてぶら下げています。
3回さすると料理が上手になると聞き、しっかりさすって来ましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

 

山門

寛延2年(1749)の改築で永平寺最古の建築物。
両側には守護神である青と赤が鮮やかな四天王が祀られています。
上には道元禅師による「吉祥山永平寺」命名注来の額が掲げられています。
最上階には釈迦牟佛を中心に16羅漢・500大羅漢が祀られています。
修行僧がこの山門を潜れるのは、入門時と修行が終わって下山する時のたった2度だけだそうです。

 

 

美しい中雀門

中雀門は、山門と仏殿の中間に位置し、入母屋造銅板葺の腰屋根を持つ二重門です。

 

 

傘松閣に戻り、坐禅ルームでしばし時を過ごし永平寺をあとにしました。

ぐるっと順路に従って回ったのを時系列で載せてみましたが、「永平寺のなりたち」にもあったように大小七十余りの建物というだけあって載せきれない程のたくさんの建物がありました。
寺社の建物を見るのが好きな私にとっては屋根や柱、彫刻のひとつひとつが興味深く時間が経つのを忘れてしまうほどでした。

 

 

大本山 永平寺
福井県吉田郡永平寺町志比5-15
https://daihonzan-eiheiji.com/
TEL : 0776-63-3102
参拝時間 :5~10月 8:00~17:30、11~4月8:30~17:00
※朝の行持により、時間が変わる事があります。
拝観料 : 大人500円、小中学生・障がい者手帳を提示の方200円
備考 : 「坐禅などの体験」有り、町営駐車場有(普通乗用車400円)
アクセス : 中部縦貫自動車道・永平寺参道ICから約10分

山号 :吉祥山
寺号 :永平寺
宗派 :曹洞宗
寺格 :大本山
本尊 :釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏
開山 :道元
創建 :寛元2年(1244年)

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
1泊3日初秋の旅~京都編

 

 

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天空の城 越前大野城

2018-09-04 |   ├ 京都・福井

天空の城…という言葉に弱い私。
旅行先を決めるに当たり、まずネットで検索したのは「天空の城」。
それでヒットしたのがこちら越前大野城。

くっきりはっきり~青空の下~靄に浮かぶ天空は何処へ~。
盲点でした。
天空の情景はオールタイムではなく、季節や時間、諸々が織りなす奇跡だという事を。

 

 

越前大野城は大野市の亀山公園内にあります。
ナビが誘導したのはこの公園の西登り口。
朝8時過ぎの駐車場は1台の車も停まっておらず、人っ子一人いない静かな空間。
看板には「カモシカがいます」と書かれてます。

 

越前大野城は、大野市北西部に位置する大野盆地にある標高約249mの亀山に築かれた平山城です。
安土城が築城された前年、天正3年 (1575) 頃、織田信長より大野郡の3分の2を与えられた金森長近により、5年の歳月をかけて築城されました。
土台となる石垣は、自然石をそのまま積み上げた野面積み(のづらづみ)という工法で作られています。

 

 

何処までも続く石段。
完徹のオッサンとオバサン、ガンバっては―は―言いながら登りました。

 

 

折角来たんだからお城の中も登っちゃいました。
現在の天守は、昭和43年に絵図や同時代の城を参考に再建されたものだそうで、内部は歴代城主の遺品が展示された資料館となっていました。
館内は撮影禁止なので辛うじて城内感味わえるこちらの画像で。

 

 

いにしえの昔。
城主が眺めたであろう城下町と彼方の山々。

この景色を眺めていると石段を登った疲れも吹っ飛びます。
なんだか自分も遠い昔にこの景色を眺めていたのかもという錯覚を覚えてしまいます。

 

 

天空の城 越前大野城
福井県大野市城町3-109
http://www.onocastle.net/
TEL : 0779-64-4817(大野市商工観光振興課 観光振興室)
時間 : 4~9月9:00~17:00、10~11月6:00~16:00
休業 : 12月1日~3月31日
入館料 : 大人200円、中学生以下無料

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
1泊3日初秋の旅~京都編

 

 

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九頭竜ダム湖と道の駅九頭竜

2018-08-24 |   ├ 京都・福井

九頭竜ダム湖にかかる「夢のかけ橋」です。
正式名称は「箱ヶ瀬橋」だそうで全長266m。
本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の試作品として建設されたものです。

この辺りはダム湖が多いですよね。
私が初めて九頭竜湖を知ったのは、10数年前に地図の中を妄想旅した時。
神秘的な名前にすっかり魅了されいつか行ってみたい場所のリストに上げていました。
そうそうその後、数年前に冷蔵庫に入れたら遺体が発見された時にはもの凄くショックだった記憶があります。
色んな意味でも一度訪れてみたかった九頭竜湖。

 

 

九頭竜湖

九頭竜ダムは、高さ128メートルのロックフィルダムで、洪水調節・発電を目的ダム。
一時期、ダムに魅了された時期がありましたがこれ以上趣味を増やすのは身がもたないのでドライブの折に楽しむ程度で(*≧∀≦*)
今回もサラッと見学する程度にしました。

 

 

ダムの反対側を望んだ景色。
この九頭竜湖はカヌーやカヤックといったアウトドアも盛んなようですが、心霊スポットでもあるようですね。
恐いのは苦手なのでなるべくそういったページは開かないように…('_')

 

 

道の駅九頭竜

道の駅の看板とこの恐竜につられてついふら~っと立ち寄った道の駅九頭竜。
道路の何処彼処に「恐竜街道」の看板がありました。

 

 

道の駅九頭竜は「ふれあい会館」「JR九頭竜湖駅」「生産物直売所」の3施設で構成されています。
九頭竜湖駅の周りに他の施設を併設したって感じかな。

 

 

到着したのは朝の7時半。
たくさんの車やバイク、自転車が停まっていたので開店しているのかと思ったらどれもこれも扉が閉まっていました。
でも広場やベンチには人がいて…無人なのに結構賑わってました(*≧∀≦*)

 

 

こちらが直売所とお食事処。
開いてたら良かったんだけど…次回のお楽しみということで^^;

 

 

ふれあい会館はお土産の販売や観光案内などがあるようです。

 

 

九頭竜湖駅。
7時半の時点で無人でした。

 

 

JR越美北線の工事が中断されたため九頭竜湖駅が終着駅となりました。
線路がプツリと途切れたところといい鉄オタの好きそうな雰囲気がぷんぷんの駅でしたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

道の駅九頭竜
福井県大野市朝日町26-30-1
http://www.kuzuryu2300.com/
TEL : 0779-78-2300
直売所時間 : 8:30~17:00
直売所休業 : 4月中旬~11月中旬まで無休、冬期間は休業

 

 

 

1泊3日初秋の旅~福井編
1泊3日初秋の旅~京都編

 

 

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嵯峨野の怪しげなお寺「檀林寺門跡」

2017-12-13 |   ├ 京都・福井

嵯峨野の祇王寺や滝口寺の手前、右手にある檀林寺と思いきや『檀林寺門跡』。
立派な山門に有名なお寺なのかしらと吸い込まれるように山門をくぐっていました。
入館料400円を支払うと受付の口達者なおばあさんから檀林皇后の説明とご利益を弾丸のように受けました。
初っ端からの違和感はあったものの、「檀林寺」というお寺だと信じて疑わない私たち…(´ε`*)

 

檀林寺とは、嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子(檀林皇后)が815年(弘仁6)に建立、京都で最初の禅寺で12の塔頭を持つ壮大な寺院でしたが、平安初期の仏教文化の一中心地でしたが平安中期に廃絶。
その跡地に天龍寺が建てられました。

 

後で知ったのですが、こちらの「檀林寺門跡」は東京オリンピックの年(1964年/昭和39)、現在地に骨董屋さんが再興したもの。
本堂と霊宝館には皇后ゆかりの遺品をはじめ、日本と中国の仏教美術品が展示されています。
つまりお寺として機能はしていない施設。
まぁ話のタネにでも聞いてやって下さいまし(ˇ⊖ˇ)

 

 

こちらは水子地蔵尊。
然程広くない境内、不思議な配置で点在している仏像や石碑。
看板がいちいち違和感。

 

 

やたら新しい石碑とアプローチ。

 

 

八角形燈籠。
しっかり看板があるのに何時のものでどういういわれなのか一切記載なし。
テーマパークの飾り物みたい。

 

 

古いものなのは分かったが、これもいわれや詳細が書かれていない。
やっぱ不自然だよねってなるでしょ(*≧∀≦*)

 

 

こちらが本堂。
コンクリートの現代風の建物。
受付で貰ったパンフレットの角についている入場券を三角にカットされ中へ入りました。
入って正面に御本尊として祀られた檀林皇后を型どったという准胝仏母尊(鎌倉時代)の前で、寺男風の人に檀林皇后や木彫りの上り龍の説明を受けた後は、間続きになっている霊宝館へ。
これが凄くって、東京国立博物館をはじめ多数から出品依頼を受けているという由緒正しき宝物がケースにも入れられず手の届く状態で雑多に並べられているではありませんか!

 

 

こちらは瓢箪池。
水が少なくて何だか本日休業っぽい雰囲気でした。

 

 

有り難くご朱印いただいたけど今となっては微妙(-_-;)
あ~ぁ御朱印帳に貼っちゃったじゃないのよ。
骨董屋さんがやってる『檀林寺門跡』の御朱印だもんな~。

これから京都散策が増える予定だけど、もっとちゃんと調べてからお寺選びをしようと心したのでした。

 

 

檀林寺門跡
京都府右京区嵯峨鳥居本小坂町2-10
TEL : 075-871-3924
時間 : 9:00~16:45
休業 : 火曜閉門・1月1日(火曜が祝休日の場合は、直後の平日)
入館料 : 400円/ご朱印300円
駐車場 : 無料(4台分)

 

 

 

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平家物語の悲恋の尼寺 苔の祇王寺

2017-12-12 |   ├ 京都・福井

瀬戸内寂聴さんの小説の舞台となった祇王寺。
ランチをいただいた寿楽庵で伺った、寂聴さんが自分の小説『女徳』の舞台ともなったこの祇王寺の近くに寂庵を開いたというお話。
恋愛小説、しかも私が生まれる前に出版された小説。
ご縁がなく読む機会もありませんでしたが、祇王寺を訪れちょっぴり興味を持ちました╰(*´︶`*)╯

 

 

祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵です。
『平家物語』にも登場し、平清盛の心変わりによって祇王と妹の祇女、母刀自が入寺し余生を過ごした尼寺として知られています。
祇王寺は昔の往生院の境内にあり、往生院は法然上人の門弟良鎮によって創建されたと伝わっています。
山上山下にわたって広い寺域を占めていた往生院も後年は荒廃し、ささやかな尼寺として残り、後に祇王寺と呼ばれるようになりました。

 

 

草庵の仏檀には、本尊大日如来、清盛公、祇王、祇女、母刀自、仏御前の木像が安置されています。
祗王、祇女の像は鎌倉末期の作で、作者は不詳ですが目が水晶で鎌倉時代の特徴をよく表しています。

草庵の内部は撮影禁止でした。
この写真は、草庵の外から撮ったものを拡大してみました。
豆粒大だった仏像でしたが意外にハッキリ写ってる…恐るべしiPhone!

 

 

宝筐印塔~祇王の墓と清盛公の供養塔

 

正面向かって左の宝筐印塔が祇王、祇女、刀自の墓。
右の五輪塔は清盛公の供養塔で、いずれも鎌倉時代に作られたものです。

 

 

水琴窟

草庵の入り口にあります。

 

 

祇王寺のご朱印

書き置きのご朱印(初穂料300円)です。

 

 

竹みくじ

ちょっと珍しかった竹みくじ(200円)。
緑の苔をバックに緑のものが結ばれており、一瞬何これ?ってマジマジ見たらおみくじだったという。

 

 

苔庭

 

 

 

 

草庵、竹林に囲まれたお見事な苔庭。
あまりの美しさに時を忘れて見入ってました。

 

 

詳細

祇王寺
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
http://www.giouji.or.jp/
TEL : 075-861-3574
時間 : 9:00~17:00(受付16:30))
拝観料 : 300円(大覚寺・祇王寺(2カ寺)共通拝観券:600円)
備考 : 祇王寺~大覚寺まで徒歩約25分
アクセス : 嵯峨嵐山駅・嵐山駅より徒歩20分

山号 : 高松山
院号 : 往生院
寺号 : 祇王寺
本尊 : 大日如来
宗派 : 真言宗大覚寺派

 

 

 

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平家物語ゆかり悲恋の滝口寺

2017-12-09 |   ├ 京都・福井

嵯峨野は祇王寺のお隣にある滝口寺。
狭い石段を登った先に現れたひっそり佇む山寺の風情ある表門。
しかしところどころに貼られた「拝観されない方 写真はやめて下さい」の看板。
表門をくぐり、受付で参拝料を納め中へ。

 

 

境内案内図

滝口寺境内の案内図です。
なかなかの荒廃感もまた風情があります。

 

 

元々は法然の弟子念仏房良鎮が創建した往生院の子院三宝寺の旧跡。
明治維新で一時廃寺になりましたが、昭和初期に再建され、佐佐木信綱博士が小説「滝口入道」にちなみ滝口寺と命名しました。

 

 

新田貞義首塚

受付のすぐ左後ろにある新田貞義首塚。

 

 

足利尊氏とともに鎌倉幕府を滅ぼしながらも、激変する時代の波に翻弄され、最期は越前国(現在の福井県)で思いがけず戦の矢に当たってしまい、命を落とした新田義貞。
首は三条河原で晒し首になっていたものを、妻の勾当内侍(こうとうのないし)が盗み出してここに葬ったと伝えられています。

 

 

匂当内侍供養塔

新田貞義首塚のお隣には妻の勾当内侍の供養塔があります。

 

 

貞義首塚と勾当内侍供養塔をお参りした後は石段を登ってさらに奥へ…。

 

 

平家供養塔

先ほどは源氏の流れ新田貞義の首塚をお参りしたばかりだったのに今度は平家の供養塔とは^_^;
長い年月の間に同じお寺に仲良く安置されている不思議。

 

 

小松堂

 

 

本堂

本堂は縁側から自由に出入り出来ました。
ずい分朽ち果てており、天井が抜けているのか雨漏りの痕があり、畳みは湿ってじっとりしており体重が掛かる場所によっては若干沈んでいました。
雑多に並べてあった座布団はペッタンコでこれまたじと~っと湿っていました。

 

 

 

なのに不思議と落ち着く空間。
しばし部屋から庭を眺めていました。

私たちが訪れた時は参拝者が殆どなく、ほぼ貸し切り状態でした。
お庭はキレイに整えられていたのですが、本堂はボロボロ。
近いうちに修復されるようなことが書かれた張り紙がありました。

私は本堂から見るこの庭がとっても気に入りました。
実はこの嵯峨野巡りで一番印象に残ったのがこの景色だったのです。
嵯峨野の山奥にひっそり佇む滝口寺。
また違う季節に訪れてみたい…そう思っております

 

 

この寺は平家物語の斎藤時頼(滝口入道)と建礼門院の侍女横笛の悲恋物語の舞台です。

斉藤滝口時頼は、あるとき、平清盛の西八条殿で催された花見の宴で、建礼門院つきの女官・横笛の舞う姿を見て一目ぼれし、恋文を送るようになります。
しかしその事を知った父に「名門のお前がなぜ氏素性も知れぬつまらぬ女に恋するか。」と叱責され嵯峨の往生院で出家してしまいます。
それを聞き付けた横笛は、時頼に自分の思いを打ち明けに往生院へやって来ました。
裾は露でぬれ、袖は涙でぬれ、やつれ切った姿の横笛に「ここにはその様な者ははいません。」と告げさせました。
泣く泣く帰った横笛は近くにあった石に歌を詠みました。
「山深み 思い入りぬる柴の戸の まことの道に 我を導け」
未練のあった時頼は高野山に入り、横笛もその後すぐに法華寺で尼になりました。

 

 

滝口入道と横笛の木像

本堂には滝口入道と横笛の木像が安置されています。
眼が水晶(玉眼)で鎌倉後期の作だそです。

 

 

滝口寺のご朱印

初穂料(300円)。
入口にある拝観受付でいただく事が出来ます。

 

 

滝口寺
京都府右京区嵯峨亀山町10-4
TEL : 075-871-3929
時間 : 9:00~17:00
休業 : 無休
拝観料 : 300円

山号 : 小倉山
本尊 : 阿弥陀如来
宗派 : 浄土宗

 

 

 

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嵯峨釈迦堂「清凉寺」のご朱印と一切経

2017-12-06 |   ├ 京都・福井

寂庵を出て次に訪れたのは清凉寺。
嵯峨釈迦堂とも云われており、元は嵯峨天皇の皇子で「光源氏」のモデルともいわれる源融の別荘で、嵯峨野でも有数の古刹。
境内には、奝然上人、源融、嵯峨天皇、檀林皇后の墓などがあり、境外北側墓地には、遊女夕霧太夫及び十萬上人の墓があるそうです。

 

 

本堂(釈迦堂)

釈迦堂は、清凉寺本尊三国伝来生身釈迦如来像(国宝)を安置する本堂です。
寛永14年の嵯峨大火により諸堂宇が消失しましたが、徳川五代将軍綱吉・生母桂昌院の発願、住友吉左衛門の援助により修理され1701年に上棟。
内内陣の宮殿厨子は、五代将軍徳川綱吉と生母桂昌院の寄進による豪華なものです。
京都府指定文化財。

 

広い境内に大きな釈迦堂。
傍で見るとその重厚な質感と巨大さが圧巻でした。
境内は自由参拝でき、釈迦堂の中を拝観するためには拝観料がかかります。
もちろん拝観料を納めなくても本堂をお参りはする事が出来、ここでご朱印(初穂料300円)もいただけました。

 

 

本堂の前でパチリ。

 

 

清凉寺 経堂

徳川中期の建築で、傅大士(ぶだいし)と笑仏とをおまつり、輪蔵に明版一切経をおさめて、一転回に一切経読誦の功徳の縁を結ぶようになっている。

 

 

傅大士様、ピースなさってました(*≧∀≦*)

 

 

夫婦で一切経読誦の功徳の縁(100円)を結んで参りました。

 

 

経堂の中の仏像。
写真NGが多い中、どうぞご自由にと言われたのでここぞと観察方々パチパチ撮って参りました。

 

 

阿弥陀堂

本堂東に位置する阿弥陀堂です。
嵯峨天皇の皇子左大臣源融が山荘・棲霞観(せいかかん)を建て、後に棲霞寺と改めましたが、これが阿弥陀堂の始まりです。

 

 

清凉寺 多宝塔

京都府指定文化財。

 

 

鐘楼

五台山 清凉寺(嵯峨釈迦堂)
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
http://seiryoji.or.jp/
TEL : 075-861-0343
参拝時間 : 9:00~16:00(4・5・10・11月17:00)
拝観料 : 境内自由参拝、本堂拝観400円
駐車場 : 800円/日
アクセス : JR京都駅から市・京都バスで40分

山号 : 五台山
寺号 : 清凉寺
本尊 : 赤栴檀の釈迦如来(国宝)
宗派 : 浄土宗

 

 

 

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瀬戸内寂聴さんのお寺さん寂庵へ

2017-12-06 |   ├ 京都・福井

ランチをいただいた寿楽庵で教えられてやってきた寂庵。
背中合わせの立地にもかかわらず、ぐるりと回り5~6分かかってやって来ました。
普通のお寺さんとチョッと雰囲気が違い、そのまま門をくぐるのも憚れたのでインターフォンを押しました。
「お参りさせて頂きたいのですが。」というとどうぞ中へおはいり下さいと返ってきました。

 

 

曼陀羅山 寂庵(まんだらさん じゃくあん)は、瀬戸内寂聴さんが京都・嵯峨野に1974年に開いている寺院です。
「写経の会」・「法話の会」を定期的に開催しており、普段(定例行事のとき以外)は閉門しています。

 

 

お庭を通って奥へ進むとサガノ・サンガ本堂 があり、中では写経をされてる方達がいらっしゃいました。
本堂の前には東屋みたいな休憩室があり、そこでは大勢の人が写経の順番を待たれていました。

後で知ったんですが寂庵は普段は門が閉じていて中に入ることが出来ない。
たまたま私が訪れたのが10月1日で、毎月1日の「写経の会」の日だったのです。
なんというグッドタイミング!
(実は今ブログを書いて初めて知ったんですけどね^^)

 

 

今回は写経はせず、本堂に手を合わせ、お庭を散策してお暇しました。

 

 

残念ながら寂聴さんにはお会いすることは叶いませんでしたが、この奥の建物にいらっしゃるのねと確認して寂庵を後にしました。
今度来る時は「法話の会」で是非お話しを伺いたいなぁなんて思っています。

 

 

曼陀羅山 寂庵
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本仏餉田町7-1
https://www.jakuan.jp/
TEL : 075-861-6770
写経の会 : 毎月1日 10:00~15:00 
休業 : 定例行事の日以外は閉門
備考 : 専用駐車場なし

 

 

 

件名:人間は万能の神でも仏でもないのですから、今のアナタには許す心も必要なのですよ。大切なのは今これから。過去のアナタではないのです。

数日前から私のパソコンにもこんなメールが日に何通も送られてきています。

寂庵のHPに「庵主 瀬戸内寂聴を騙るメールが一方的に送られてくるようです。」と注意喚起がありました。
このメールの事をいってるのかな?
全くうざったいったらありゃしない!!

 

 

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惹きつけられるように化野念仏寺へ

2017-12-06 |   ├ 京都・福井

京都は私が生まれる前に住んでいて姉もこの地で生まれました。
先日亡くなった叔父も学生時代を過ごし、比叡山には別荘ももつ程思い入れのあるところ。
私も何度も訪れた事があるのですが、何故か母の住んでいた銀閣寺周辺ばかり。
まだまだ行ったことのないところがたくさんあります。

姉の影響で中学生の頃よりサスペンス小説を読んでいました。
夏木静子さんだったか山村美沙さんだったか忘れちゃったけど、作中で舞台となっていた化野念仏寺。
その影響で化野の地を調べた当時中学生だった私の頭の中は骸骨が転がったオドロオドロした1200年前の情景ばかりが浮かんでいました。
その後、大人になりドラマで化野念仏寺を観た時は竹林と無数の石仏、そして千灯供養の美しさに惹きつけられていました。

今回はそんな化野念仏寺をメインに嵯峨野の地を散策したお話です。
筆が遅くて今頃からのアップですが、年内には京都編を完成したい…そう思っております。

京都散策のダイジェスト版(アップの度、順次リンクしていきますね。)はこちらから。
京都・嵯峨野のお寺めぐり

 

 

東大阪の息子宅を出発して1時間半弱。
嵯峨野に着いたのは11時半。
化野念仏寺の真ん前の駐車場で1日駐車料金を支払い、「嵯峨野~嵐山 お散歩マップ」をいただいていざ散策♪

化野念仏寺の入口です。
山門はなくなだらかな石段が続きます。

 

 

こちらが本堂。
正面に拝見出来るのはご本尊様の阿弥陀仏座像。
大きな本堂を想像していたのでこじんまりした佇まいに詫び寂びを感じます。
お隣には水子地蔵がありましたが、参拝者が絶えなかったのでお写真は控えました。

 

 

本堂の前には西院の河原が。
この鐘楼の門から入ることが出来ます。

 

 

中からは撮影禁止ですので外からパチリ。

寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは約1200年前、弘法大師が五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したと伝えられています。
その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、浄土宗の華西山東漸院念仏寺となりました。

 

 

本堂のお隣にある社務所でいただいたご朱印(初穂料300円)。

 

 

竹林の小径

これこれ!これが見たかった…と思ってだけど意外にこじんまり。
そう言えば栃木の若山農場の竹林はお見事だった。
若山農場で説明されたのが「京都の有名なお寺の竹林など比じゃない。」と。
その有名なお寺って多分、ここよね(>_<)

ま、色んな意見はあるとして…竹林を通って石段の先へ向かいました。

 

 

竹の小径を上り切ると檀家さんの墓地が広がっていました。
その中でも手前にあった立派な石塀に囲まれた角倉素庵の墓。

[1571~1632]安土桃山から江戸初期の豪商。京都の人。通称、与一。了以の長男。父の事業を継ぎ、海外貿易・土木事業を推進した。また、書を本阿弥光悦に学び、角倉流(嵯峨流)を創始。 -デジタル大辞泉の解説-

 

無知が故、角倉素庵なる人物を存知上げなかったがなかなか立派な方らしい。
角倉家の菩提寺は二尊院だが、不治の病を患ったため、自ら葬送の地として知られた化野を選んだそうだ。

 

 

六面六体地蔵さま

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人道・天道の六つの世界を六道といいます。
この六面六体地蔵はそれぞれにお地蔵様が居られ人々を救われる姿を現したものです。
水をかけてお参りしていただくのは、水によって罪障を洗い流していただく意味が込められています。
天道から人道へ時計の針が回るように順にお参りして下さい。
お地蔵様を拝む時「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」といってお参りします。

 

 

西院の河原から参道へと戻るところにある天満宮

 

 

化野念仏寺
京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
http://www.nenbutsuji.jp/
TEL : 075-861-2221
入山山観時間 : 9:00~16:30
入山拝観料 : 500円
備考 : 千灯供養(毎年8月23・24日)
アクセス : 京都バス 鳥居本バス停から徒歩5分

山号 : 華西山
院号 : 東漸院
寺号 : 念仏寺
本尊 : 阿弥陀仏座像
宗派 : 浄土宗

 

 

 

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嵯峨野路で立ち寄った水神さん

2017-11-28 |   ├ 京都・福井

嵯峨野路散策の帰り道で見つけた水清大神。
キレイに整えられた住宅街に一種異様な荒廃感溢れた境内。

画像には写しませんでしたが境内は東屋があって、荒れ果ててるのかと思いきや秘密の隠れ家的な生活感も垣間見えました。
地元では水神さんとして親しまれているようです。

 

 

ご神体は、正面に見える石組みの洞穴の湧水、水清大神だそうです。

 

 

洞窟の入り口には格子のガードが取り付けられていました。
今でも中には湧水が沸いています。

 

 

 

境内にはたくさんの大神様が祀られていました。

 

 

水清大神
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町

 

 

 

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