ぐるっと1周!ジオツアー☆裏磐梯の旅~2日目(ダイジェスト版)
1泊2日で裏磐梯へバスツアー。
前日からお天気は雨。
楽しみにしていたカヌーは中止となりましたが、代わりに蔵の町・喜多方をめぐるコースに変更。
じっくりしっかり喜多方を堪能して来ました。
スケジュール
1日目
東京駅発――猪苗代磐梯高原IC――野口英世記念館――いわはし館(ジオガイド)――土津神社――見祢の大石――五色沼湖沼群(柳沼~青沼~弁天沼)――磐梯山噴火記念館――裏磐梯(泊)
※磐梯山ジオラマづくり体験・夕食バイキング
2日目
ホテル――銅沼(裏磐梯スキー場~銅沼)――裏磐梯まるかじりランチ(簡単な地元の恵みでお料理)――小野川湖(カヌー体験)――史跡慧日寺跡――道の駅ばんだい――磐梯河東IC――東京駅着
雨のため赤字の部分が下記に変更になりました。
(コース名:喜多方マイスタースター 蔵を眺めて足をすすめる)
甲斐本家蔵屋敷――鳴海屋だがし――上海(喜多方ラーメン)――島慶園(美味しいお茶で一服)――大和川酒造北方風土館――蔵の町並み散策(安勝寺など)――若喜商店縞柿の蔵座敷――漆器蔵会津野
1日目に引き続きダイジェスト版でご紹介します。
追々印象に残ったスポットは個別記事にする予定です。
よって加筆やリンクなど追記いたしますのでご了承いただければと思います。
会津 山塩
何故、山奥で塩を作られているのかとても不思議ですよね?
太古の多昔、大塩温泉の辺りは海だったそうです。
その海水が地下水に溶け出し源泉になったのが大塩温泉。
約1200年前、この地を訪れた弘法大志が護摩を焚き続け17日目に岩から強い食塩泉が湧きだしたのが起源といわれています。
この源泉で作られたのが山塩です。
山塩の作り方は、地元で採れた薪を炊いた大窯で1日煮詰め一晩おき、もう一度煮詰め濃度調整します。
丸窯に移し結晶の水分を飛ばし更に数日乾燥させます。
最後に人の目と手で不純物がないか確かめ取り除きます。
驚くほど手のかかる、根気のいる作業から取れる山塩は温泉水の1%。
とても高価で高級な山塩は、海の塩とは違った風味や味わいがあります。
山塩は、江戸時代は藩に納め、明治には皇室にも献上されたそうです。
ここでは製造のみで見学や販売はされていませんが、道の駅ばんだいで購入(袋入り30g/540円)することが出来ました。
会津山塩企業組合
http://aizu-yamajio.com/
甲斐本家蔵屋敷
7年余りを費やして建てられた蔵屋敷。国有文。
幕末に初代が酒造りを始め、三代目が麹製造・製糸工場で財を成し、四代目が味噌・醤油の醸造を営んできたお屋敷です。
このお屋敷は大正6年に四代目が着工し建てられたものです。
外壁は全て黒漆喰、五十一畳敷きの上下段の間は、贅を尽くしたお座敷です。
詳しくはこちらの記事から → 甲斐本家蔵屋敷
老舗 鳴海屋(駄菓子)
甲斐本家蔵屋敷と道路を挟んだ真向かいにあります。
蔵のお店は風情がり、思わず立ち寄ってしまいました。
女将さんは気さくで素敵な方です。
裏の工場でひとつひとつ手作りしている駄菓子は、どれも素朴でいて高級な和菓子に匹敵するほど上品なお味。
喜多方に行かれたら是非立ち寄って欲しいお店にひとつです。
試食で余りの美味しさに自分用にあんこ玉買っちゃいました。
お土産に甘いもの買うのって珍しい私。
特に桜のあんこ玉が絶品!!
あまりの美味しさに帰ったその日に夫に全部食べられちゃった^^;
お取り寄せ出来る様なので、今度、おばあちゃんへの盆暮れの贈り物にと検討中。
きっと喜ばれるだろうな~^^
鳴海屋の駄菓子は、FMきたかたセレクトショップでお取り寄せする事が出来ますよ~
老舗 鳴海屋
福島県喜多方市1-4580
TEL : 0241-23-1701
時間 : 9:00~17:00
休業 : 無休(1~3月は水曜、祝日の場合は営業)
アクセス : 磐越道会津坂下ICから県道21号経由20km30分
駐車場 : あり
上海(喜多方ラーメン)
路地裏に入って左手。
古いお店の暖簾をくぐった喜多方ラーメンの店、老舗上海。
なかなか趣のある店内です。
初代店主が中国・上海でラーメンにかかわりをもって以来、半世紀にわたって味づくりにこだわり続けてきたラーメン屋さん。
私はわさびが添えられた塩・桜ラーメン(720円)をいただきました♪
太麺にサッパリした塩味のスープ、桜の花の香りがとても美味しかったです。
島慶園
明治35年創業の老舗のお茶屋さん。
蔵の店内はひんやり涼しく、白い土壁に当時の茶壷や茶箱などを見ているとタイムスリップしたかのようです。
店内ではご主人が美味しいお茶を淹れて下さいました。
美味しいお茶を飲んだ後にオススメなのが抹茶アイス!
ここのは本物の抹茶がたっぷり入っていてまるでお茶を食べているかのような風味です。
島慶園茶舗
福島県喜多方市字二丁目4656-3
http://www.kitakatatooh-h.fks.ed.jp/zissen/34hp.files/sima/hpdata/
TEL : 0241-22-0325
大和川酒造北方風土館
江戸蔵・大正蔵・昭和蔵と歴史を感じる酒蔵を見学することができます。
歴史のある蔵で利き酒の他、仕込み水もいただく事ができました^^
若喜商店のレンガ蔵
若喜商店は江戸時代から続く醤油・味噌醸造元です。
レンガ蔵は3階建ての道具蔵、2階建ての蔵座敷です。
1階は全て縞柿で作られた蔵座敷です。(国指定有文)
レンガ蔵と座敷蔵はとても重厚で見応えあります。
また繁栄を伺える展示資料も私には興味しんしん^^
駄菓子と和雑貨を取り扱った「若喜・昭和館」は、ディスプレイされた昔懐かしな雑貨が必見!
そうそう案内をして下さったご主人がダンディで素敵なの~♪
お店にいらした大奥様も気品があって上品!
やっぱりお家柄の良さが出るものなのかな~。
蔵の町並み散策
喜多方の町を散策していると素敵な蔵の建物があちらこちらにありあます。
清川酒造や安勝寺の蔵の本堂、食堂はま町や談話室君影蔵…素敵な建物を見ながらの散策がとても楽しかったです^^
喜多方ラーメン神社では丼ぶり娘になった美弥ちゃん♪
詳しくはこちらの記事から → 蔵のお寺 安勝寺@喜多方
漆器蔵会津野
喜多方市の学校給食では漆器が使われているそうです。
漆器って扱いが面倒と思っていたけど、生活に根差したここ喜多方の漆器はとても丈夫で日常使いにぴったりなんですって。
だから給食の食器に使っても何ら問題はないそうで。
喜多方の子供たちは、漆器のぬくもりと共に、代々培われて来た風習に毎日触れられて羨ましいですね。
ここ漆器蔵会津野は使いやすいうつわが揃う、蔵がお店の漆器専門店です。
高級なうつわもたくさんありますが、リーズナブルなお手頃価格の商品もいっぱい!
私はこづゆ用の器(500円)とレンゲ(350円)を購入。
ティスプーンはツアーのプレゼントとしていただきました。
漆器蔵にはカフェも併設されおり、朱膳で食す「田舎もち」(1,200円)がオススメ。
漆器蔵 会津野
福島県喜多方市字天満前8919-1
http://hachiro-bei.com/aizuno.html
TEL : 0241-22-0711
時間 : 9:30~18:30
休業 : 1/1~2、第2・第4木曜日
アクセス : 会津若松ICからR121を喜多方方面へ約30分
駐車場 : あり
史跡慧日寺跡
慧日寺は平安時代の初め、南都出身の高僧・徳一によって開祖されました。
東北地方では開基が明らかな寺院としては最古。
平成20年より金堂、中門が復元され、現在は美術展やコンサートなど多目的な会場としても利用されています。
来週から磐梯とくいつ藝術祭が行われます。
金堂内で薬師如来坐像を3DCGで再現上映されるそうです。
仏像に興味のある方は、是非足を運んでみるのもいいですね^^
磐梯とくいつ藝術祭
磐梯山慧日寺資料館企画展「模刻で学ぶ仏教美術」
2015年9月26日(土)~10月12日(月・祝)
入場料 一般500円
※詳しくはこちらから → ☆
道の駅ばんだい
野菜の直売所やそばソフトクリーム、会津のお土産も品数豊富。
もちろん山塩製品もありましたよ。
そうそう、ガンダムがいたよ!
道の駅ばんだいと、おもちゃで有名なBANDAIをかけて、BANDAIで販売しているガンダムや仮面ライダーなどのおもちゃを1割引きで買う事出来ますよ~。
お土産に家伝ゆべし。
絶対これは外せないの。
この他に直売所でお野菜も買い、帰りの荷物はもうパンパン!
コロコロバッグで来て良かったわ~♪
最後にみんなで記念撮影♪
一昨年会津の旅でご一緒した方が2人もいらしたし、今回お初のお二人もみんな素敵な方ばかり。
とても楽しく、よく笑った二日間でした。
名残惜しいけど楽しい旅はここでおしまい。
お世話になったガイドさん達ともお別れし東京へと帰路に向かうバスに乗ったのでした。
磐梯山ジオパーク
下郷町観光協会
会津地域雇用創造推進協議会のご招待で参加させていただきました。
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