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高須氏の「論理」 再び

2020年12月27日 21時08分47秒 | あれこれと
「村上氏はウェブニュースのインタビューで「今の総理大臣は紙に書いてあることを読んでいるだけではないか」「(コロナの対応について)各国の政治家に比べ日本の政治家は最悪だった」などと断じた。
これについて高須院長は「村上春樹先生は日本人ですか?」と問いかけた上で「日本人が選んだ代表を最悪と言うのは日本人が最悪だと言っているのと同じだと思います。残念な発言です」と日本を代表する作家の発言を嘆いた。」

 著名人だからといって、すべて正しいことを話している訳ではないことは当然のことである。
 ただ、反対に、著名人だからこそ、その発言は多くの人に、大きな影響を与えるということを、肝に銘じておく必要があると思う。
 
 今回の高須氏の発言はどうだろうか。
 彼の発言は、村上春樹氏に対して、「あなたは非国民だ」と言っているに等しい、恐ろしい、しかし稚拙なものである。
 この件に関しては、私も村上氏と同意見である。
 日本の政治家は三流。そして、それを選んでいる国民も三流(ここは高須氏と相通じるところもあるかもしれない)だと考えている。
 日本人が選んだ代表を批判することが、そのまま「愛国心のない」「日本人としての資格のないもの」だとは思わないし、思ってはいけないことだ。
 高須氏の論理構成は、ネットに横行する「国益に沿わない意見=反日」としてレッテル貼りをする勢力と瓜二つである。
 政治家を批判することは、むしろ「国を愛するがゆえ」ということが理解できないのだろうか。

 高須氏のような言動が、ますます権力を腐敗させ、日本を滅ぼしていくのだ。
コメント
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