しんぺーがラーメン食べてます~再び東京編~

しんぺーが再び東京でラーメンを食べ歩いてる様子を綴ってます

2017年の夏休み5 ~ラーメン編~

2017-09-03 11:26:22 | ラーメン
ようやくラーメンまで辿りつきました。
毎年、夏休み後のブログはアップが大変です。


さて、九州は言わずと知れたラーメンで有名な土地です。
博多トンコツ、久留米、大分、熊本、鹿児島と、いずれもトンコツが主体ですが、
それぞれタイプの異なるご当地ラーメンが存在しています。

その中で、熊本。
熊本ラーメンでイメージされるのは、やはり桂花ラーメンじゃないでしょうか。
誰しも一度は食べたことあるでしょう。
少しクセのあるトンコツスープに細麺。
食べるたびにどんどんハマっていく、そんな不思議なラーメンです。


今回は、初日に2杯。最終日に1杯食べてきました。

まずは熊本の超有名店へ。
『黒亭』です!!

ここはRDBでも上位店。観光ブックにも必ず載っています。



そのためか、到着した時点では15名ぐらい並んでましたかね。お昼時でしたし。
一瞬、うわ!と思いましたが、豚骨ラーメンは麺も細く、これぐらいの有名店であればオペレーションもバッチリで回転も速いはず。
この日はむちゃくちゃ暑かったのですが、それを期待して最後尾に連結しました。

すると、やっぱり予想通りの回転で、20分ぐらいで着席することができました。
さっそくオーダー。

卵つきラーメン を。




きました~~~。記念すべき、ご当地でのご当地ラーメン1杯目。
コーフンします!!

いただきます!!



おお~~。これが熊本ラーメン。
トンコツですが、サラサラしたスープです。
トンコツ感をビジバシ感じるタイプではありません。
もちろん、美味いです。
麺は細麺ストレート。普通のオーダーでカタメであがるようです。
その他、チャーシューに生卵。
この生卵は熊本ラーメンのデフォルト装備ではありません。黒亭さんのオリジナルです。
この黄身に麺を絡めてスープとともにズズズっと食べますと、これまたまろやかで美味しいわけです。

これが熊本ラーメンですか。とてもいいですね。桂花以外では人生で初めて食べました。
感動です。感動。


熊本『黒亭』:★★★★
60杯目



黒亭をいただいた後、右50mほど先に視線を移すと・・



なんとこっちにもラーメン屋が!!
しかも、黒亭と違ってまったく並んでません!!
人吉のうなぎ屋と同じ状態です。
同じ料理を扱うお店が並んでいて、片方は超絶人気店で片方はまったく並んでない。
面白いですね~~。

先程、黒亭でいただいたばかりですが・・


こちらもいただきます!!検証のため。



ちなみに、店内はお世辞にもキレイとはいえない造り。
カウンターでは地元の常連客数名が酒を飲んでいます。
観光客が仮に扉をガラガラと開けたとしても、その瞬間に「間違えました~~」と閉じてしまうでしょう。
でも、ワタシは一切の躊躇なくカウンターに座り、ラーメンを注文しました。

ああ、こっちの方がご当地っぽいな。
上ににんにくチップがかけられてますし。
もしかしたら、本当にソウルフルな熊本ラーメンはこっちなのかも。

スープはトロみがかった強めのトンコツ。さっきと全然タイプが違う。
共通しているのは豚骨ということだけ。
シンプルだけどスゲー美味い。
どっちが本当の熊本スープなのだろうか。
他方、麺やチャーシュー、トッピングは黒亭の方が上ですね。

同じ場所に異なるタイプの熊本ラーメン。
それを一度にいただくなんて、ゼータクだな。ホント。素晴らしいよ。

熊本『埼陽軒』:★★★.5
61杯目



最終日。ついにこの日がやって参りました!
熊本市街観光の昼飯は、チョイスに迷うことなくこちらです!!

『桂花ラーメン』(本店!!!)



いや~~感慨深いな。ホント感慨深いものがあります。
桂花の本店ですよ。
桂花ってのは、今では東京でもカンタンに食べることができます。
新宿、渋谷、池袋にいくつか出店してますし、ワシは学生の頃は横浜にもありました。
そういう意味では、決して珍しくないお店なわけですが、
そのお店の本店にやって来たというのが、素晴らしく感動してしまうのです。


桂花の本店は、熊本の歓楽街のど真ん中にありました。
これね、ちょっと考えてみたんだけど、
東京のお店も同じコンセプトで出店してるのかも。
新宿、渋谷、池袋もやっぱりど真ん中に出店してますよ。

昼を少し過ぎたあたりの桂花本店は、8割の入り。
スムーズに着席でしました。
と同時に登場するのがプーアル茶ね。これも桂花のスタンダード。

そして、ついに登場しましたよ。

ターロー麺!!




同じです、東京で食べるのと同じです。
歓楽街で食べる桂花。決してオシャレでなく、むしろ場末感すら感じてしまいます。
それでいいんです。
桂花特有のクセのあるトンコツスープに、麺。
そして、キャベツにターロー(肉)、タマゴ。
やっぱり美味いな~~
最初はクセを感じつつ、気がつくとスープをズバズバ啜っている自分に気がつきます。
これが桂花。
長年にわたり朽ちることのない桂花のパワーなのでしょう。

ひとつの大きな達成感を得ることができました!!

熊本『桂花(本店)』:★★★★

62杯目


以上で、2017年の夏休みを終わります。
次回からは、たまっているラーメンとかその他のコトとか、順次アップしていきます。