Ribbon cafeブログ

中味はコテコテの喫茶店でござります。

あれから5年経ちました

2009-10-24 18:16:10 | 与太話

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夕方、高校の同級生のI君とT君が来てくれた。

5年前の中越地震の時間に合わせたかのように。

あの地震の時何をしていたのか。

I君は畑の中で家族全員でスクラムを組んでいたという。

T君は冷蔵庫の中のものが腐る前に食ってしまおうと野外で肉を焼き、消防団にこっぴどく叱られたという。

わたしは横浜で電車を待っていたが、ゆらりと揺れるのがわかった。

中越地方が大変なことになっていることは家のテレビを付けた時に知った。

公衆電話に走り何度も自宅に電話をかけた。ようやく通じた母の声は小さくて遠くに聞こえた。

父が小千谷に出かけていて連絡が取れないという。

翌日は職場のお祭りでわたしはカレーライスを売る

係だった。

青空が広がりお祭り日和となったが心の中は青空とはいかなかった。

でもわたしにできることは仕事にいくことだけ。

わたしは大きな声で「いらっしゃいませー、おいしいカレーライスですよ~!」と叫んでいた。

結局父の無事がわかったのは昼過ぎだった。

「小千谷の回転寿司で2皿目を食べようとしたら、ずどーんと下から突き上げられて俺が回転してしまったよ~」

気が付いたら店の外に飛ばされていたらしい。っと、今地震が来た!。。。

何と十日町は震度4!

天災は忘れたころにやってくる。備えは万全にね。


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雪ちゃん さよなら。

2009-10-22 17:54:56 | ねこ話

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十日町シネマパラダイスの看板のら猫、雪ちゃんが交通事故死をしてしまったことを

ブログで昨日知った。

片目で小柄でまだ子猫のような風情で人懐っこく、呼ぶとスリスリしてくれた。

ギンガムチェックのリボンが可愛いらしく、今年のクリスマスに首輪をプレゼントしようかとひそかに考えていたところだった。

映画館のロビーに入ってきたところを、スタッフに抱きかかえられて外に出されたりして微笑ましかった。映画を観ること以外に雪ちゃんに会いに行く楽しみがあった。合掌・・・


ところで映画『犬と猫と人間と』を観た。

人間であることが、嫌になった。

でも、一筋の光も感じた。

できるだけ多くの方の鑑賞を望みます。

「映画、観ました」とお店のレジで言ってください。

お会計から心ばかりの割引させていただきます。


*写真はトドではありません。一応猫です。うちのいち君とハルンです。


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マッサージの効用・・・ハルン編

2009-10-20 16:15:45 | ねこ話

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ハルンという名前の猫を飼っている。

マンションの駐車場で尿が詰まって死にかけていたところを保護された猫。

人間嫌いなのか病院でも看護婦さんをひっ掻きまくり、飼い猫には向かないからやめた方がいいよ・・と獣医さんにいわれた。

身体に触れるまでに1年以上かかった。

十日町に戻ってからも血尿が出て、トイレにずーと座ったまま悲しげな声で鳴いていた。病院に連れて行こうとしても逃げ回る。薬を使うこともできなかった。

わたしのやったことは2つ。

水素入りの水を飲ませることと、マッサージ。

そろりそろりとお腹に手を伸ばし毎日身体をマッサージする。最初は緊張して体を固くしていたが気持ちいいのかうっとりとマッサージをさせるようになった。

不思議なことに薬を使わなくても血尿が改善された。今ではマッサージをするまではわたしのそばを離れない。

「ふふふ。このゴールドフィンガーのトリコになったわね。」と今日もせっせとマッサージをしている。

そうそう、ハルンって医学用語で「おしっこ」のこと、名付け親はもちろんわたし。

*右側がハルン。美少年です


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コーヒーカップとティーカップ

2009-10-18 14:59:27 | お店の話

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またもや備品紹介。

コーヒーカップとティーカップは両方とも同じ作者のもの。

「日本が誇るプロダクトデザイナーのひとり」らしい。プロダクトデザイナーって何?

はじめてこの人の製品を使ったのは今から10年以上前。

何の変哲もないステンレスのボウル。

野菜を洗ったり料理の下ごしらえをしたり、時には布巾の洗濯に使いその使い勝手の良さから作者の名前だけはしっかり覚えていた。結構な値段だった。

そして今回、カフェをするにあたって、カップ探しは大変だった。

「色は真っ白で底は丸みを帯びていて200CCほどの容量で飽きないデザイン」

そしたらこれに出会った。

作者は柳宗理。

あのステンレスボウルをデザインした人でした。

10年ぶりに恋人に会えた・・・そんな大げさな。

コメント (4)
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青空の下で芋を掘るの巻

2009-10-15 17:10:01 | 与太話

Photo 13日は定休日にて友人の畑で芋掘り。

母も大喜びで一緒に参加した

母は町内会の記念に貰ったという「愛」とプリントされた真新しい手拭いをきりりと巻いてやる気を見せている。

最初はいくら掘っても掘っても芋はでてこない。

「そこはだめだ~」と別な畑に挑戦。

土をそろそろとかいてみるとたくさんの芋が顔を見せだした。傷つけないように慎重に土を掘る。

「たぶん遺跡の発掘もこんな感じかな~」などと言っているうちにあっという間に終了。

芋のツルもきんぴら用にたくさんいただいた。

青空の下で土に触れていると身体にエネルギーが満ちてくる。

わたしは蛇以外の虫や生き物はたいてい平気なので、青虫を撫でたりミミズを引っ張ったり、

カエルを激写したりして楽しい時間を過ごした。


*写真はわたしではありません。やる気満々の母でした。


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