Ribbon cafeブログ

中味はコテコテの喫茶店でござります。

旬を味わう

2014-10-07 16:21:22 | 与太話

「どうらく息子 連載100回 記念 落語会」に行った。
有楽町 よみうりホールにて。
立川談春「紺屋髙尾」 柳家三三「鰍沢」という豪華演目にクラクラする。 
「どうらく息子」作者の尾瀬あきら氏との対談もあるという。
前日はうれしくてあまり眠れず。
会場にも1時間前に着きアンケートなどを書く。
本日の対談でお客からの質問に答えてくれるらしい。
それぞれの師匠に、「好きな話 苦手な話は何ですか?」
まったくひねりが無い。
それで用紙の下の方に
(ちなみにわたしの好きな話は「金玉医者」です。
談志師匠のをCDで聴いてうんぬんかんぬん・・)という1文を入れた。
ドキドキしながら対談を聴いていた。
そうしたら・・・三三師匠が下の方に書いた文だけ唐突に読みはじめた。
談春さんが真顔で
「あなたね~  病んでます。」とひと言。
そのあと、小三治師匠の「千早振る」のことも取り上げて
「こういう話は狙ってできるもんじゃあなくてね・・・。」
などいろいろ話してくれた。
きっちりと真面目に。
(うれしい・・。高い交通費かけただけはあった)

ところでこの「金玉医者」というのは
とっぴな題名で内容もバカバカしくって変な話ですが
なんだかわからない「哲学」を感じてしまい
これを聴いてからわたしは
立川談志の落語をちゃんと聴くことにしたんですね。
・・・
やっぱり病んでいると思います。


Douraku



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