8時、起床。ブログの更新をしてから、チャーハンとコンソメスープの朝食。
提出されたゼミ論文19本をpdfにしてコースナビにアップする。一人に3本を割り当てて、校正を兼ねて読んでもらい、内容についての感想+誤字脱字等の気づいた点をコースナビに書き込んでもらう。期限は一週間。
午後、散歩に出る。昼食は「まやんち」で。キッシュプレート、紅茶(マグカップ)、プリンを注文。キッシュは初めて注文したが、野菜たっぷりのふんわりオムレツがタルト生地の上に乗っているという感じ。ナイフとフォークで食べる。朝食としてはボリュームがあり、昼食としては軽めのメニューである。一昨日は滞在時間30分だったが、今日は1時間以上滞在して、鷲巣力『「加藤周一」という生き方』を読む。店内は女子会的トークにあふれているが、本の中の世界はそれとは隔絶している。しかし、加藤周一という人は会話を楽しむ人だったから、彼について書かれた本を読む場所としてカフェは、案外、最適なのかもしれない。
会計のとき、スタッフの方に「この前は授業に間に合いましたか?」と聞かれた。木曜の3限は大学院の演習で、普通の教室ではなく、研究室でするのだが、5分ほど遅刻して、学生が3人研究室のドアの前で待っていた。
「まやんち」を出て、ジムへ行く。前回、有酸素運動(クロストレーナー)60分で801キロカロリーを消費して、これが上限の数値だろうと書いたが、今日はなんと830キロカロリーという数値を出した。時間は同じ60分で、走るスピードを上げたのだ。人間の潜在能力というのは計り知れない、と他人事のように感心する。
スーパーのイートインコーナーで水分を補給してから、陸橋を渡って、駅の西口へ。
一二三堂を覗いて、新年の挨拶代わりに、伊坂幸太郎の新作『残り全部バケーション』(集英社)を購入。ご主人と金沢(奥さんの実家)の話をする。正月は大雪だったそうだ。
「シャノアール」(一二三堂の向かい)でクリームソーダを飲みながら、購入したばかりの本を読む。二人の裏家業の男を縦糸にした連作短編集。伊坂の作り出す物語は「達者」という表現がピッタリくる。奇想天外でありながら、予定調和的な、信用のおけるエンターテーメントだ。
夜、録画しておいた『最高の離婚』の初回を観る。脚本は、古くは『東京ラブストーリー』、最近では『Mother』『それでも、生きていく』の阪元裕二、演出は宮本理恵子。これだけですでに期待が高まるが、主演の瑛太、尾野真千子、真木よう子、(初回はあまり出番がなかったが)上原諒と旬の役者たちが共演者を大いに意識して演技力を競っている感じが伝わってきて面白かった。とくに尾野真千子は、朝ドラ後の最初の民放ドラマだった『サマー・レスキュー』でただ気の強いだけの面白みのない女性を演じさせられていたが、今回は、純情なような性悪のような、複合的性格というか、何を考えているのかよくわからないところのある女性の役で、たぶん役者にとっては演じ甲斐のある役だろうと思う。
今季のドラマで初回はチェックしておこうと思うのは、以下の10本。
日曜 9:00 TBS系 『とんび』 原作:重松清、脚本:森下佳子、主演:内野聖陽・佐藤建
9:00 フジ系 『dinner』 主演:江口洋介
月曜 9:00 フジ系 『ビブリア古書堂の事件手帖』 脚本:相沢友子(原作:三上延)、主演:剛力彩芽
0:20 『終電バイバイ』 主演:濱田岳
火曜 10:00 NHK 『いつか陽のあたる場所で』 脚本:高橋麻紀ほか(原作:乃南アサ)、主演:上戸彩
10:55 NHK 『書店員ミチルの身の上話』 原作:佐藤正午、主演:戸田恵梨香
水曜 10:00 日テレ系 『シェアハウスの恋人』 主演:水川あさみ
木曜 10:00 フジ系 『最高の離婚』
金曜 0:12 『まほろ駅前番外地』 原作:三浦しをん、脚本:演出:大根仁、主演:瑛太・松田龍平
土曜 9:00 日テレ系 『泣くな、はらちゃん』 脚本:岡田恵和、主演:長瀬智也・麻生久美子