11月3日。
今日は・・・ 『父の命日』
『仲良しの父と娘。 父は、娘の私には、理想の男性でした。』
優しい。無口口数少ない。娘一人の私を溺愛(三人の兄には厳格)。実力者まじめ。堅実。自慢せず。高ぶらず。周りに振り回されない。落ちついている。平凡。
・・・だいたい、そんな父でした。
父は、私が小学校生時代は、仕事で出張が多かった。
土産は私の物ばかり。
『洋服生地』を買ってきて、父は自分で仕立てて私に着せた。フランスのセーヌ川ほとりで描く画家の『絵』で、家中を飾った。
・・・父の『絵好き』は私が引き継いだ。
父の、『娘のための選択』で、忘れられない二つのエピソードがあります。
18歳の私の運転免許取得を”危険!”と父は言ったが…母が”なぜ女子はいけないのですか?”と取得させ、父は納得した。
私を女子校に行かせようとした母に・・・”なぜ女子校なのか?”と男子校入学を強制し、父はそちらを良しとした。
私は父が大好き。父の子どもに生まれて本当に幸せでした。こう言いきれる私は幸せ者です。
父のように、平凡でも、穏やかに、子や孫を心から愛する人でありたい!
・・・等。父を偲んだ『父の命日』でした。父に感謝!感謝!
そして。
今日は『文化の日』
学校の文化祭で・・・ 『孫娘の絵』
『真珠耳飾の女』 フェルメール作品。 孫娘の模写作品です。
『明るいところとか暗いところの境目とかを表現するところが大変でした』
曽祖父(私の父)の絵画好きを受け継いでくれた孫娘。
小学校の図工クラスの作品です。
時間を忘れて絵を描く孫、私、曾祖父。4代の継承です。下手でも…何事でもつながることは幸せです。
更に。
今日は11月3日。年間第三十土曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになった。
『左側が上席』
イエスは、招待を受けた客が上席を選ぶ様子に気づいて、彼らに話された。
「招待を受けたら、むしろ末席に行って座りなさい。
だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」』
ルカ福音書 14章1-11節
イエス様は、『謙遜』こそがキリスト者の『愛』、と教えました。
イエス様が良しとされる『謙遜』は、自分と同様に、誰をも『尊敬』することです。
態度で尊敬を示す=上席をゆずる=ことは、自分を大事にすることであり、相手を愛することなのです。
『謙遜』といえば・・・『モーセ』です。
『モーセという人はこの地上のだれにもまさって謙遜であった。』 民数記 12-3
神は、そんな『謙遜なモーセ』を選び、顔と顔を合わせて、御自分を現されたのです。
『(夢ではなく)口から口へ、わたしは彼と語り合う、あらわに、謎によらずに。主の姿を彼は仰ぎ見る。』
民数記12-7&8
神は、『地上の誰よりも謙遜であるモーセ』を、信じたのです。
イエス様が、『末席に座るようにしなさい』と言われた意味は、
誰でもを分けへだてなく迎える心の準備ができている人。誰をも価値ある人と認める心を持つ人。・・・でありなさい。
誰をも分け隔てなく接するイエス様に倣いなさい。・・・という意味ではないでしょうか。
イエス様は、『末席に座る心の謙遜な人』 が、大好きなのです。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
文化の日の今日、世に尽くした沢山の方々が表彰されました。
皆様はどなたを表彰なさいますか? 身近な謙遜な人ですよね。 お元気で!