森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

2月の暮らし☆2022

2022-02-28 17:08:34 | 梢は歌う(日記)

/*@^「-

いや、上の意味不明な、なんか顔文字みたいな記号、キーボードの電源を入れた途端(ネコ歩き防止のため、普段は切っている。)に、あんずさん(猫)が飛び乗って来て残して行った足跡なんです。足跡なので意味がないのは分かるんだけれど、なんか猫の足跡って意味があるような気がしちゃうんですよね~。

なんか陽気に笑っている人に見える。お気楽に手土産なんか持っちゃって。「いやア」なんて言っちゃって。

私の毎日は、すべてが上手く言っているとは思えないけれど、とりあえずお気楽なもので、読みたい本とか漫画とかを読み、見たい映画や行ってみたい所などに行ける範囲で出掛けていき、美味しいお茶などを頂くと言うささやかな幸せで成り立っているわけですが、世界が平和じゃないなと胸が痛くなるようなニュースばかりが流れてくると、なんだかお気楽な事ばかり言っていて申し訳ないような気持ちにちょっとなったりもするのです。

だからと言ってなすすべもなく・・・・・。

こういう時はやはり意識を持って「戦争反対」と、小さな声でもはっきりと言う、そんなことぐらいしか出来なくても、それをやるという事が大事な事なのかも知れませんね。

 

このブログ、最近、好きな事を書き連ねているわけでもないですし、だからと言って備忘録としても書ききれなくて、時々「なにやってるんだかな、」と思ったりしています。

極端な事を言うと、時々辞め時かなと思ってみたりもするのですが、それもまたなんか今だと、自分自身が困るような気もしてしまって覚悟が出来ません。

とりあえず、書ききれていなくても備忘録として2月を終わらせようと思います。

 

 映画

いつもこの項目から。一番好きな趣味だからですが、2月は「趣味」とは言えないくらいに少なかったような気がしました。

2月1日に藤原竜也・松山ケンイチ・神木隆之介の「ノイズ」を見ました。これの感想すら書きそびれています。ただ後に見た「大怪獣のあとしまつ」、あまりに悪く言われ過ぎていて、思わず感想を先に書いてしまいました。→「「大怪獣のあとしまつ」、見たよ~♪」

テレビで見たものは、

22年目の告白

たぶんこれは3回目。映画館でも見てテレビでも。やっぱり面白いですよね、これ。

アオラレ

これ、スピルバーグの「激突」のような(例えが古いね(^_^;))映画だと思っていたら、犯人が既に前の日に恐ろしい犯罪を犯しているし、時々車を降りて、とんでもない犯罪を繰り返しって事で、予想以上に恐ろしいサイコパス映画でした。たとえ自分が正義だと思っても、見ず知らずの人に、その正義の旗を振りかざすことはいかに危険かという教訓を得た方は多いかと思います。

十二単衣を着た悪魔

なかなか良かったです。そしてますます伊藤沙莉さんが好きになっていく私・・・。

ソロモンの偽証 前後編

いまさらって感じもしますが、知っていたはずなのに、見たらラストを知らなかったと言うお話。

グリーンランド 地球最後の2日間

正統派SFパニック映画を久しぶりに見たよ~と言う気分になりました。途中は一家離散になってしまって、そこの部分は、なんだか面倒くさいお話になっちゃったな~と思いましたが、なんだかんだと言って戦うお父さんは頼りがいがありました。おじいちゃんもカッコ良かったですし、面白かったです。

すばらしき世界

心刻まれる、深い映画でした。45回日本アカデミー賞にいろいろとノミネートされています。その賞にまったく興味がなかったけれど、この1本で興味が出てきました。

なんか並べてみたら、けっこうありましたね(^_^;)

 ドラマ

まとめて見たのが、WOWOWで見た「英国サスペンス『警部アニカ』」全6話。

これ、結構好きでした。事件に関しては1話完結と言う所が良かったですし、私的には好きではない母と娘の確執の部分も我慢が出来た(笑)何より違う発想でスピード解決していくアニカが魅力的だったと思います。唐突に視聴者に心情を話しかける手法にも好感が持てました。仲間も良い感じ。続編希望です。

あとは、NHKの一気放送で「今ここにある危機とぼくの好感度について」。

松坂桃李は、本当に良い俳優だなと思います。主人公の成長譚、面白かったです。

 

 漫画

漫画サイトのピッコマに、まだ嵌って、夜な夜な3話ぐらい読んでいます。1月はもっといっぱい読んでいたけれど、やはり似たり寄ったりが多いなあと思えて来て、話が本当に面白いものが生き残っていく世界なんだなと思うと、またこの世界も凄いなって思えるのです。また「NOON」と言うのはネット専門の漫画のようで、1ページにコマワリが無いんです。

つまりね、お婆さんにも読みやすいんです(笑)

そしてパソコンで描いているのか、オールカラーで絵がメチャクチャ綺麗です。

今気に入っているのが「不細工の公女になりました」かな。

 読書

カテゴリーでは「マンガ」の項目に入れたのですが、実はかなり読書モードでした。

「マンガ日本の古典 吾妻鏡 上・中・下」」

 

 お出掛け&散歩

お出掛けって・・・・?

どこかに行ったかしら ?

病院とか・・・・!!

実はそんな感じです。

お散歩は、夫とショッピングモールに行く途中で降ろしてもらって、ひとりで梅の花を見に行き、その後モールで夫と待ち合わせをしてランチをしました。(26日)トップ画像は、その時撮った一枚です。白梅は牡丹雪のような可愛らしさがありますね。

そう言えば、その前に一度、買い物ついでにやはり梅の開花状況を見に行ったこともありました。(3日)

あとはやはり16日ごろ、お友達と梅の花見に出かけました。

梅一輪の暖かさ

梅一輪一輪ほどの暖かさ・・・・

ついでながら、夫のランチは

 

 日々の出来事

髪型だけは・・・

2月3日は美容院に行ったり恵方巻を買いに行ったり、梅の花のチェックをしに行ったりとアクティブに動いた一日でした。

「投げ出し過ぎたんじゃないの。」とやんわり叱られた。

私的には、血圧が高くて病院に行くなど、衝撃的な出来事でした。おばちゃん度が増すにつれて比例して病院と仲良しになるって、嫌だなぁ~。

2月の4枚

写真四枚でまとめた二月。

雪が降ったり、猫の日があったりしましたね。

その他の猫の日の記事は

猫が落ちてる!

今日は猫ブログ

猫の日だから

 

24日に2月のお仕事は終わったので、とにかくそこからはお掃除&ゴミ捨てを毎日勤しみました。

バッグ4つとか靴も2足とか捨てました。通常以外の燃えるゴミ1袋、燃やさないゴミ1袋、段ボール30枚ぐらいかな。あと資源ごみとか。とにかくとある日のゴミ捨てに、私は8往復したのです。

疲れたので、頑張ろう。

14日のバレンタイン、写真を撮るのも忘れてしまったのでしたが、空いた缶を夫が私に戻してくれました。彼には使い道がなかったからだと思います。

下の画像は、面倒なので16日分の薬の振り分けをした後のものです。

そして蓋をした缶の黒猫のやつが、今年のチョコの空き缶です。空き缶と言わずに空いたパッケージと言うべきでしたね(笑)

 

映画の感想もドラマの感想も書けず、読みかけの本などもあり、録画消化もままならず。

しかも病院通いと梅の花を追いかけるのみの生活でした。

何もかもが中途半端に見え地味な生活のような気もしますが、私的にはさにあらず。

確かに熱を出したり、血圧が上がったりでロクでも無かったです。

それでも、私的には頑張りました。

あくまでも私的、私レベルではありますが、お仕事をです。

なんたって2月は学年末&公立高校の受験があったので、やはり一番に考える優先順位はそこだったと思います。

 

そしてそれが終わった後の、家の片付けも、レベル100まであったら、レベル5ぐらいは、いや分母を100にするのはダメですね。1000ぐらいにして5進んだ感じ。でも意外と満足度は高かったです。

だからやっぱり例年の、「2月は逃げる」のような逃げた感じはしなかったのです。

小さく生きてるが故なのかも知れませんが、それで良かったと思います。

 

※ 昨年の2月のまとめ記事は→逃げてしまった如月姫

 

 

 

 

2022-03-09に投稿

 


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鎌倉殿の13人 第8回「いざ、鎌倉」

2022-02-28 00:21:25 | ドラマ (大河)

本当に吃驚しました。

何にって、この義経に。

頼朝に会うための旅の途中で、兎をどちらが射止めたかの争いで、矢がどちらが遠くに飛ぶかで勝敗を決めようと提案。

だけどこの時点で、矢を射たもうひとりの人は負けてしまったようなものだったと思ってしまいました。なぜなら矢の形を示し自分の矢だと主張した彼は、義経の矢を出させ、どちらの矢かを明らかにしたら答えは明白だったはず。それなのに勝負を挑まれて、きっと「面白い」と腕に自信があったその者は、心が動いてしまったのでしょうか。

見ていた私たちも、何やら面白い矢の飛距離自慢のシーンが見られるのかと気楽な気持ちで見て居たのでした。

義経が同時に射る事をしなかったのは、彼の結果を見ていたうえで素早く作戦でも立てるのかと思ってしまったところで、あの卑怯な振る舞いがありました。たかが兎1匹の為に、その男を殺してしまった義経。

この戦の天才であった義経は、勝つためには手段を選ばない恐ろしい男でした。

そして三谷氏も恐ろしいー。

決してこの義経を、悲劇のヒーローにはさせないつもりなのではないかと思いました。

皆が芋を掴めずにいる所にひとり刺す事で芋を手に入れる義経は、やはり発想の違う人間なのだと私たちに知らしめしたのだと思いました。

だけど最初のあの卑怯なシーンを見てしまったゆえに、知恵あるものになどにも見えず、彼の闇のプリンス像が私の中で出来上がってしまったのでした。

そこに三谷氏の計算があったのではないかと思わざるを得ず、やはり彼は怖いライターだと感じたのでした。

 

また別の知恵ある者は、三浦義村でしたね。

何となく一段高い所にいる様な頼朝を気に入らない上総に、佐殿以外の呼び名を教えたりしました。

武衛(ぶえい)
兵衛府およびその官職の唐名(とうみょう/中国風の言い方)。

上のは、HPの「用語集」をそのままコピペしまものですが、「佐殿」よりも位が上の呼び方なんですってね。あっ、これは作中で畠山が言っていましたね。上総に「武衛、武衛」と連呼され、頼朝もまんざらでもない顔をしていました。

でも「俺も武衛だ。みんな武衛だ。」の言葉に困惑もしていました。ひとり笑っている義村。

だけどそれは上総たちが頼朝に寄り添った良いシーンでもあったわけです。

 

今回は、皆に気を使いあっちに行ったりこっちに行ったりと活躍していた義時なのに、印象がかすんでしまったような気がしました。

でも生き生きと働き机に向かって事務作業に勤しむ義時の背後で、父の時政は

「お前は佐殿に出会って、本当に良かったな。」と呟くのでした。

力を発揮できる場所を得る事は、生きる場所を得たようなもの。それを父親がちゃんとわかってると言う良いシーンだったと思います。

 

他には、畠山が味方になりました。三浦義村も「育ちが違うのだ。」と言っていましたが、寛ぐ時もひとり背筋を伸ばし、まさに貴公子。鎌倉入りの先陣を務め、沿道の婦女子の熱い視線を集めていました。

また勝負はついたと、梶原景時は大庭を見限りました。

政子たちの鎌倉入りの衣装を用意するために、やむなく義時は彼の住まいを訪ねましたが、景時にとってもグッドタイミングな出来事だったと思います。

それから・・・って、なんか細かくあれやこれやあって、もう良いかなってなりました(笑)

 

ただ伊藤のお父さんの気持ち・・・・。八重と頼朝の仲を裂いたのは、ただ平家に気を使ってだけではなかったのでしたね。

「あの男は出自が良い事を鼻にかけ、我ら坂東武者を見下していた・・・。」

分かる、そこ。大泉さんが演じていていろいろと憎めない頼朝ではあるけれど、もしも違う人が演じていたら、この頼朝は結構好きでいるのは難しい所があるかもしれないと、亀のいる前で政子に大きな声で跡継ぎをと語るシーンでそんな事を思ってしまいました。

だけどお兄ちゃん、そこんとこ凄く分かっていたなぁと思いました。分かっていて佐殿を立てていた。坂東武者のそして北条の未来の為に。

鎌倉入りの姿を兄に見せたかったと言う義時には大きく頷いてしまいました。

 

まあ、ともかく次回、八重はどうなる !?

大丈夫、ヒロインだから・・・・って、それを言っちゃあ・・・・ダメだよね(笑)

 

 

 


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「マンガ日本の古典 吾妻鏡 上・中・下」

2022-02-27 01:07:17 | 漫画・マンガ・まんが

 

以前、『「扉はひらく いくたびも」-時代の証言者ー』

と言う、竹宮惠子の自伝エッセイを読んだ時に、その感想の中で

>「私は氏の多くの作品が未読です。

「紅にほふ」と「吾妻鏡」はぜひ読んでみたいと思います。」

と、書きました。

思っていても、実行に移すまでは少々時間がかかる私です。

だけど今は「鎌倉殿の13人」も放送されているわけですし、読むなら今だなと思いました。

 

これを読んで、一番最初に思ったのは「竹宮惠子さん、頑張ったなぁ !!」でした。

この本は「マンガ日本の歴史」ではなくて、「吾妻鏡」と言う古典の漫画化。漫画で描かれた歴史と言うよりも更にズシリと重かったです。

そして私は甘かったと思いました。漫画なので、この上・中・下の三冊を1日で読めるなどと思っていたのです。

内容深く丁寧で、そんなに簡単には読み切れませんでしたが、作者がこれに掛けた時間と情熱を思えば、それはそれで正解だったと思います。

 

「吾妻鏡」は鎌倉時代の公用記録書で1180年から1256年まで編年体で記されているものです。

徳川家康も愛読していたとされるそれは、中世武家社会を知る上の重要な資料の一つでもあり、ゆえに相当硬いです。「なかばあたりまでは、まだまだ固いし、絵も慣れない。」と、作者自身もあとがきで語っていますが、この難解な古典の漫画化に作者の気負いもあったように思います。

それにひとつひとつのエピソードが薄くも感じられます。だけど編年体で書かれた資料のような古典を、欠落した部分を他の作品で補いながら269×3ページで描き切ったのは見事だと思いました。また要所要所で作者の細かい部分での工夫も感じられて、時にはクスリと笑えました。

だけどもしも「鎌倉殿の13人」を見た後で、彼女がこの作品を手掛けたら、もっと彼女らしい何かを見る事が出来たのではないかと思ってしまいました。

少なくとも、キャラデザインは変えたと思う・・・・・^^

畠山と義経はハンサム枠はいつも決まりのようですが、義時とか三浦義村とかも・・・(^_^;)

 

「鎌倉殿の13人」がコメディのようだと思うシーンもあるけれど、「あれで、あのノリで良いのだ。」と強く思いました。そうでなかったら、この時代、本当に辛すぎます。

漫画になっているにもかかわらず、そうとう暗い気持ちになりましたから。

内容については、今やっているドラマのネタバレにもなってしまいますので書きませんが、

かなり学ぶことが多かったです。またドラマの感想の時に、知ったかぶりをして(笑)書くこともあるかもしれません。

また、やはり「吾妻鏡」と「平家物語」は表と裏のような気がします。

壇ノ浦の決戦の詳細は、ほとんど「吾妻鏡」には載せられていないそうです。

それから教科書で「平家物語」を学ぶとき「敦盛の最後」はよく出てくるエピソードです。平家物語では熊谷次郎直実の出家は、この時の敦盛の首を取った事が理由であるかのように書かれていますが、「吾妻鏡」には違う理由が書かれていると言う事は、かなり驚かされた内容でした。

 

やはり「平家物語」も読んでみたいものだと思いました。

 

 

 

 

 

・・・


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春を待つ形

2022-02-26 01:43:24 | 梢は歌う(日記)

結局昨日は、マンションの鉢植えの梅の開花状況すら見に行かずに、お片付けを頑張っていたんです。

今の時点では5分の2が終わったと言う感じかしら。

「今日は頑張ったよ~。」と、姉妹四人のラインに報告したかったけれど、やっぱり出来ませんでした。

妹のスノウさんが、家事やお片付けが好きなどとは一度も聞いたことはなかったのですが、自分が出来なくなってしまった事を、誰かが頑張ったよなどと言っているのを聞くのは、やはり寂しい事なのではと思ってしまうのですよね。

だけど花の写真や空の写真、そして猫の可愛らしい写真なら、ほんのちょっぴりでも喜んでもらえるのではないかと思っているのです。

 

綺麗な花や可愛らしい花がどんどん咲く、春は花の祭りだから、どんどん撮って送ろうかしら。

だからドンドンと外に出られるように、ガンガンとお片付けをしよう・・・・・・・。

 

(だけど明日、映画に行こうって夫殿が言っていたなぁ。)

 

それはともかく(^_^;) 、

もうすぐ春だなぁと思うと、なんだかワクワクします。春一番なんか大嫌いだし花粉症の季節でもあるわけですが、それでもです。きっとそれは、桜が咲くからだと思うのですよね。

そして暮らしの中でも、企画やデザインなどで、そっと春が忍び寄って来ているように思います。

 パッケージも可愛らしくて、ワクワク^^

 

今年の初イチゴは2月20日でした。

フィルムの時代と違って、何でもかんでも気軽に写真を撮る事が出来るのって、本当にありがたい事だと思います。

(今の若いもんには分かるまい(笑))

 


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相棒20 第16話「ある晴れた日の殺人」

2022-02-25 11:56:17 | ドラマ(相棒)

空の青さは、生きる希望に繋がって欲しいものですね、やっぱり♪

※          ※

なんかここまで来ると、「相棒」の感想を書いていないと、宿題をやっていない子供のような気持ちになって来るので、簡単にではありますが書いておくことにします。

(大片付け中で廊下が大変な事になっていますが・・・(^_^;))

最初、「俺が殺した、ヤッテやった。」という男が出て来て、今回は最初から犯人が分かっているお話なのかと思いました。

殺害現場でイタミンが「おい、そこの !!」と言った時、男が吃驚したでしょう。イタミンは特命係のふたりに言ったわけですが、その時私は、殺害現場に戻って来て、絶対大丈夫だと自信があったのに、呼びかけられたらやっぱり生きた心地がしないよねなどと思ったのでした。

ところが、彼が階下に降りて来て刑事たちを見ていた時から、

「ああ、分かった。この男がご遺体よ、パパ。」と言いました。

昔は、早々と分かった事や思った事を言うと、夫殿には叱られてしまいましたが、今はそれを聞いてくれて、当たったね、外れたねと言ってくれるので、私的には楽しいです。

でもこれ、すぐに分かっちゃった。

分かってて見て欲しかったのかしら。

出来たらもうちょっと演出で騙して欲しかったです。

途中辺りから、「あらッ、もしかして、もしかしたら・・・」で、最後に「えっ !?」ってなりたかったです。

 

でもやっぱり、分かってて見て欲しかったんですよね。

霊感体質の右京が、途中で不思議そうな顔をして振り返る所なんかツボでしたね。

 

死んでしまった中松が自分を裏切った後輩の持ち物の鋏を使い、そして指紋をふき取るために妻からもらったハンカチを使う。その妻はやはり出世コース脱落した夫に愛想を尽かし不倫中。かつての仕事のライバルで自分を追い出し部屋に送り込んだ男を弾劾する証拠だった書類は丸めたものの、まだ持っていた。

中松は、全くその気はなかったと語ると思うけれど、これこそ無意識の復讐だと思う。

現に、みんなはそれぞれにいろいろな事を暴かれて、そして彼が自殺だと分かった時にも、口々に

「私が殺したようなもの。」と語った。

「違う。そうじゃない。俺だ。俺が殺した。」と中松は言いました。

でも、この物語の中の男を語ってもまったく意味のない事だと思いますが、この「無意識の計算力」の高さが、実は彼の才能だったんじゃないかと思うのです。彼のかつてのライバルで今は上司の男が言うように、それを信じて突き進めば、いつか道はひらかれたかもしれません。

だけどいろいろと上手くいかなくなって、自分を嫌いになってしまった・・・・・。

それが殺人の動機。

あっ、無意識の復讐と言うよりは、誰かに「分かって欲しい~ !!」という叫びだったのかも。

「分かるわけないさ。」と言いながら、分かって欲しかったんですね。

 

たくさんの刺し傷があったのは、深い恨みからではなく、自殺のためらい傷のようなもので、死にきれなかったからなんですね。

(これ、解剖したら、分かっちゃうんじゃないかな・・・・てな事を言うのは野暮ですね(^_^;))

右京は見えない誰かに向かって、「それでも自分を殺すことは許せない事です。生きていて欲しかった。」と言うような(もっと奥のあるセリフでしたねm(__)m)事を言い、それを聞いていた中松は

「もっと早くに二人に出会えたら、もう少しここにいる事が出来たかも知れない。」と言いました。

彼にとっては、もう後の祭りです。だけどここは物語の世界なので、きっと彼は満足して青い空のかなたに行けたのではないかと思います。

 

そしてそれは作者からのメッセージだと思いました。

君の味方に出会えるかもしれない。それは今日の午後からかもしれないし、明日かもしれない。だから今日はとにかく生きようと言う・・・・・

 

 

この回のライターの徳永富彦さんは、ちょっと癖のあるシナリオを書かれる方で、意外と私とは相性が良いのです。分かりやすい所で言うと「物理学者と猫」を書いた方ですね。後「倫敦からの・・・」のシリーズを書かれた方。

最近ちょっと嬉しい事があったんです。

ちょっとだけ「ふっふっふ」ってなってもいいのではないかと^^

 


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疲れたので、頑張ろう。

2022-02-25 00:50:52 | 梢は歌う(日記)

とにかくも、一応昨日で2月の仕事は終わりました。

ある意味、一年の一番の山場で、終わってホッとしました。

そして今日からほんのちょっとだけ、お仕事はお休みしようと思いました。本当に数日間の、ほんのちょっと。

 

「来週、一回お休みね。」と子供に言った時、朝から仕事以外ではまともに誰とも話をしていなかったからなのか、余計な事を言ってしまいました。

「もう本当に疲れちゃったんで、来週はお休みしますね。何に疲れたかっていうとね、家の汚さに。」

誰を相手に本音を言っているのかって、言った傍から「バカじゃん、私。」ってなりました(笑)

だけど疲れてしまったので、今日から頑張ってお片付けを勤しみたいと思います。

 

しかし2月は毎年、だいたいこうなる事が常だったわけです。

でもここ数年は時間数的に言ったら、実は大したことないんですよね。だけど今年は毎日予定が入っていて、そしてメチャクチャ体力的にアウトになっていたんです。夕方とか夜とかの数時間の為に体力温存して、座ってできる事ばかりしていました。

ーああ、それって駄目じゃない ?

って、思われた方多いのでは。

正解です。

ダメでした。

転がる悪循環の歯車でした。

「衰える」と言うのは「成長」よりも早いです、たぶん。

 

それでリハビリウォーキング始めました。

今日は5600歩。

ほんの少しずつから頑張ろうと思います。

だから明日も!

 

いや、待てよ・・・・。

明日は引き籠って、とにかくお片付けを頑張ろうと思っていたのでしたね。

いや、待てよ・・・。

せっかくのお休みなんで、映画に行きたいな。「ドライブ・マイ・カー」とか「鹿の王」とか。

でも2月は既に2作品見てしまったので、3月かな、やっぱし。

と、いきなり優柔不断になる私。

いや、元々か^^

 

だけどお休みなんだと思うと、あれやこれやとやりたい事をいろいろ考えて、この時間が一番楽しいのかもしれませんね。

 

ところで昨日は図書館に行ったのですが、その図書館の2階にはカフェがあって凄く安いんですよ。

 

これで、550円。珈琲はお替り出来るので頼んだら、

思わず「少な~ !!」と心の中で言ってしまいました・・・・が、二杯目はタダなんだから文句を言うなってところですね。

珈琲も美味しくて、そしてお腹もいっぱいになりました♡

 

あっ、そうだ。

トップに載せた画像は、実は昨年の「猫の日」に撮ったものなんです。

明日はマンションの梅がどうなっているのかだけは見に行こうと思いました。

 

 これも昨年のニャンコの日に撮った梅。

 

そして下のは今月の17日の梅です。

 

何処まで咲いているのかな~。

そう思うと、明日はそれも楽しみな事の一つになって来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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今日は猫ブログ

2022-02-22 22:22:22 | 梢は歌う(日記)

トップ画像の手前に並んでいるのは、夫殿のコレクションの一部。どさくさに紛れて息子君のはるか昔の、訳の分からない作品や、このブログを始めた頃に飼っていたワンコのココちゃんの写真も紛れていますが、今日は猫の日だったので夫殿のその飾りをお見せしちゃいますね。

私たちくらいの年齢だと、美しいガラス細工(スワロフスキーとかね。)などを買い求めて飾るうちのあると思うのですが、我が家はこれ。

まあ、なんと幼稚なとか思う気持ちもなくはないけれど、一時期二人でガチヤにはまったのは、この猫たちのせいで、私も持っているので、この猫たちはもう少し我が家に居るんですよ。

確かに、このような物は「無駄じゃ~。」と言えなくもないのですが、そういう無駄なものが、毎日を楽しくさせるエッセンスのなのだと思います。

そして、

下の囲みは、昨年の「猫の日」に投稿したものなんです。そしてそれは2021年、2020年の記事に遡る事が出来るツリーになっています。

何とはなしに「猫の日」は、それなりに頑張ってしまいますね^^

(昨年のは頑張ったわけではありませんが・・・・(/_;))

 

 
ももちゃんからの伝言

 ブスッとももちゃんとクリクリあんずさん前の記事の「谷中散歩 その3「朝倉彫塑館」」もよろしくお願いいたします。本日2回目の投稿。だって仕方がないですよね。今日は「......
 

 

※ 猫のアルバム代わりに、休眠中だったブログを再開しました。→「あんずさんとクゥちゃんの春夏秋冬」です。よろしかったら、一度覗いてみてくださいね^^

 

過ぎ去り日を思って、もも吉の写真も一枚載せておきますね。

やっぱり可愛いなぁ・・・・

 

 

コメント (2)
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猫が落ちてる!

2022-02-22 02:22:22 | 梢は歌う(日記)

 

 別に落ちているわけではありませんよ、ママ。

 

 近頃、新参者のクゥちゃんに、縄張りを奪われっぱなし。

あの子は、ここにはなかなか怖くてまだ来られないから、

あんず、自由を謳歌しているんですよ。

 

 

今日は猫の日ですね。

 

世界中の猫と猫の飼い主と、猫を愛する人と、

猫にまったく興味のない人に、穏やかな幸せな時間が訪れますように。

 

 


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鎌倉殿の13人 第7回「敵か、あるいは」

2022-02-20 23:22:30 | ドラマ (大河)

多くの兵を持つ上総広常(佐藤浩市)を取り込むために、和田義盛(横田栄司)と共に義時は使者として彼の元に向かいました。

「どんな得があるのか?」と言う彼の問いに、義時は最初は上手く応えられません。

今の時点では、何の得もないからです。

だから義時は正直に、自分の気持ちを伝えます。

兄の想いを伝えて「凄く面白いと思うんです。」と。

「頼朝は担ぐに値する男か。」の問いに、義時はそこに居合わせてしまった梶原景時の顔を見ながら、

「鎌倉殿は今までどんな苦難も乗り越えて生き抜いてきた、強運の持ち主なんです。」と答えます。

 

その後、上総の家の前で立ち去ろうとする梶原景時を呼び止め、頼朝を見逃してくれた事の礼を言うのでした。

その時梶原景時は、なぜ頼朝を見逃したのかの理由を語ります。

それを聞いて、「良かった。」と思った私。

前回の「鎌倉殿の13人 第6話「悪い知らせ」」の中でそのシーンについて触れたからですが、メチャクチャな事は言ってはいませんでしたのでホッとしたのでした。

誰もが分かるシーンだったかもしれませんが、こういうのって思い込みも多々あるので、「やっぱし」と思えたら嬉しいものですよね。

 

「マンガ日本の古典 吾妻鏡」を読み終えたばかりですが、千葉常胤(岡本信人)の涙の為の沈黙や、頼朝が「これからそなたを父とぞ思うぞ。」と言うシーンは、実際にその中にあるシーンでした。

上総広常の遅参の話もそうで、ある意味今回のハイライトだったかもしれません。

あそこで欲しい兵の数に、遅参を見逃す様な男だったら、頼朝の首を取って大庭に土産に渡すと思っていたと言うのですから、やはり頼朝危機一髪でしたね。

「よくぞ言いましたね。」と安達に褒められると、頼朝が

「顔が怖いだよ・・・」みたいな事を言ったのは、たぶんアドリブですよね(笑)

 

ハイライトと言えば、遅参のシーンよりも、夜討ちの情報を得た広常がそれで頼朝の強運を試すシーンの方が面白かったです。

政子は頼朝の無事を知って泣いて喜んでいたと言うのに、頼朝ったらさ、旅先で早速女に手を出して、まーったく !!    と、言う所なんですが、この亀の夫が乗り込んできて、逃げたところに夜討ちの輩が来て、またも危機一髪でしたね。

 

その他のお話としては、八重は父・伊藤祐親の所に、千鶴に立派なお墓をたてていただきとお礼(嫌味)に伺い、そして別れを言い放つのでしたが、情報が流れてしまうのは困ると幽閉されてしまいます。八重はその時、夫の江間の顔を見るのですが、立場的に八重の行動の報告はしても仕方がない事ですよね。

そして政子の所には、頼朝の腹違いの弟、阿野全成が尋ねてきます。

奥州では、義経が藤原秀衡と別れ鎌倉に向かいます。

 

と言うわけで、次回は「いざ、鎌倉」、楽しみです。

(だけど、ここでこのタイトル・・・ちょっと違和感があるなぁ・・・・独り言です^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2月の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」

2022-02-19 14:06:25 | テレビ・ラジオ

月に1回の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」を楽しみに聴いています。

だけど2月11日が祭日だったので、朝には覚えていたものを夜にはすっかり曜日の感覚が狂い、忘れてしまいました。

ツイッターなどで、呟いたり他の方の呟きを見たりしながら聴くことが好きなのですが、忘れてしまった物は仕方がありません。

radikoで聴こうと、またそれも楽しみにしていたわけですが、ふと気がつくと金曜日の9時50分 !!

視聴期限が迫っていました。

と言うわけで、ギリギリになってひとり寂しく聞いていたわけですが、内容的にはぎゅうぎゅうと詰まっていて、情報量の多い番組だったなと思いました。

途中で語っていた

「この恐ろしい時代から何かを学ばなければならない・・・・。」

本当に私もそう思います。また

「吉田拓郎はいつか終わるわけですが・・」と言う言葉ー。

それも私は頷きます。

吉田拓郎と言うシンガーは、いつかは終わると言う意味だと思っているからです。

なんにせよ、いろいろな終わらせ方があると思うのです。いきなり不本意に終わる、なんとなく知らないうちに終わる、そしてきちんと自分で終わらせる・・・・・。

「ダメ」「いや」「寂しい」、確かにそういう気持ちがないわけではありませんが、そういう想いで、彼のやろうとしていることの邪魔はしたくないなと、私は思っています。

しかし、終わると言ったって、それはひとつの季節が終わるだけで、確かに今となっては懐かしくも楽しかったチケット狂想曲は奏でる事は出来ないかも知れません。この先の「つま恋」に行っても、それは想い出の風に吹かれるだけになってしまうのでしょう。

だけど彼が生み出した音楽が終わるわけではないのですからー。

彼が最後にやろうとしているお祭りと打ち上げ花火を楽しみにしたいなと思っています・・・・(って、この時何らかのチケット狂想曲が起きるかな(笑)公開レコーディングとか・・・)

 

さて、今日は、2月の「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」でかかった曲などを載せてまとめておきたいと思います。

吉田拓郎&加藤和彦 純情

ふと何かの時に、今はいない友達の事を思い出して、寂しく思う事ってありますよね。美意識が高かった加藤和彦さん、懐かしく、また居ない事を寂しく私も思います。

 

横田良子 「流星」吉田拓郎カバー@美濃ライブ リハーサル

 

ハルカトミユキ 『流星(吉田拓郎カバー)』

 

この方の名前をラジオから聞いた時、はるかトみゆきと言う二人組かと思ってしまいました。そうじゃなかった(^_^;)

番組内ではかかりませんでしたが、この曲名が出て褒めていましたので、こちらも載せておきます。↓

 

ハルカトミユキ 「鳴らない電話」 (Music Video)

そして

風になりたい 沢田聖子

 

拓郎さんが語った、フォーライフ時代に水面下で移籍のために動いていたと言う高橋真梨子さんのエピソードは、興味深かったです。

これも番組内ではかかりませんでしたが、せっかくなので、夢に終わった移籍話・・もしも実現していたらと言う彼女の歌も載せておきますね。

 

ごめんね... 〜 はがゆい唇 / 高橋真梨子[2016コンサート]

 

拓郎さんが考えるテレビ番組の最後は「ラブラブ愛してる」だそうなので、それ、楽しみですよね~。

キンキとの思い出話も楽しかったです。

掛かった順番は違いますが、アルバムも完成間近だそうで、今回のデモは「ヘイ・ユー」。

 

そしてラストの曲は、載せた動画の1曲目です。

Camila Cabello カミラカベロ 人気曲 おすすめの名曲 ♪ღ♫ Camila Cabello Best Songs Collection 2018

 

次回は3月11日(金曜日)、今度は忘れないようにしたいと思います。

 

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