森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

英国サスペンス「THE BAY」「THE BAY2」

2021-11-30 00:20:58 | 海外ドラマ

wowowで「THE  BAY2~虚構の家族~」を一挙放送するので、その前に「THE  BAY~空白の一夜~」の二日にかけての3話ずつの放送がありました。

元々英国サスペンスは好きなので、両方とも録画して見ました。

 

イギリスで高い評価を得た、正統派クライムサスペンス。

6話完結なのですが、なかなか面白かったです。

「THE  BAY~空白の一夜~」は、高校生の失踪事件と、港街を全体を巻き込む麻薬密売の謎はどう交差するのかというような物語でした。

ただヒロインは・・・・

あらすじをwowowさんにお借りすると

『高校生の娘と息子を持つシングルマザーの刑事リサ・アームストロングは、ある晩、友人たちとともに夜遊びに繰り出し、バーで出会ったショーンと酔った勢いで一夜限りの関係を持つ。翌日出勤すると、双子の高校生が失踪する事件が起きていた。家族のサポート官として事件を担当するリサがその家を訪ねると、母親のジェスの夫として昨夜のショーンが現われる。マニング警部補はリサに、ショーンの昨夜のアリバイ確認を命じ……。』

というお話になるわけですが、彼女の家のホームドラマも、ありがちな反抗期のお話のように見えて、最後はひとつに繋がっていく所が見ものです。

そして彼女自身もちゃんと、やってしまった事の報いを受け、それをシビアに受け止めつつも、周りの者も、彼女に対して優しく理解してくれるところも良かったです。

サスペンス部分よりも、二つの家族の子を思う母の気持ちに引き込まれました。

 

そして、

「THE  BAY2~虚構の家族~」も、実は同じ感想を持ちました。

こちらのあらすじは

『イングランド北西部の海辺の町。ある弁護士事務所の創業者ビルの引退を祝うバーベキューパーティーが開かれ、彼の娘ローズやその夫スティーヴンも出席するが、宅配業者を装った男がそこに現われ、スティーヴンを射殺するという衝撃の事態が発生。スティーヴンはビルの事業を引き継ぐはずだった。
地元警察は先日の不祥事によって捜査チームから外されていたリサ・アームストロング刑事を復帰させ、彼女は後輩メッドに指示されながらも捜査を進めていく。するとビルの家族に隠された秘密が次々に明らかになっていき、捜査は混迷を極めていく。そんな中、リサやその子どもたちの前にリサと別れた元夫アンディが現われて……。』

ヒロインがシングルマザーだからなのか、母と子供の物語と言う印象を強く感じました。それは刑事の家ばかりではなく、被害者の家に対しても感じたのでした。

母が子たちを思う気持ちには、ホッとさせるものがありました。ですが、こちらの話は元をただすと、・・・

あっ、こちらは12月8日9日に3話ずつ放送されますね。

だからこれ以上は書かない方が良いかもしれません。

二転三転するところ、またとんでもない話に広がっていく所も面白かったのですが、「あの人」に起きた事には吃驚で悲しかったです。ネタバレなしで書くと、こんな感じになってしまうわけですが、日本だったら続編もありかなと思ったりして、ギリギリで生かす人も、海外ドラマは容赦がないなと思いました。

 

というわけで、wowowのドラマですが、一応ネタバレなしで書きました。

機会のある方は是非に。

サスペンスとして、または刑事の家のホームドラマとしても面白かったです。

続編希望ですね。と、書いて、wowowのページに飛んだら、最終章のシーズン3の制作も決まったのだそうですね。

 

以下はタイトルで、wowowの解説のページにリンクしています。

「THE  BAY~空白の一夜~」

「THE  BAY2~虚構の家族~」

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小石川植物園の秋 その2「日本庭園」

2021-11-29 01:51:37 | お出掛け日記

・「小石川植物園の秋 その1「鬱蒼の魅力」」の続きで、写真日記です。

メタセコイアの林を過ぎて、イチョウと沼などを見つつ歩いて行きました。

大木、背が高い木が多いです。

ポプラかなと思ったら「イタリアヤマナラシ」ですって。

これ、今「アレっ?」思われた方、いらっしゃるかもしれませんね。

家に帰ってから検索したら、なんとそれはポプラの事だったのです。

そして再びイチョウです。なんだかまったく綺麗に撮れず(ノД`)・゜・。

でも雪が積もるが如くのイチョウの葉から、数枚綺麗なものを探して拾ってきました。

そしてそこを抜けていくと、日本庭園に出ます。下の建物は「旧東京医学校本館」。そこは「総合研究博物館分館」で一般公開もしていたのですが、残念ながら、今は耐震性に問題が見つかったとかで、臨時休館中です。

この日本庭園は、徳川綱吉が幼少の頃に住んでいた白山御殿に由来しているのだそうです。

風のない一日でしたので、水鏡が綺麗でした。

青空も素敵な秋の日でした。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「九尾狐〈クミホ〉伝~不滅の愛~」

2021-11-28 00:11:04 | 海外ドラマ

イ・ドンウク主演の「九尾狐伝」を前々から見たいなと思っていました。それを10月から2話ずつwowowで放送してくれたので、見ていました。

正直に言うと、最初、序盤の方ではあまり面白く感じなかったのです。

カッコ良く超綺麗なイ・ドンウクの山の神、クミホだっていうのに。

大好きなファンタジーだっていうのに。

たぶんラブストーリーメインっていうのが、あまり好みではなかったのかもしれません。もっと、クミホらしいファンタジーを前面に出した、何かを見たかったのかも。

 

だから中盤、最大の敵である咬竜が復活してきた辺りから、ようやく面白くなってきたのと、更にお兄ちゃんを愛しすぎていて、可愛さあまって憎さ百倍になってしまっているラン様がお気に入りで、この兄弟がどうなってしまうのか、徐々に面白く感じていきました。

このラン様を(なぜか、様付け)、キム・ボムが演じました。

この人を検索したら「サイコメトリー~残留思念~」という映画に出ていて、この映画は見ました。じゃ、あの人が・・・?  

と、なりましたが、もう一回見て確認したくなりました。

 

このドラマは、美しすぎるイ・ドンウクのラブストーリーみたいな感じで、涙は不要のドラマだと思っていたのに、最終回で大泣きしました。

後日談も丁寧に描かれていて、(またそこでちょっと泣き・・・)、見終わってみれば、「楽しい時間をありがとう。」という気持ちになりました。

ネタバレなしで書こうと思ったら、ここまででしょうか。

あっ、ちょっとだけどうしても語りたい・・・詰まらない事だけど・・・・と、言うわけで、ささやかなネタバレの話は、一番下に書いておきますね。

私は、本当に韓国の俳優さんには詳しくないので、ひとつのドラマから気にいった俳優さんを見つけ次の作品を見たりして、そんな風に広がっているようなものです。

後は、姉からのお勧めからですかね(笑)

 

イ・ドンウクも「トッケビ」から。

その「トッケビ」も姉からの強いお勧めによって見たわけですが、今またテレビで再放送されていますね。前はネット配信で見たので、またテレビの画面でも見たいかなと思って録画しています。

(BSフジ、午前8時から月~金)

問題は、いつその録画消化をするか・・・・・・(^_^;)

また26日に、彼の新しいドラマの事が記事になりましたね。

「Bad and Crazy」という作品ですが、またいつか機会があったら見てみたいと思います。

その記事は→こちら

 

ささやかな事ですがネタバレしています。

ランは最後に「エビに生まれ変わるから、海老は食べるな。」と言うー。

だけどヨン(ドンウク)は、生まれ変わった少年ランに出会います。

自転車に乗っていて転んでしまった少年を助け起こすと、それはかって少年だった頃のランにそっくりな少年でした。

「次はひとりで起きるんだぞ。」と優しく声を掛けるヨン。

そしてひとり呟くのでした。

「エビには成れなかったな。」と。

 

家族を持って愛を知ったから、その命にはヨンの命と引き換えにする価値があったのです。その彼の最後の時は、やっぱり泣くでしょう、普通に(ノД`)・゜・。

 

また人間に転生してきたヨンが、人間として生きていくのは面白かったです。

「人間と言うのは痛みとの戦いだ。」みたいな事を言うじゃないですか。

思わず共鳴してしまいました。

 

だけどヨンは、何で赤ちゃんからの転生じゃないのと思っていたら・・・・

ラスト・・・ああ、やっぱり~となりました。

これって、続編を作ろうと思ったら出来ますよね。(でも作らないか、やっぱり(笑))

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小石川植物園の秋 その1「鬱蒼の魅力」

2021-11-27 00:04:16 | お出掛け日記

11月23日、星子さんとお出掛けしてきました。

「小石川植物園」に来たのは、およそ40年ぶり。あまりに昔過ぎて、懐かしいと言うよりも、まったく知らない初めての場所に来たような気持ちになりました。

「小石川植物園」の前身は1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」で、養生所がその園内に創設されたのは1722年の事でした。養生所と言うのは、時代劇などによく出てくる、あの「小石川養生所」の事ですね。

小石川養生所と聞くと、思わず竹脇無我さんの事を思い出すのは、たぶん私だけではないと思います。

 

40年ぶりとなれば、木々の数も増え、または木々も成長していたのだと思います。

微かに残っていた記憶の中の風景とも違うような気もしました。

大木が多く、そして・・・・・・

 

メインの道から逸れて、緑の中の道を選ぶと、そこは鬱蒼とした森の中に入って行けるのでした。

下のはグランサムツバキです。凄く大きな花で驚きました。

メタセコイアの林です。

この辺から、前を向いたり振りむいたり

前を見たり

振り向いたりして

小石川植物園の秋を楽しみました。

 

この写真日記は、まだまだ続きますが、ドラマの感想や映画の感想などの合間に適当に入ります。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒20 第7話「かわおとこ」と冠城亘の卒業について

2021-11-26 00:58:04 | ドラマ(相棒)

ひとつ前の記事は、1週間遅れの感想にも関わらず、訪問ありがとうございました。

 

ちょうど来週の12月1日の「相棒」はお休みなので、この記事も同じように1週遅れでも良いかなと思いましたが(笑)、でもいたってシンプルなお話で、(サボって)1週間も伸ばす必要もないかなと思いました。

それに、ひとつ前の記事にも触れた冠城亘のシーズン20での卒業。やはりあんなに簡単にスルーしては申し訳ないような気持ちになってきました。

諸々の記事によると、このシーズン20の撮影前に、この卒業の話は決まっていたのだそうですね。それをなぜここまで黙っていたのかと言うと、真実は分からない事ですが、シーズン20のこの第7話で、冠城亘の最多出場の125回が決定したのだそうですね。それが決まっての発表にしたかったのかなと思いました。

「反町隆史「相棒」卒業 水谷豊が“絶大信頼”寄せた道程7年」

という記事によると、

【「『相棒』は1年で2クール放送されるため、体力的にとてもハード。そこで制作サイドは水谷さんへの負担を思い、70歳になったタイミングで続投してもらえるのか確認する予定です。いっぽう水谷さんは『続けるなら、ソリが相棒であることが絶対条件』との意思を明かしていたんです。

反町さんが卒業を伝えた際、水谷さんは静かに『わかった』と一言だけ伝えたといいます。多くを語らなかったのは、バディを“思いやる心”があったからこそでしょう」】

とありました。

私は、水谷さんが「分かったと言った」と言う部分よりも『70歳になったタイミングで』続投を打診の方が気になってしまいました。だって、それって来年の夏にって事ですよね。

私を含め多くの人が、最終シーズンまで、もう彼がずっと相棒なんだと思っていたと思いますが、それって水谷氏自身もそうだったみたいで、来年の夏、彼は何て答えるのでしょうか。

それに新しく相棒になった人がワンシーズンだけじゃ、失礼ってものですよね。

という事は ?

などといろいろと考えるのも楽しいと言うものですよね。

せっかくピタリと相棒に当てはまった冠城亘の卒業は、確かに寂しいと思います。

だけど公式HPの水谷氏のコメントにあるように

『「この先冠城亘では無い役者ソリを観られることもとても楽しみです」』、全く同じような気持ちになっています。

HPのその記事は→こちら

 

ところで今回の「かわおとこ」は、直前の発表も影響したのか、かなりの高視聴率でした(15.0)

「妖怪ハンター」と呼ばれる特命のふたりが面白かったですね。

面白いと言えば、私のパソコンでひらがなで「かわおとこ」と検索すると、長財布ばかりが出てきてしまいました。(なんで?)

 

右京が作中で語っていましたが、この「川男」という妖怪、なかなか面白いですね。

元々おとなしくて、人を川に引きずり込むようなものではないみたいです。背が高く色が黒い。

それについては→「川男」

もう一つ出てきましたね。

妖精の写真を撮ったと言う少女たちの話が。

「コティングリ―妖精事件」。なんかこれは知っていたように思います。老いた少女たちは、自分たちのねつ造だったと告白しますが、5枚のうち最後の一枚だけは、死ぬまで本物だと言い張っていたのだそうですね。

 

事件自体は入り組んだものではありませんでしたが、それでも正義の若い人が亡くなったのは悲しい事で、犯人は許せないと思いました。

この事件、特命が暇じゃなかったら、事件にもならず埋もれてしまったと思いました。

暇でこその特命。

そして少女の放つ声に耳をちゃんと傾けたからの、事件解決でしたね。

 

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒20 第6話「マイルール」

2021-11-24 21:24:21 | ドラマ(相棒)

前回の感想が書いてなかったので、1週間遅れで書きます。

              ☆

だけど途中まで書いてグズグズしていたら、とうとうと言うか、ちょっとびっくりなニュースが入ってしまいましたね。

反町隆史の冠城亘が、シーズン20で卒業・・・・ !

ここまで来たら、彼は「相棒」のシーズンの最後まで継続かと思っていました。

だけど相棒が卒業という事は、「相棒」のドラマ自体は、まだまだ続くって事なのでしょうか。

興味深いです。

               ☆

今回のライターさんは、森下直さん。この方はシーズン18も19も書いてなくて、久しぶりの登場でした。

だけどどうも視聴率が芳しくなくて(11.0)、なんか気の毒なような気がしました。

このような安定した人気を誇るドラマであっても、視聴率が上下するのはどのような視聴者の心理の動きがあるからなのでしょうか ?

私が思うには、前作がつまらなく感じたから・・・じゃないかと思うのですよ。

または予告編を見て、物語が好みじゃないなと感じたか。

いずれにしても、その回のライターさんのせいではないと思います。

 

で、今回のお話は、なかなか推理部分など面白かったですよね。

でも私が一番強く感じた感想は、また死ぬ必要もないのに、または殺す必要なんかまったくなかったのに、無駄にまた人が死んで後味が悪かったな・・・・です。

 

またこれを見て浮かんできた言葉は、

「人を呪わば穴二つ」です。

作家には呪う理由もありました。彼の怨みは当然のように感じ、正義は彼の方にあるように思うのです。娘が殺されて、加害者が少年だったために、娘の死に見合った刑罰も与えられず、その加害者の名前も知らされず、憎しみの気持ちが簡単には消えるはずはない事だと思います。

だけど少年だった加害者は、その後は深く後悔をし、そして更生の道を辿っていました。

そして作家の復讐に、心を病むほど怯えていました。

加害者だった男のレストランに訪れた作家は、口では恐ろしい事ばかり言いましたが、それは彼の精いっぱいの復讐だったのではないかと思いました。

最後に分かる事ですが、彼は結局は小説を通して、彼の名前をばらすようなことはせず、最後は純文学のようなまとめ方をしていました。

 

犯人は、少年院の職員でした。自分の保身の為に行った犯行でした。

 

作家は自分の復讐の為に行動した。だけど加害者の今を見て、小説のラストを変えた。それなのにその行動から不安を覚えその不安から殺意を生じてしまった者がいたー。

作家にとっては予想外の結末になってしまったのではないかと思いました。

 

だけどその作家が生きていたとしても、今回は「マイルール」の公表はしなかったのではないかと思います。もしもそれを言ってしまったら、どんなにラストが違くても、コアなマニアはそのルールから、少女シオリの殺害者を導き出してしまう確率がないとは言えないからです。

と言っても、ドラマの話とは言え、作家が殺されてしまっては確かめる事は出来ない事ですね。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療費貧乏と言う言葉が身に染みた10月

2021-11-23 01:37:18 | 梢は歌う(日記)

11月も残り10日を切ってしまったと言うのに、今頃10月のまとめです。

しかしこの1か月のオマトメを今年はずっとしてきたので、ここで挫折したくありません。

それに日々の生活が、あっという間に過ぎていくように感じる今日この頃、意外とこのおまとめ日記は、私的には役に立つのです。

皆様の10月は如何でしたか。

 

そしておまとめ記事は、いつも「映画」から

 映画

このおまとめ日記が書けなかったから、こちらのおまとめも書けなかったのですね。

5日で15記事書くのは、中身がなくてもきつかったデス。来年は、もうこんな事は止めようと思っています。

「近未来二番館のお知らせ【10月に見た映画】」

 読書

「孤道完結編 金色の眠り」

「人間臨終図巻 上巻」

 ドラマ

11月も続いているので、感想はまだ書いていませんが、WOWOWでイ・ドンウクの「九尾狐伝」を見ています。「プロディガル・サン2 殺人鬼の系譜」も。

地上波では、大河や朝ドラ・「相棒」の他には「最愛」がイチオシでしょうか。最近「日本沈没」も楽しみになってきました。それから「和田家の男たち」も面白いですね。

そうそう、10月は朝ドラの最終回でした。静かでよい作品でしたね。

「おかえりモネ」☆癒しと再生への共鳴

 

 アニメ

来週最終回の「鬼滅の刃 無限列車編」、見ています。

→「「鬼滅の刃」に急に嵌る。」

にも書きましたが、10月はアマプラで「竈門炭治郎 立志編」を全作見ました。

金曜ロードショーで「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビアニメの再編集版を見てしくしく泣きました。

注:近頃もしかしたら、私と言う器は、昔で言う所のおばあさんと言う括りに入って来たみたいなのですが、そりゃ、器だけだなってしみじみ思います。(笑)

 

 薔薇と病日記

10月のほとんどは、まさにこんな感じでした。

夫の発熱時、病気の妹を訪ねる時、気持ちは重く暗くなりがちだったのを支えてくれたのが、薔薇たちだったと思います。

今の私は、花追い人ではありません。それでも心が重くなりがちな時は、花を追いかけてみる事は、かなり心を軽くするには有効な事だと思います。

今回はお散歩日記の花の画像に、病日記と妹の家に訪問したことを織り交ぜて書いています。

何じゃらかんじゃら言っても、夫殿のコロナ疑惑は私にとっては大きな事件でした。

しかもかなり無駄にお金をお支払いしました。そして彼の病は継続中。気持ちは重くお財布は軽くなります。(ノД`)・゜・。

 

秋の日 その1

秋の日 その2 【発熱外来に !!】

オチオチ熱も出せない その1

オチオチ熱も出せない その2

オチオチ熱も出せない その3

 

「花ファンタジア」へのお散歩&お出掛け日記

花ファンタジアのコキア☆2021

花ファンタジアのコスモス

 

そして1年2か月ぶりに妹のスノウさんに会えたことも、私には大きな出来事でした。

「横浜イングリッシュガーデン」の薔薇たちと。

・「薔薇と秋の日」

  ※ スノウさんの事よりも、行けなかった1975年のつま恋・2006年のつま恋の事を語ってます。

「薔薇とスノウさん」

「横浜イングリッシュガーデンの薔薇」その4

「それはたぶん失敗しないから。」

 

近所の公園と、「花ファンタジア」と「横浜イングリッシュガーデン」にお出掛けしてきたわけですが、コキアもコスモスも綺麗でしたが、薔薇園の薔薇もイングリッシュガーデンの薔薇も本当に綺麗でした。

 

 インフルエンザの予防接種をする

10月は私の持病の定期検診もありました。筋肉の数字が低いの「L」になっていてショックを受けて帰ってきました。

でもこの時、廊下の張り紙を見ていたら、もうインフルエンザのワクチンはないよという内容の物が貼ってありました。また入ってきたら打てますから予約しておいてくださいみたいな・・・。

だから、私もそのつもりで、次回お願いします(12月)と言ったのです。

そしたら、「今日で大丈夫です。」とおっしゃって頂き、打ってまいりました。でも嬉しいのか嬉しくないのか分からない事ですが、私はまだお値段が市の援助のないお高いグループの人なので、予想外の出費のような気持ちになってしまいました。(ただでさえ10月は病院にお支払いばっかりしているので。)

 

 くろ豆の手術

病院にお支払いと言ったら、猫のくろ豆もです。

可哀想だけれど去勢手術をしました。やっぱり「可愛そうだけれど」という言葉はついてしまいますよね。だけど一緒に暮らすためには仕方がない事なんです。

けれどこの手術代は、前にルート君から猫のために使ってとまとめてお金を渡されていたので、そこからお支払いが出来ました。(いい子だわ~♪)

 

 その他の出来事

 

① サークルで作っていた落花生が収穫できました。

これがまた、凄く美味しかったのですよ。だけど私、これにほとんど関わってなくて・・・・・

あっ、そう言えば種まきはしたのでした。その後、何もしてなくて、収穫の時もいなくて、ちょっと寂しかったです。

来年もやって欲しいな。でも来年はさつまいもと言う案が出ているから、だめかな~。

 

② お友達ランチ、ほとんどなかったと思います。それどころじゃないと言うか。10月のランチの写真を見てみると、やたら夫殿と行った画像ばっかりが出てきました。(やっぱり、そうなりますよね~。)

ただ花ファンタジアにはお友達と行ったので、その時頂いたのが下のランチです。

 

 

③ それから2時のお茶に、お友達をお誘いしました。彼女の誕生日のお祝い。ささやかですが。

 

④ その帰りに、ちょっといいシーンに出会いました。

道路の向こう側でワゴンを出している人が居ました。ガレージセールとか、珍しくやっているのかとわざわざ、渡って見に行くと、学校帰りの子供たちにお菓子を配っていたのです。今年のハロウィンは日曜日だったのです。それで金曜日の29日に配っているのだと、その上品なご婦人は言いました。もう6年以上やっているのだそうです。

学校帰りに貰ってはいけないと先生や親に言われた子供は名前を書いておいて、後から取りに来るのだそうです。

マンションのハロウィンイベントは、たぶんコロナのせいで中止になっているのではないかと思います。それを個人で続けていくのは大変な事だと思います。

「素敵です。」と言って写真を撮らせていただきました。

素敵な笑顔でした。

 

⑤ 今年の我が家のハロウィンイベントは、ケーキを買って食べる程度でした。

 

だけどこの季節、お菓子のパッケージ自体がほんのちょっと楽しくなるのも良いですよね。

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近未来二番館のお知らせ【10月に見た映画】

2021-11-21 18:17:38 | 映画

もう11月の終わりも近いと言うのに、ようやく10月に見た映画の感想を書き終わりました。

いつもこまめに書いて、こちらにもお知らせさせていただきたいと思うのですが、なかなか出来ません。また10月は家で見た映画が多くて、書いていて拷問のような気持ちになってきましたが、ネタバレ考慮無しで、軽く書いたので何とかなりました。

タイトルで記事にリンクしてますので、ご興味があるものがあったら、訪問よろしくお願いいたします。

「新解釈 三国志」

「イエスタディ」

「アイアムアヒーロー」

「騙し絵の牙」「騙し絵の牙」(1回目の感想)

「青天の霹靂」

「ささらさや」

「朝が来る」

「星の子」

「暗数殺人」

「サンドラの小さな家」

「樹海村」

「ミナマタ」

「グッバイ、リチャード!」

「異端の鳥」

「今日から俺は!!劇場版」

「天外者」

 

「ミナマタ」も洋画に数える事にして、洋画は5本。韓国映画が1本。邦画が10本でした。

10月の終わりまでで120本の映画を見ました。

どれも素敵な作品でした。

「異端の鳥」は、怖いシーンが見られない人にはお勧めできませんが、一番心に残っていろいろと引きずりそうです。原作の本などを検索してしまいました。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東京都庭園美術館」へ。

2021-11-20 18:19:47 | お出掛け日記

11月19日、東京都庭園美術館の「キューガーデン 英国王室が愛した花々 シャーロット王妃とボタニカルアート」展に行ってまいりました。

175点もの展示があったにもかかわらず、あまりじろじろ見る事もなくサッと見てきてしまったかも知れません。

それよりも、やっと「今がチャーンス」とばかりに、東京都庭園美術館にお出掛け出来た事が嬉しかったように思います。またその美術館は、旧朝香宮邸なので、そのお屋敷の内部を見て回っているだけで満足できたように思います。

玄関に狛犬があるお屋敷、なんか期待しちゃいますよね。

 

美術館なので、中の展示は撮影禁止ですが、二か所撮影OKの場所がありました。

 

この美術館のカフェでお茶などを頂きたいかなと思っていたのですが、もうお友達はその頃は外に出てしまっていて(私以上に、気が早いね。)、そのミッションは、次の時にという事になりました。と、言いましても、それは私の中でで、いつになる事が分からない事です。

お庭も広いのですが、その中の日本庭園しか回りませんでした。

と言うのも、私が早めに帰りたいと言ってあったからなんです。

でもその日本庭園は、少々色づいていて、かなり満足度が高かったです。

 

水鏡に映った紅葉を見て「あっ、ラッキー」と思ったのですが、もっと狙って映せばよかったです。

水鏡に映った紅葉と言うより、紅葉の葉が落ちているようにしか見えない・・・・(^_^;)

 

ちょっと明るさをいじりました。なんか私好みの良い感じになりました。

東京の紅葉は、まだまだですが、気の早いものが色付いていました。

 

 

あまりにもサッと見てきてしまったので、久しぶりにお土産の絵葉書を買ってきました。

 ファイルです。

 

 お茶も買ってきました。

 

因みに「キューガーデン」は

懐かしいです。

展示の写真は撮れなかったので、画像は暗めですが過去記事から拾っておきました。

「ポートランドの壺」です。ウエッジウッドがたくさん展示されていました。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一度きりの大泉の話」

2021-11-15 16:02:38 | ユーモレスクを聴きながら(book)

4月の終わりにこの本を買ってから、ずっと読まずに飾ってきました。

ただ単に借りていた他の本を先に読まなくてはならなかっただけかもしれません。

だけどやっぱりなんか読むのが怖かったからと言うのも、ちょっとはあったような気がするのです。

この本を読む前に、先に竹宮惠子氏が書いた本を読みました。

その本の感想には、この本を読んだ感想とダブっている部分もありました。

もしよろしかったら、それらの感想もお読みくださると嬉しく思います。

 

「少年の名はジルベール」

・「楽しみだけど、少し待とう。」

「扉はひらく いくたびも」-時代の証言者ー

 

だけどやはり、そちらにも書いたことを、ここに転載しておきますね。

>『「24年組」「大泉サロン」、意外かもしれませんが、そんな言葉を私はつい最近知りました。

あの頃、私には全く関係がなかったし興味もありませんでした。

ただ彼女たちの描く素晴らしい漫画にのめりこみ、その世界観に浸れることが幸せだったのです。』

 

そうなんです。

私が高校生の頃、萩尾望都氏が連載中の雑誌の中で「マニアは嫌いだ。」と言ったのです。

彼女は私の前を歩く大事な人だったので、私はその言葉の本当の意味も分からずに、イイコで正座して(心の中で)、彼女たちの漫画を読み続ける一読者であり続けていたのです。

 

またこうも書きました。

>『イヤ、でも、「秘密は封印された壺の中」の方が良かったのになと、心のどこかでそう思います。伝記を書くにあたっては、そこを隠して通過できない時代だったのだと思います。だけど、言葉にして残したら、二人の過去にそういう時代、そういう出来事、そういう気持ちがあった事が人々の記憶の中に永遠に続くからです。』

今回の本でも、語るのは一度だけでも、読み手がいつ読むのかは分からない事ですし、人々の記憶の中でリフレインし他の者と語られつづけるかも知れない事は、予測も出来ない事だと思います。

 

だけど、これは二人の物語。

私には関係のない事だなと思います。

 

ただお二人にあった出来事を、過ぎた過去の物語として捉えると、それはもしかしたら誰にでもあった人間関係の躓きの物語であって、読み手の過去と重なる部分があると感じた人も、多いのではないかと思うのです。この私のようにー。

 

あの時は楽しかったね。

仲良しだったよね。

どうして、何で、別れて行ってしまったんだろう。

何がいけなかったのか分からない別れー。

そんな苦しみを感じてきた人は居ませんでしたか。

私自身も10年以上苦しんだ、友達だった人の別れを思い出しました。

 

だからその苦しみも分かるような気がするし、ひとつの物語として、心にとどめておこうと思います。

でもやっぱりその程度にしておきたいとも思うのです。

なぜならこの本を読んで、驚いたことに、私はとってもワクワクしたからです。

 

私は一読者。

「ああ、この人はきっとブラッドベリが好きだな。」

「ああ、この人はきっとヘルマン・ヘッセの『春の嵐』を読んだな。」

高校生だったあの頃、彼女の作品を読んで、そう感じてはどんどん好きになっていきました。

「ポーの一族」、メチャクチャ好きでした。

私のあの時と彼女のあの時が、この本を読んでリンクしていきました。

やっぱり、ヘッセの「春の嵐」が好きだったんだとか、そんなに読者アンケートって大事なものだったなら、毎回書いて出せば良かったとか思いました。

あの時感じた事への、アンサーがたくさん書いてありました。

ある時雑誌の近況欄に「目が~目が~」と書いてありました。

目があかないから、ファンレターも読めないとおっしゃっていました。

仕事をし過ぎて目を酷使したから、そうなったのかと思っていましたが、その背景には、竹宮氏との別れのストレスがあったのですね。

「マニアが嫌いだ。」と言う発言の意味もだいたいわかりました。

引っ越した背景とかも。

ちょっと田舎の家。

やはり高校生の頃、その見た事もない家の夢まで見てしまった私。

なんか熱いですか ?

そうなんです。

私、高校生の頃、アイドルとか全く興味がなくて、たぶん、私の今でいう「推し」の人ってエドガーとアランだったのですよね。

 

この本は、自分の青春時代を蘇えらせてワクワクさせてくれる素敵な一冊でした。

もちろんこの本が書かれた背景と趣旨は理解しています。

それでもそれだけではなかったと、私は思い感じたのでした。

 

あと一つだけ、書かせていただくとするならば、ちょっといろいろ過去の事を思い出していて、分かった事があったのですが、なにも漫画家さんたちの私生活を知らない一読者であったとしても、彼女たちには最初、密接な付き合いがあり、その後距離が空いてしまった事は、たぶん誰かに告白されなくても、すでにあの頃知っていたと思います。

もちろん、何でなのかの理由など分かるはずもありません。興味もありません。だけど漫画家さん、けっこう何処かでチラチラ近況を語りますが、お互いから気配が消えたからです。そしてそれを、私は寂しいなと思った事があったのでした。

.

それを思うと、何かを作り出す人たちは大変だなと、しみじみと思います。自分と原稿と関係者だけでは、世界は成り立たないわけですから。

見えない誰かが常に存在していて、時には作家は、見えない誰かの事なんかを考えない事もあるでしょう。だけどその見えない誰かは、じっとその作品をしみじみと隅々まで見ていて、その人の何かを感じていたりするのですから。

なんか、怖い・・・・・って、私もその見えない誰かなのですね。

何か話があらぬ方向に向かってしまったので終わりです。

 

 

何にせよ、この本を読むことが出来て、私は嬉しかったです。

 

 

 

・・・・


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする