森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

幸せの貯金箱には何が入っていますか?

2006-05-31 22:40:56 | 家族スナップ
薔薇の季節になりましたね。

次から次へと街は花で化粧を変えて行き、私たちにささやかな幸せを分けてくれていますね。

そういえば、家のCMで「幸せは貯金できますよね。」とか在りますが、いつもそのCMを見るたびに、「出来る出来る」と頷いている私です。

例えば、結婚した時、だんなの実家に住む事になりました。
初めてその家に仕事から帰った時、なにやら照れくさい気持ちと他人の家に帰るという緊張感を感じながら
「ただいま~。」とドアを開けると、奥の部屋から彼が走って玄関に出てきて
「お帰り」と言ったのです。思わず、二人でエヘへと笑ってしまいました。

あの時、嬉しかったなあ・・・

私の幸せの貯金箱には、こんなささやかな事でいっぱいです。なにやら、小銭貯金みたいですが・・
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功名が辻ー開運の馬

2006-05-28 23:29:54 | ドラマ (大河)
馬を買いに走る一豊。カワイイーとか思ってしまった私でした。

待っていましたよね、皆さんも。今日の馬市の日を。

少し前まで、私はなぜこの「山之内一豊の妻」という人が偉いのか分かりませんでした。持参金で有名なのは知っていましたが、お金を持ってきたから偉いのって変な話だなあと。そして、なぜ、そのお金で馬を買ったから凄いのかも、全然理解できなかったのです。この「功名が辻」でよーくわかりました。子供の時から、放置していた疑問点が解消できてすっきり

黄金10枚で千代は一豊の「男の株」というものを買ったのですね。
ところで、その黄金10枚って今で言うとどのくらいの価値があるのだろう・・

・・・調べてきましたよ、今。100万ぐらいだそうです。でも、今とは物価も違うわけですし、昔の1万円が今よりも重みがあったように、100万といっても普通のサラリーマンの年収ぐらいの重みがあったのではないでしょうか。

今回、我が家では、珍しくだんなの独り言が、うまくストーリーの解説のようにはまり多重放送のようでした。

馬の値段が黄金10両。
「なるほど、この人は、自分の持っているお金と同じだったので、運命みたいなものを感じちゃったんだなあ。」
―なるほど、そういう見方もあるなあ。―と、私。

持参金の事を自分に黙っていたと怒る一豊。
「ちちぇえ男だなあ。」
―だから、妻の力で出世したと後世に名を残せたのでは・・―

千代が泣き出して、結局謝りまくっている一豊。
ここは二人で、「千代の勝ちー」と無邪気に大笑いをしていましたよ。原作では泣いた振り。ドラマでは、解説によると本当に悲しくなって泣いてしまうとあるけれど、どう見ても、あれは嘘泣きですね。

真珠の涙をうか~べ~たあら、男の子なぁんて、いちころよ

と心の中で、歌っていそうな感じでしたよね。

でも、買った馬の嘶きを聞いて嬉しそうな顔をする一豊をみて、
「ああ、しあわせ」という顔をする千代に、なんとなく心が温かくなりました。

ところで、だんなのつぶやき解説の続きですが、
信長が「刺してみろ、私は死なない」と言った時、
「迷わず刺せ」って。
―ちょっと・・、それはダメでしょ。―
「なんでだよ、死なないって言ってるんだから、刺してみたらいいんだよ」
―とんでもないやつダー。せめて、『僕は、死にませしぇ―ん』ぐらいのボケにしといてよ―

だけど、光秀の悪夢の中の信長は怖かったですね。ぞーっとしました。

素性も知らない濃姫を、またも千代が町中で偶然助けます。そして、千代の一豊との会話を聞いて夫婦のあり方を考える濃姫でした。
馬を信長にお見せしてお褒めに預かる二人です。今日は明るい感じでいいですね。
そしてその後、輿に乗って現れる濃姫に驚く千代。
「お気持ちです」となにやらいただけるのですが、あけてビックリ、砂金でした。
そして、だんな
「情けは人のためならず」
―おお、ナイスコメント


だけど、今日の濃姫、化粧が濃いです。それから、あなた、少しお静かにね。
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夢見る頃を過ぎても

2006-05-28 18:44:05 | 観劇・コンサート日記
これは、↓の記事の続き

「デジタル クォーツ セコンド ハンズ」の感想です。

「夢見る頃を過ぎても」・・・・・やっぱり、この言葉には不思議な魔法の力がある。胸に突き刺す郷愁の思いと、訳の分からない悔恨の思い。

でも、本当は「ても」とあるわけだから「夢見る頃を過ぎても」の言葉の続きには必ずまだ夢見ている自分の姿があるわけで、「胸に突き刺す郷愁の思い」なんていうことを感じる事が間違いなのだ。

だから、そう感じてしまうのは実は
「夢見る頃を過ぎても、まだ夢を見続けていたあの頃」と更に進んだ時の時点から振り返っているからだ。

実は、私は後悔していて言い訳したいわけ。劇の終わりのアンケートに変なこと書いちゃったんだよね。
―夢見る頃を過ぎても、って言うけれど、××××××―
みたいな・・・なんちゃって。
涙が止まらないほど感動した。って書いたのなら、それでいいのに、本当に私って自分に素直ね。
本当は、こういうことが言いたかったの。

ある時 ひとは明日を見つめて夢を見ている
また ある時は 心も閉ざし 深い眠りにつく
だけど また目覚めては 夢をみる
今日と言う日を繰り返すように 
終わりの時まで 何度でも
ひとは目覚めては 夢を見る
 


だから、時計は逆回転はさせないって思ったわけですよ。
だけど、分かるわけがないのです、子供たちにはね。だって、トドのようなお母さん、枯れているようなお父さんの器の中身が、実は20歳前後の君達と大差ないことに気づくわけが無い。
これは、必死で隠している大人たちの秘密ですから。・・・ないしょですよ。

「わたしは ここにいる」
これもいい言葉だと思いませんか。出て行くという息子。出て行くという母さん。
でも、父さんは「わたしは ここに います」と言う。

ちなみに私のブログのテーマと同じです。あ~、でも「ここにいますよー」と言う自己主張ではないですよ。

聞きなれた使い古された言葉なのに、繰り返されるそのセリフは新鮮だ。逆に、斬新な長台詞は、同世代には拍手物だと思うけれど、私には噛ましのはったりに聞こえてくる。舞台劇には必要なはったりなのかなとも思うけれど。
そしてこれは、「父と息子」「「息子と母」「娘と母」「夫と妻」「恋人達」のそれぞれの決別がテーマになっているように思っていいのだろうか。

離れたがっている恋人の青年の気持ちを察して自分から
「私、出て行く。あなたから離れて。」と言う恋人の少女。話が交差しているこの物語で青年は、
「君は、恋人?それとも母さん?」と言う。

もう、涙が止まりません。私は男の子の母なので。

いつか、羽ばたこうとしている我が子の気持ちを察して、自分から決別を言い渡す事が、私にできるのだろうか。



そういえば、背景のないこの劇で、銀のシップ、赤い教団の絨毯、田舎じみたソファとちゃぶ台なんかが、私の中で現れては消えていく。こういうことは得意なの。だけど、ふと頭の中で「最終兵器彼女」なんて漫画が勝手にリンクしちゃった。
だって、「なんじゃあ、この設定と展開は・・」という中に日常の日々と愛があるから。


ちょっと、文章は文末そろえましょうね。なんちゃって。
多くの方にとって、興味の無い内容だったとは思うのですが、もし最後まで読んでくださった方いましたら、本当にありがとうございます。

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デジタル クォーツ セコンド ハンズ

2006-05-27 09:46:08 | 観劇・コンサート日記

ついてこられるならついて来い、受け取れるのならば受けと取れば。

この芝居が始まった時、そういう類の演劇なのかなと感じてしまった。なぜなら、物語は単純でも、ストーリー展開は難解だ。登場する役者は三人、背景はない。ただ登場人物は三人ではなく、セリフ一つで場面が変わっていく。

観客の知識の素養と想像力の助けを要求される。

だけど、すぐに「言葉の響き」と言うチケットにパラレルワールドの門が開く。

物語をたどるのも私の力では力量不足だが、とりあえず粗筋だけでもチャレンジしてみよう。

月の周りを回りながら内蔵保存の目的のためにクローンを保管している倉庫船の管理人三人がいる。コールドスリープを繰り返しながら、30年、月の周りを回っている。次は、オルガのコールドスリープの番。だけどオルガは言う。

「僕は、コールドスリープはあまり好きではない。眠りに付く時に悪夢をみるから。」

残された二人の管理人は有り余る時間をキャッチボールなどをして過ごしている。一人の青年クリスは子供のときの孤独な時間をボールを夜空に放り投げて戻ってくるまでの間に星座をおぼえて過ごしていたと告げる。そして、星座の物語を作ったり。

「私たち、何も知らないね。」と少女の管理人が言った時、船に異常を知らせるサイレンが鳴り響く。船は軌道をはずれ、オルガが居ないと告げられる。

場面は変わり、オルガが踊っている。でも彼はオルガではない。オーデションに落ち惨めな思いで、家に帰ってきたトシカズを待っていたのは、妻にはデレデレだけれど、子供には無理解な頑固な父だった。無理解だけれど、家の要は自分と自負している昔ながらの日本の父だった。どこかユーモラスな父と子の言い争い。その時警報が鳴る。爆弾が落ちる地響きに倒れる家族。

クリスとレナ(名前がよく分かりません。仮にと言う事で)は、倒れているオルガを見つけるが、彼は船に他の誰かが乗っていて、後ろから殴られたのだと言う。いったい誰が・・・、その時三人は地下の倉庫に閉じ込められてしまった事に気がつく。

こんな風に場面は変わっていく。

あるとき、レナは元娼婦の教団の教祖だったり、母さんだったり、家出少女のカズミだったりする。クリスは父さんだったり、星売りの男だったり、家出少女の面倒を見る人のいい男だったり、救いを求める男だったりする。オルガはトシカズだったり、教祖を信じ切っている教団の男だったりする。

どんどんどん、ドアを叩く音、押し寄せる多くの者の気配がする。

目覚めたクローンたちが閉じ込められた部屋に押し寄せる音。ハルマゲドンの時を向え、安全な家に住む家族の家に救いを求める人たちが押し寄せる音。教祖を弾劾する人々が押し寄せる音。それぞれのストーリーにクライマックスが訪れる。

この劇は、ストーリーよりも繰り返されるセリフにメッセージがある。でも、これってなんなのとははならない。それなりの答えが用意されているから。

クローンにドアが破られて、暗転する。倒れているクリスとレナを起こすオルガ。     

「早く起きてください、時間ですよ。」と、冷静に言うオルガ。そして、異常は治しておいた、私たちがクローンなのだとも伝える。驚くレナに、クリスは、実は、これは、教団がおこなっているシステムアップのカリキュラムだと打ち明ける。驚くオルガ、すると、レナが「今までご苦労様」と伝える。二人は、ハルマゲドンのその時、逃げ込んだコールドスリープのカプセルの中、覚醒し続ける孤独な意識が作り出した世界の人格だと伝える。

好きな真実を選べばいい。もしかしたら、全てはオルガノ悪夢なのかもしれない。

感想書くのに少しは筋も必要と思いましたが、疲れ果てました。本当に書きたかった感想は次に・・・

 

 


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アールコリンで涙

2006-05-26 08:23:57 | 観劇・コンサート日記

アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルは、遠く離れた場所にある天体ほど、大きな速度で地球から遠ざかっていく事を発見した。ドイツの天文学者ハイリンヒ・オルパースは、夜空はなぜ暗いのだろうかと考え、宇宙には果てがあるのだと発想した。もしも宇宙が無限の広さを持つのなら、無限の宇宙に存在する無限の星で埋め尽くされ、無限の光が降り注ぐはずだ、と。つまり、宇宙は膨張している。世界は、とてつもない速度で、僕から遠ざかってゆく。非ユークリッド幾何学上で交わる平行線の交点を求めるように、宇宙を、生まれた瞬間の一つの点にまで逆回すためのデジタル時計の秒針を、その時、僕は捜していた。

これは、5月24日に荻窪のアールコリンにての芝居、「デジタル クォーツ セコンド ハンズ」の中のセリフです。

その日は天気予報どおり夕方からは雷雨。ちょうど、会場に向かう途中でピークになってしまいました。家を出るとき降っていなければ、天気予報を見ていても傘など持ち歩かないB型人間なので、待ち合わせた姉の傘を頼ることに

それでも、耐え切れない雨だったので、途中で傘を買ったのだけれど、それでも全身濡れ鼠になってしまいました。 

だけど、冷え切った体を、始まった芝居が心から私を温めてくれました。途中から私は涙が止まらなくて、5,60名入っていた観客の中で、こんなに涙ぼろぼろなのは私だけかと思って照れくさい気持ちでいましたが、終わったときに、妹も泣いていた事が分かってホッとしました。

また、雷雨と久しぶりの満員電車体験をしながら帰りましたが、さわやかな気持ちになれた一日でした。

                  

感想は次の記事で・・・   

 


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「功名が辻―迷うが人」いづこへ

2006-05-22 01:26:31 | ドラマ (大河)
「迷って、思い悩むからこそ人なのだ」「迷わないのは信長様だけ・・」
そうだろうか。もはや、迷宮に迷い込んでしまって抜ける道を見失っているのではないのだろうか。迷い迷っていづこに行くというのだろうか?


そうだった。信長は本能寺に向かっているのだ。でも、濃姫は必死に違う道に信長を引っ張ろうとしている。
今日はお市の方が出てこなかった分、「相変わらず細い足だのう。」なんて夫婦らしいシーンがあった。でも、信長に「迷う者が好きか、」と光秀の名前が出ると〈さてはお市、ちくったな〉ショックのあまり気を失ってしまうなんて、どういうことー

私はいつも、信長とお市を見ると「ギリシャ悲劇」、信長と濃を見ると「シェイクスピア劇」を見ているような気になっちゃう。あ~ぁ、なんて倒れられちゃうとますますそんな気がする。一豊と千代はホームドラマだけれど・・

今回はお話三つのオムニバスのような気がした。
テンポ速いのはいいけれど、なにやら勿体無いような気がしたのは私だけ?

*官兵衛と松寿丸の話
*三木城兵糧攻めの話
*重臣追放劇の話

今回は、小りんに泣かされた。一豊の役に立とうと思って三木城に潜入し抜け出せなくなって、視力を失っていた小りん。

私は以前
「女六平太になって一豊を守れ。」って書いたことがあるのだけれど、もう、訂正する。
何の役にも立たなかったが、気持ちを汲んで、もっと優しい言葉をかけて欲しかった。たとえ、相手になじられても。
目の悪い女がヨロヨロと出て行こうとしているのに「構うな」はないんじゃないかな。野良猫じゃないのよ。

血を流しても流さなくても、「戦さ」は「無残」

こうして、今日の功名が辻はふあんふあんふあん という音楽で暗ーく終わったのだった。


小りーん フラフラと、女一人でいづこに行くの          後は、六平太にオ・マ・カ・セ  ですか?


あのさあ、消えちゃったんですよね。書いた記事。これ二度目です。   だから、松寿丸を消せ、信長の涙目、一豊のお芝居、金八先生のセリフ、みんな面白かったです。ということで。
だけど、消えてしまった私の記事は、今いづこへ・・・・






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虹ですよ♪

2006-05-20 18:22:43 | お散歩&写真日記
今日は暑かったのに、午後から大気が不安定になってきて強い風と雨が降ってきました。でも、その時間は短くて、もう雨が上がったのかなと外を見たら、綺麗なくっきりした虹が出ていました。マンションの窓から撮ったので、虹の足しか写せませんでしたが、見事な半円でしたよ。

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遡り日記―芝桜

2006-05-20 14:39:36 | お出掛け日記
PC壊れて修理中のとき書いておきたかったことの遡り日記。その1

 5月の連休は掃除をメインに過ごしてたわけだけれど、今年は大人しくしてたのかって言うとそうでもない。まあ、いつもの年より家に居る事は多いのは確かだが。

 連休は混むのでその前の4月26日にお出かけした。今年最初のバスパックツアーは、羊山公園の芝桜だ。

連休前でも人出は多かったが、昨年日曜日に行った人が言うには、混雑している美術館のように前にも思うように進めず、とっても大変だったらしいので、それに比べたらぜんぜんokだよね。100%の開花でないのには目をつむろう。

 羊山公園の芝桜は綺麗だったが、来年もまた来たいかと言うとそれは微妙。レミングスのような人の群れとセットで見ても、花はいまいちねえ。

それよりも、つつじで有名な美の山公園の方がまた行きたいと感じた。つつじは一輪も咲いていなかったが、山桜が満開だった。葉と花が同時という桜にはあまりなじみがないので、とっても新鮮だった。

 後は長瀞、東松山牡丹園に行くという盛りだくさん企画。

 牡丹の花も申し訳程度しか咲いていなくて、なんと入場料を返してもらった。ただ、松山牡丹園の満開の時にきたら、絶対に見もの。
「ねえ、ねえ、ねえ、来年はみんなで早起きして、あなたの運転で来たいわ。」と今からおねだり。だんなにですかって。違います。友達に。

 バスパックで全ての花がベストという事はあり得ない。今回もつつじも牡丹もいまいちだったが、仲間で行くミニ旅行はやっぱり楽しい。花たちは一週間待てば全て見ごろになったと思うけれど、連休の人混みを思うとベストな日の選択だったと思う。

 天気予報では大雨だったのに、いつもこのメンバーで行く時は雨も帰る頃まで遠慮する。・・・・誰ですか、雨にも怖がられている人は・・


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「陶板浴初体験」 とその他もろもろ

2006-05-19 22:52:45 | ’08/12/7までの未整理日記
ね、眠いよー、とか、だるいよーとか言いながら、今日5月18日は亀のようなのろさながら、朝から「よいしょよいしょ」と働いていた。だって自業自得、昨日は自分のために時間を使いすぎてしまった。  

5月17日
 朝から研修会に出かける。先週風邪のために行けなかったので今回はサボるわけにはいかない。ギリギリウーマンの私は持っていく書類をその日の朝書いている。いつもなら別に何も問題もないが、今日は「600円の悲劇」の原因になってしまった。
 
 研修会の後、タイトルにも書いた「陶板浴」なんて言うところに連れて行ってもらう約束がしてあった。だから、その帰りのことも考えて、駅までバスで行こうと思っていた。
 
 書いた書類をじっと眺めていたら、
「まずい時間じゃない。」焦って出かけたら、目の前をバスが通過していく。
「うそ、」と思って時計を見るとぴったりじゃない。
バスのくせに時間に正確なんてえらいわね・・・

 それで、駅まで自転車で行った。

 電車の中、中刷り広告を読むのが結構好き。
「あなたは、『カレシ』の『元カノ』の『元カレ』を知っていますか」―いつもながら、正確ではありませんが・・

 インパクトある言葉だなと思って、よく見てみると
「だから、わたしにはエイズ検査は必要ないなんて言えない。」という風に繋がるのだよね。なるほど、うまいじゃん。

 でも、なんか「『カレシ』の~『元カノ』の~『元カレ』にも『元カノ』が居てさあ、それで、その『元カノ』にもまたさあ、・・・」って生活その先は言うまい  でも、その口で純愛を語るのか。

 で、午後から『陶板浴』。

 巷では『岩盤浴』なんていうものが流行っているそうだ。でも私は行った事がないので、比べることも出来ないが、なにやら、こちらの方がいいらしい。

 では、何が良いのかって聞かれても、、ふらっと行っただけなのにその理論と概念や体験談を紹介するのはいかがなものかと思うので、触れないことにしておこう。

 ただ、私は気に入った。『陶板浴』は低温サウナで、50分ぐらいを寝て過ごす。

 サウナの密室感が苦手な私だったが、低温なのでそれもなく、近頃大汗を掻くということのなかった私には心地の良い体験だった。

 好転反応が出るかもと言われていたが、耳がやたらかゆいのがそれかもしれない。

還元水を作るポリタンクなんかも売っていたけれど、いくらなんでもそこまで手を出すほど信用は、まだ出来ない。(安かったけれど)でも、食べ物の鮮度を保ち、置いておくだけで消臭効果があるというポリ袋は買って来た。一枚80円で安かったので、これで試してみる事にした。この袋は「抗酸化溶液」を製造過程で触媒しているもの。後、いろいろ役に立ちそうな石鹸も買った。お買い物好きですから。要するに、この「抗酸化溶液」というのがポイントみたいだ。

 1回1000円で回数券で6回で5000円。13回で10000円。買ってしまいたいけれど、なんて言ったって、車で1時間近くかかる。
いつも友達を頼らなくてはならないわけだし、微妙だな・・・。

 外に出たら雨が降っていた

濡れると困る荷物もあったので、一旦家に帰ることにした。少し休んで自転車、取りに行けばいいものを、おしゃべりな私はこの「陶板浴体験」を報告したくて、友達に電話した。

一時間も長電話したって言うのに、最後にはやっぱり今日も夜会うことにする。

でもでも、普段の買い物はどうする、自転車は?とうろたえていたら友達が買い物に連れて行ってくれた。お買い物して、夕食の支度をして、夜8時にお出かけよ。

 そういえば、スーパーでドリアンなんてものを見た。
「ねえ、これってあれだよね。」・・そうおばさん言葉は指示語のオンパレード。でも、話は伝わっている。二人でそっと顔を近づけたが、どうもわからない。
「切ったら凄いんじゃない。」
 なーんか、興味そそるよな。

―kiriyの妄想ワールド―
 「ねえ、ドリアン買ってきたよ。」
「げっ、なに買って来たの。」とだんな。
「くさそー。」
「だって、何事も経験でしょ。じゃ、切るね。」サクッ、
「うわーなんだーこれ
「はい、食べて。」「いらない。」「要らないって、一人で食べな、責任とって。」 そして一人で食べている私・・


「やっぱり、おいそれと買えないよね。」
「えっ、買おうと思ったの?」
「いや、別に・・・

誰か買って、一口おくれ・・


こうして、5月17日は終わった。5月18日メチャ忙しかった。夜、ブログ書いていたら、生協の荷物片付けていない事を思い出した。それで、ブログ書きは中断で5月19日になってしまった。今日もお仕事頑張った。

 あの~、ワタシハどうしましたか。     
 がーん、自転車預け代600円



 








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功名が辻ー天魔信長

2006-05-16 00:39:42 | ドラマ (大河)
夜、熱が出てしまいました。風邪がはやっているそうですよ。皆さん、お気をつけて。

安土城が出来上がりました。
信長は天守(ここでは、天主のほうがいいのかな)に住んでいたそうだ。なんとなく、信長らしい。天に近く、常に世界を見下ろしていられるから。安土城は美しい城だったそうで、今に残っていないのが残念でならないが、歴史の中で強烈な個性を放ち、そしてあっという間に消えていったところは、造った信長のようだ。

〈信長ファンの方々、ごめんなさい。〉
何、謝っているのかって。これから書くことにですよ。

天守に訪れたお市の方と濃姫。濃姫はここでもうじうじと人間くさい事を言って、ネチネチ信長を諌めるような事を言っている。もう、これはお芝居なのだから、こだわる事もないのだけれど、なんでここで言うのかな、ここではおだてときゃいいものをと思ってしまう私だった。
正しき事、本当に言いたい事こそ「時」と相手の気分を読まなくてはね。

でも、それが濃姫のキャラだからいた仕方なしという所かな。やっぱり、まじめ実直の濃姫には光秀がお似合いだったのかもしれない。

濃姫のネチネチ正論に、信長ではなくお市の方が言い返す。なぜか、この美しきお市の方がおっしゃると、妙な説得力があるのが不思議なのだが、こちらは乱世式正論で、私の耳には受け付けられない。

お市の方は、乱世という地獄の世界の女王のように、乱世式正論の旗を振り、観ているものさえ撹乱する。

私には、この美しき兄妹が(老けているけれど)天魔の息子と妹で、下界を見下ろし、手を取り合って(手なんか繋いでないけれど)、にやりと笑いあっているように見えてしまった。(アニメチック・・・かな)

よろよろと、または、すごすごと濃姫は引き下がり、
「光秀様・・・」と切なそうに呟くばかりだ。


ところで、今回は千代を愛する「静と動の男」二人の話だったように私には感じてしまった。(もちろん、歴史的見せ場はありましたよ。それも、かなり面白かったけれど次週まで引き摺りそうなので、今回は他の方にお任せです)

動の男ー六平太は、暗躍し、なんか今回は大活躍。でも、その根底には子供も生まれた千代を守りたいがためという感じがしてしまう。なんか頼もしい・・あ~ぁ、千代が羨ましい。

静の男―竹中半兵衛様は死の床に(あれ、なんでこの方だけ『様』付け?)「死」の前には心の秘密の鍵も開き、秀吉と一豊の心に言葉を残していった。
「安土様では天下を取れませぬ。」
―そう、人間の世界の王は人間でなければね。―
「生きて殿が天下を取っていくことを共に楽しみたかった。」
―なんと言うか、軍師としてあまりにさりげない遺言ではありませんか―
あ~、やっぱりこの方は、諸葛亮孔明とイメージバッチリ重なってかっこよすぎ。

そして、閉じられていく意識の中で
「私が生涯愛していたおなごは千代殿だけだった。」と最後の息を吐くようにつぶやいた。

『そうだったのか。・・・そうだったのに、・・・。』一豊の言葉のないセリフが胸に伝わってくる。一豊はそっと、千代の手紙をその手に握らせるのだった。

                

  





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