森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

春は花の祭り☆2023

2023-03-30 10:24:01 | 梢は歌う(日記)

昨日、私がほんのちょっと頑張ったこと。

マンションの花壇の写真撮影。

部屋の片づけの時、写真を撮ってみると、いかに部屋が片付いていないか客観視できるから良いと前々から思っていましたが、花壇の写真なんかも同じことが言えると思いました。

天候のせいでちょっと寂しい花壇でしたが、ここの所一気に咲きだして、賑やかになってきてホッとしていたのです。ところが写真に撮ってみると、整理整頓ができていなくて、なんか美しくない・・・・。

要するに、こぼれ種の花を、みんなが遠慮しあって抜かなかったりするので、ぐちゃぐちゃになってしまったみたいです。

こぼれ種で良いこともあったけれど、やっぱりその都度、考えを変えていかなければならないこともあるのではないかしら。

 

それに昨日、ちょっと気が付いたのですが、ナガミヒナゲシの出たての葉と、ノースボールの葉は間違いやすくて見逃しやすい・・・・。

今までナガミヒナゲシを花壇で咲かせたことが、まったくとは言えませんがほとんどなかったのですが、今年は少々嫌な予感がします。

 

それでも花々は、潔いという奇麗さがあって、癒されたり励まされたりしますね。

 

 

昨年の11月に植えたばかりの頃は

今は

 賑やかになりました。

紫系が好きです。

と、言いつつ

 もう、一番のピークの頃を少しだけ過ぎてしまったでしょうか。

春の一番好きな花、花桃も咲きました。

 

 

そして芝桜も。

 

写真を撮っていると、可愛らしいワンコのお散歩の方に、「奇麗ですね。」と言われました。

私は、夏の水やりに頑張る以外は、花柄摘みや草むしりぐらいしかやっていないわけですが、それでも嬉しく思いました。

 

春は花の祭りって言ったら、夏の花や秋や冬の花が怒るかしら。

だけど次々と咲き誇る花の生命力に心が揺さぶられるのは、やはりこの季節だと思うのです。

その花たちをしっかり見て、この春を過ごしていきたいなと、今日の私は思ったのでした。

 

トップは、やっぱり花には青空がいいよねという写真です^^


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「 ビール・ストリートの恋人たち 」を読み、そして見ました。

2023-03-28 11:35:28 | ユーモレスクを聴きながら(book)

本当は、なぜこの本を読もうと思ったのか、そこから書き始めたいところなのですが、やたら長くなってしまいそうなので、今回は読んだ本と見た映画の感想を、いつもながら簡単に書いておこうと思います。

19歳のティッシュと22歳のファニー。幼馴染の二人でしたが、お互いがこので一番自分にとって愛おしく美しい人なのだと理解したころ、二人は愛し合い、そして結婚に向けて二人で暮らす部屋を探し始めます。

そこに降ってわいたようなファニーのレイプ犯としての逮捕。

いきなり婚約者は、刑務所の中に入れられてしまいます。

どうしてそんなことが起きてしまうのかという流れは、その前の親友ダニエルの口から語られていたので、同じことが起きたのだと読み手にはわかります。

要するに白人警官たちは、黒人たちに罪を押し付けて検挙すれば、それで終わりです。目をつけられたらお仕舞という感じがします。

本当の犯人は野放し。

治安はどんどん悪くなっていっても無理はないことですよね(と、そんなことは一言も書いていませんが。)

この作品が書かれたのは、1974年。

1970年代のハーレムが描かれています。

 

思わず、今とその時代は違うよねと思いたくなりますが、どうなのでしょうか。

 

私的には、やはりこの時代背景は大事なのだと思いたいです。

 

冤罪で檻の中に入れられた恋人のために、ティッシュとその家族たちは奔走します。そこに描かれているのは、清々しいほどの家族愛です。

特にティッシュが妊娠を家族に告げるシーンは、胸が熱くなります。

ただ本の中の彼らの言葉は、かなりきつくて、時には下品に感じてしまう場合もあります。もちろんそれは私が感じた感覚で、それこそが生きる場所の違いが表れているのかもしれません。

それでも彼らは、娘とその婚約者、生まれてくる孫のために働いてお金を稼ぎ、弁護士費用や、被害者女性から正しい証言を得ようと、その彼女が居るプエルトルコに飛ぶ費用などを捻出します。最初はぼんやり構えていた弁護士も、あまりの理不尽な事件に本腰を入れ始めます。

弁護士も気合を入れて、母はプエルトルコに飛ぶー。

さあ、いよいよな展開になってきたぞと、普通はなるところですが、この物語はサスペンスではありません。

「恋人たち」とタイトルにあって、ラブストーリーメインかというと、そうではなく、この物語は1970年代のニューオリンズの黒人たちの生活を描いたもので、そして私には、ティッシュのその世界でも堂々と生きていこうとする成長譚のように感じたのです。

ネタバレになるので、この先のあらすじは書けませんが、変な言い方ですが、静かでない余韻が残ります。

生きていく人生で、ドラマの終わりのような終わりはないと思います。常に何かが終わりそして何かが始まっているからです。その始まった何かが、自分の新たなる世界の扉を開ける、または自分の人生の戦いの幕が開く・・・この物語はそんな終わり方をしていたなと感じました。

読んで良かったと思いました。

 

ジェイムズ・ボールドウィン←作者についてはここ

 

あと4日で終わってしまう、GYAOに映画がありました。間に合わなかった方は下記のプライムもしくはDVD(レンタル落ちでお安いです。)でどうぞ。映画の感想はこれの下からです。

 

もちろん省いている部分もありますが、ほぼ原作に忠実に作られているこの作品は、ラストだけが少し手が加えられています。

それでもジェイムズ・ボールドウィンという人の作品が原作であるということを知らずに、冤罪事件に家族で戦う物語(ある意味間違ってはいない)と思って映画を見続けた人には、ラストには肩透かしを食らう方もいらっしゃると思います。事実、レビューなどを読んでいると、それで☆の数が少ない方もいたようです。

私も、原作を読まずに先に映画を見ていたら、「あれっ?」と思ったかもしれません。

最近は、ネタバレを嫌って、ほとんど情報を入れていかない私ですが、時々それで失敗しています。ある程度の予習というものは、時には必要かもしれませんね。

そしてこの作品の感想ですが、自分の頭の中で描いていた以上の美男美女で、感情移入がしやすかったです。

そして映像が美しい。監督は「ムーンライト」でアカデミー作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。

見て良かったと思いました。


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「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」

2023-03-27 00:58:24 | お出掛け日記

3月24日に上野に行ったのは、「東京都美術館」で開催されている「エゴン・シーレ展」を見に行くためだったのです。

最初、この美術展が開催されると分かっても、実は心動かずでした。

と、いうのも、トップ画像のポスターに描かれている自画像の描かれ方・・・・

実は苦手。

 

私的には、長年ずっとラスボス的なゴッホをようやくクリアしたので(今はむしろ好き)、もう心を逆撫ぜするような作品には出会わないで済むと思っていたのに、なんですかね、あのタッチは。なんか、こう・・・説明しづらいのですが、あのインパクトの大きさがグサッとくるんですよね。多分そこがいいところなんだと思うんですが。

これですものね。

「怖い怖い怖い」と、震えてしまうわけです。

 

でもどうして気持ちが変わったのかというと、3月17日に「佐伯祐三展」に行ったからなんです。

この人のインパクトの強さも半端がないじゃないですか。それなのに、私は感動したんですよね。→東京ステーションギャラリー「佐伯祐三」展

見に行ったら、たぶん気持ちも変わるのではないかしらと。

そんな予感がしたんです。

そしてそれは予感通りだったんですよ。

 

ちょっと美術館のサイトで予習もしました。

でもそれで気が付いたんです。「エゴン・シーレ」が大きく出ているので、「レオポルド美術館」という文字が霞むというか・・。

イメージ的には、その美術館から借りた「エゴン・シーレ展」というものだったのですが、実際はエゴン・シーレの絵が中心の「レオポルド美術館展」だったという印象が残りました。

クリムト、ココシュカ、ゲルストルなど、「ウィーン世紀末を生きた、強烈な個性を放つ画家たちの作品も紹介」されていて、それはそれで良かったのですが、私的には、この強烈な個性の絵画のみを展示された(50作品)倍の数で見たかったなと、贅沢にも思ったのでした。

 

展覧会の紹介の文に「シーレの初期から晩年までの絵画」とありましたが、ちょっと切なく悲しくなりました。なぜなら彼の晩年は28歳だから。

しかもスペイン風邪で、身ごもった妻が亡くなってから3日後に彼も同じ病で後を追うのです。

それもクリムト亡き後、彼が中心の展覧会が大成功をおさめ、明るい未来の夢を見たすぐ後に・・・・。

 

この展覧会には撮影コーナーがありました。

 

 

 

 

また階段などの展示などでも

 

実はあるコーナーで、一人、心の中でニマニマしていました。

この感想を、ご一緒した星子さんに言っても話が通じませんから、だから一人でニマニマしていたのです。マスクの中で(笑)

(ネットからお借りしました。)

「闘士」という作品なのですが、続けて「裸体自画像」「背を向けて立つ裸体の男」と作品が並んでいたのですが、これらの作品を見て、私は心の中で

「荒木飛呂彦氏は、絶対にこの3作品が好きに違いない。」と思ったのでした。

 

そしたらですね、さらに驚いたのは、そんなことを思ったのは私だけじゃなかったということなんです。

あまり反映されていませんが、一応ブログ書く前はHPやウキペディアとか開いて読みます。その時、ふと見たら「エゴン・シーレジョジョ」って出てきたんですよ。

「えーっ」と思って開いてみたら、ジョジョの絵が彼に影響されていると思った人は多数いたみたいです。もちろん真実は分からないことですが、同じように連想した人がいたと知って、私はちょっとだけ嬉しく思いました。

 

「佐伯祐三展」の後、彼の人生のドラマ化(または映画化)を夢見て、星子さんと話し合ったと書きましたが、エゴン・シーレは映画化されていました。

 

 

 

最後に、24日の「花より団子タイム」は・・・

展覧会後のおやつ。

 


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笑顔の花が咲いていました

2023-03-26 09:50:26 | お散歩&写真日記

24日の日に上野に行くことになって、その時ふと思いました。

「あらッ、今日行くんじゃ、思いがけずお花見じゃん。」と。

残念ながら、うす曇り。

だけど上野に降り立って、ゆっくり歩く私が目にした光景は、みんなの笑顔・笑顔・笑顔でした。

 

そして外人さんが多いなぁ~。

ツアーの人たちも多いなぁ~。

 

天気予報で午後3時頃から雨になると言っていたようです。(星子さん情報)

出来るならば、この人たちが帰るまで雨が降りませんようにと、私は思ってしまいます。

 

なんか日本人が美しいと思って培ってきたものが、世界の人たちに認められているような気がして、外人さんのツアーを応援したいような気持ちになってしまうのです。

 

もちろん私自身も楽しみながら美術館までの道を歩いて行きました。

桜の花は「見たぞ !!」と強く思って見ないと、儚く消えていく淡雪のように、記憶の中から消えていくような気がしてしまうのです。

ソメイヨシノの花の色が、そういう錯覚を引き起こすのでしょうか。

それとも待ち望んだ春の日が、幻のようにあっと言う間に去っていってしまうからでしょうか。

 

 

 

桜の花たちは本当に綺麗でした。

人々の笑顔の花も美しかったです。

ただ写真的には、青空が欲しかったな^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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上野の山の夜桜

2023-03-25 01:59:01 | お散歩&写真日記

24日、上野の「東京都美術館」で開催されている「エゴン・シーレ展」に行きました。

帰る時、外はすっかり暗くなっていました。

 

美術館を出ると、何やら遠くから音楽が・・・。

噴水前の広場で「桜祭り」?をやっていたのですね。

(追:朝、テレビでやっていました。『うえの桜フェスタ』と言うのですって。)

サンタさんなどの飾りは無いけれど、さながらクリスマスマーケットのような感じです。

実はその画像は一枚もないのです。

普通のテントで店が並んでいる風景は、人を映すようなものですから写さなかったのですね。でもお肉やお団子に飲み物、皆美味しそうでした。

(追:テレビ情報から知ったのですが、ノンアルの桜カクテル、飲みたかったです(^_^;))

ちょっとここを通る前にこのイベントを知らないで、美術館のレストランでおやつを食べてきてしまいました。それで何も食べられなかったので、そこはちょっと残念だったかも。

 

このイベントのテントの向こうに、ライトアップされた美しいトウハクが。

イベント会場からは「花が咲く」の音楽が聞こえてきていました。

人々は春の花に浮かれています。だけどそれを見て「ああ、浮かれているな。」と感じている私は幸せでした。

 

 

桜と東京スカイツリー

色が変わったのがはっきりと分かれば良かったのですが。

 


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アバウト10歳差の友達たち

2023-03-24 00:59:13 | 梢は歌う(日記)

※トップの画像は、変わったオブジェがあるなと、遠くから撮りました。

近隣の街でも、知らない小さな発見があると嬉しく思いました。

 

※      ※     ※

友人が新しい事に興味を持ち、そのお手伝いに朝早くから出掛けて行きました。

結局それはお手伝いと言っても、逆に私の為にもなった事で、寧ラッキーだったわけですが、今の時点で詳しく書いて良いものかどうかと思うので、すこぶる曖昧な書き方になっています。

ただ私がその時思ったのは、「若いっていいなぁ。」という事だったのです。

私はそれをめったに思いません。

なぜなら始点が違うだけで、人に与えられた標準時間はみな平等だからです。(途中離脱はその思考から外して考えています。ややこしくなるので)

私にも彼女と同じ年齢の時があったわけで、その時だって決して冬眠していたわけじゃないのですから、その若さを羨ましがる必要は本来ならないのです。

そう、若いと言っても、私よりたかだか10歳若い程度の方に、私は今日、「若いっていいなぁ。」と思ったのですよ。

 

彼女が興味を持った新しい事は、聞いてみたら、私も相当興味を感じるものだったのです。

実際、昔、少々具体的に考えていた事があったのですが、しかしいろいろと踏み出せなくて、結局は選んでこなかった道でした。

内容を書かないで、ここまで書くと「だから何!!?」と不快に思われると思うので止めますが、

とにかくそれを彼女は、チャレンジし始めようとしていたのです。

 

私は私自身に問います。

初期投資し研修を受け、見えない未来に踏み出す勇気が私にあるのかと。

答えは、NOです。

そんな気力がないのです。だけどもしも私が10歳若かったら・・・・

 

いや、止めましょう。それこそ意味もない思考の時間です。

 

 

午後から別の友達とランチ&お茶を頂きました。

「なんか私、あと10年も生きないような気がするわ。」と言うと

「止めなさいよ。口にする事は本当になっていくことが多いのよ。私の母は74歳で死ぬといつも言っていたんだけれど、本当に74歳で死んだのよ。」と友は言いました。

 

夢は口に出して語っていけば叶う事も多いと聞いてはいましたが、そうでない場合もありかと、私は思いました。

言うなれば「言霊」と言うものでしょうか。

 

その友は、アバウト10歳年上。

いつも元気溌剌で、大好きな人です。

ところがそんな彼女なのに、最近では家に引きこもりがちでサスペンスばかり見ているのだと言いました。

― あらッ、それは私の理想の生活・・・―

とは思いましたが、そんなろくでもない事は言いませんよ^^

娘さんからも心配されて、散歩に行けと言われていると言いました。

思わず

「えええ ?

あなたのような人でも、そんな風になっちゃうの ?」

と言ってしまいました。全くイメージじゃなかったものですから。

でもお話を聞いているうちに、だんだん分かってきました。

要するに今彼女は、第二の空の巣症候群に陥っているのですよ。

喜んでイキイキと孫っちの面倒を見てきた人だったので、その孫育ちも終盤になって来て、前みたいに忙しくなくなってきたのです。

 

女性たちの地位云々は、ちょっと置いておいても、今の時代は女性の労働力は社会においても家庭においても重要です。それに伴ってジジババが孫に関わる割合も大きくなってきていると思います。そこの部分に関しては、ちゃんと新しい時代が来ていると思いますが、そのまだ経験のなかった新しい時代で、思いもよらなかった新しい経験が、第2の空の巣症候群だったと言う場合もあるのかも知れませんね。

 

「あのさ、テレビ見ながら耳のマッサージをすると良いらしいよ。」

「整形の先生も、テレビ見ながら足のストレッチをやりましょうと言うよ。」と私はべらべらしゃべります。

すると彼女も、

「ただぼんやりテレビを見ているだけじゃ、やっぱりダメよね。何かしなきゃ。」と言うので

「娘さんが言うように、お散歩から始めたら良いんじゃない。家に引きこもりがちだなんて、アクティブなあなたには似合わない言葉だわ。」と私はまた言いました。

 

気力・体力と並べて言う事が多いような気がしますが、年齢と共に体力が低下する事によって、気力と言うものも衰えていくという事でしょうか。

「孫育てが一応終わってしまったのなら、また次の何かを探さなきゃね。」と私は言いつつ、

やはり私自身に問うてみるのでした。

―あなたの次って何 ? ― と。

10年後の自分を思い描きながら。

 

ランチ後、我が家にて二杯目のお茶タイム。

 


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来客があると、家が片付く

2023-03-23 00:30:38 | 梢は歌う(日記)

いや、片付かない。けっこう片付いたけれど、やっぱり片付けきれないし、掃除にしたって、エンドレスになって来客の時間までに終わらない。

溜息溜息溜息

やっぱり日頃のチマチマ大事。

 

「これでも私には、今のところ限界よ。」と夫に言うと、

「良いじゃん、これで。頑張ったと思うよ。」的な事を言われ、甘やかされ主婦は、こうしてあまり成長しないのでした。終わり。

いやいや、そうじゃないよね。

 

もしここで、夫殿が厳しい事を言い、それによって私が主婦的に成長したとしても、それは微妙な怨みのような感情が私の方に芽生えたりするのだ。

「頑張ったね。」と言う夫殿の対応が、やっぱり正しい。

 

これは何でも同じ事よね。

今日の来客に、私が偉そうに言った事もそれ。

そこまで出来て当たり前だと思う事も、「出来て当たり前かもしれないけれど、その当たり前がちゃんと出来るようになって、偉いね。」と褒めてあげれば、人の心には、その「偉いね」が残って、成長していくのだと思う。

 

ただ主婦の場合、あまりその「偉いね。」を言われない。

仕方がないから自分で褒めてあげよう。

「偉いぞ、私。今日は頑張った。」

 


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「RRR」を見てきました。

2023-03-22 10:08:42 | 映画

ある時、ふと気がつくと、あちらこちらでこの映画の事を話題にし褒めているブログ記事やツイートに巡り合いました。

それまでインド映画にまったく興味がなかったのでノーチェックだったわけですが、こんなに評判がいいのならば何か行かなければならないような、そんな気持ちはふつふつと湧き上がってきた頃、この作品がアカデミー賞で「Naatu Naatu」が主題歌賞を取りました。

最初に行こうかなと思った日に、日にちの都合で、「佐伯祐三展」に行くことになり、こちらは先延ばしにしたのですが、この時、いつも遊んでもらっている星子さんに、この映画に行く予定だと言うと、普段は映画にほとんど興味のない彼女もいっしょに行く事になりました。

だけど吃驚したのは、私の家から行きやすいシネコンが二つあるのですが、なんとこの作品、昨日は二つともほぼ完売だったのですよ。

確かにもう大きな部屋での上映ではありません。一日1回の上映です。祭日でした。

しかしそれにしたって、2022年10月から公開していた作品が、今、満席って、何か凄くないですか ?

恐るべしアカデミー賞とも考えられるけれど、何かが「口コミで花開くまでに要する時間」のヒントが、そこにあるのかも知れません。

あっ、でもこんな書き方してますが、この作品、公開当初からヒットしていたみたいです。

つまり今言ったのは、私のようなインド映画に興味のない人間、星子さんのようにめったに映画に行かない人が人の評判やレビューで心を動かすまでの時間と言う意味ですね。

 

 

さてさて、ようやく映画の感想ですが、メチャクチャ面白かったです。

〈一応、基本はネタバレなし、時々微妙なネタバレがあります。〉

インド映画と言えば音楽かなと思うのですが、このジャンルだとそんなに多くはないんじゃないかと思っていたのですが、それも間違いでした。

全編音楽で満ち溢れていました。

話題になっているナートゥダンス。見ているだけで元気が出ます。思わず劇場で、足が動いちゃった人もいるんじゃないかしら。

下に動画貼っておきますね(いつか消えちゃうかもしれませんが。)

それを見て、この髭の四角い顔のおじさんたちが主人公なのと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この二人が本当にカッコいいのですよ。

この映画を見ていて、中途半端に終わってしまった自分のインド旅行記を、また書きたいなと思ってしまいました。難しくなってきて書けないうちに止めてしまったのですが、インドの人々は、あの植民地時代のイギリスの理不尽な統治を、今も決して忘れてはいないのですよね。

この作品もその時代のお話で、言うなればはっきりとした勧善懲悪の物語です。

ゆえにイギリス人はバンバンと死んでいきます。ちょっと下っ端の役人などは気の毒にも思ったりするほど。

かなりのネタバレになってしまいますが、片やインドの皆さんは、さながらバンパイヤの如く死なない。(笑)

まあ、これ、勧善懲悪の物語のお約束だから良いでしょう。

先にイギリス人には少々の同情を感じたみたいな事を言いましたが、私、ひとりだけ、その人が死んだとき、「ざまあみろ !!」って地獄に落ちるような感情を抱きました(^_^;)

 

そう言えば、ダンスのシーンで足が動いちゃった人もいるのではと書いたけれど、私、思わず一か所「うわっ」って思わず声が出ちゃって、違った意味でドキドキしちゃいました。もちろん何事もなかった顔をしていましたが、けっこう「痛い」シーンがあります。そういうシーンが苦手な方にはお勧めできませんが、元気が出る映画としてお勧めできます。

しかしですね、確かにネタバレですが、本編には関係ないし、どうしても言いたいので言わせてください。

インドのね、その辺に生えている草や葉っぱって、どんだけ優れた薬草の効力を持ってるのよ~。

あとね、放っても放っても矢の数が減らないのは、神の武器だからなのかしら。

ツッコミどころは、実はたくさんあると思います。

だけど一人で心の中でツッコミを入れながら見ると言うのも、意外と楽しいですよね。

実はけっこう笑ってました。

だって何でもありなんですから。^^

 

3時間、長いと思っていましたが、アッと言うまでした。

楽しい時間でした。

 

Let’s Naacho! | RRR | Netflix Philippines

 

詳しい情報は→こちらからどうぞ

 


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家から出ない生活にホッとする

2023-03-21 02:17:52 | 梢は歌う(日記)

なんて言うか、私は「おうち大好き人間」なので、時々ひきこもりをやっていましたが、そういう事を友達に言うと「嘘だぁ」とたいがい言われます。

なんかいつもフラフラしている人に見えるのね、きっと。

お出掛けも嫌いじゃないので、「お出掛け好きの引き籠り」と相反するような事を、時々言ってます。

だけどそのお出掛けって、買い物や病院や郵便局に行くことじゃないんです。そういう御用で、毎日毎日で掛けなくちゃいけない事が続くと、なんか凄いストレスを感じます。

そういうお仲間、きっといると思いますが^^

 

で、あまりこまめじゃない日記。

18日、雨がザーザー降る中、歯医者に行きました。何回も取れてしまった歯はとうとう諦める事になり、作り直しです。

治療が終わって、歯医者で夫に拾ってもらって買い物に行きました。

私たち、あまり拘りがないので、

「おやつにおはぎ、買う?」

「うん」と、スーパーのおはぎでも、すぐに決まります。

午後からは、陶芸の掻き落としの続きをやって、思っていたようには出来ずに幼稚な絵になってしまって、落ち込みましたが、「まっ、いいか。」と分速で立ち直りました(笑)

 

19日はルート君も連れて、ホームセンターに行きました。

猫ちゃんのご飯とそしてフライパンを買いました。

前日餃子を焼いたら、くっついて皮がはがれてしまったからです。

だいたいフライパンを買い替える目安は、我が家では餃子の皮です。

意外と長く使う方です。

そして、この日のお買い物の一番の目当ては、マイパソコンを新しくするため。

買いましたが、まだ箱に入ってます。

 

20日(月)、1歩も外に出なかった幸せな日でした。

録画消化と家の片付けと洗濯をたくさんしました。

しあわせな1日とか言っていますが、それだって家に居ながら、友達と電話し、姉妹やまた別の友人とラインなどで繋がっていたから、そう感じているのだと思います。

 

本当に誰とも繋がっていなくて、ぽつんと一人の老後を迎えたら、それは本当に寂しい事だと思います。

 

19日、珈琲館のモーニング。お昼ご飯の代わりにしちゃったのですが、やっぱり後からおやつをたくさん食べてしまったので・・・・・ムニャムニャ

トップの画像は、意味もなくあんずさんです。

 

 

 


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久しぶりの東京散歩

2023-03-20 00:46:18 | お散歩&写真日記

「東京ステーションギャラリー」に行った日は、久しぶりの東京散歩でした。(「東京ステーションギャラリー「佐伯祐三」展」もよろしくです。)

もう本当に久しぶり過ぎて(たぶん)京橋駅に降り立ち歩き始めた時には、嬉しくて感動みたいなものを感じてしまいました。

 

通路でこんなのやっていました。ミニチュア展ですね。

地上に出ると

春の匂いが。

でもこの日はちょっと寒かったんです。

ここからほぼ徒歩5分。

辿り着いたのは「アーティゾン美術館」です。

 

 

この日は美術館のはしごだったのかと言うと、実はそうではなくて、ここは下見のようなもの。ついでなので今しか見る事の出来ないと思われたので、その横の建設途中の写真を撮ってきました。

私は最近体力がなくて、作品をたくさん見るのが疲れるので苦手です。旅行先で何かをたくさん見るのは平気なのに、不思議な事に美術館はしごは苦痛に感じるんです。

だけどやってる内容を見たら、ちょっと興味は沸いたのですが・・・。

今やっているのは、

なんか面白そう。

こちらは5月14日までやっています。

 

今回はここのレストランでランチを頂くのが目的です。

  

 デザートに食べられるお花、ペンタスが乗っていて可愛らしかったです。ウニのパスタも美味しかった。(ちょっとサーモンのガレットの写真が一枚足りないので後で追記する予定です。)

実は星子さんのおごりです。昨年も似たような事があったのに、(誕生日って一年に一回はあるから^^)その時の記事を読み直すと、それには触れてないみたい・・・。なんとなく書いて良いものなのか悩んだみたいです。

でも素敵な時間を頂いたので、やっぱり書かせてくださいね。

楽しい時間でした、ありがとう。

 

今になって、自分では一枚も写真を撮ってない事に気がついたのですが、ここから見える外の壁にもアートが描かれていて、目にも楽しい空間でした。

 

そこを後にして少し歩くと、東京駅に出ました。

では早速ステーションギャラリーの方に行ったかと言うと、さにあらず。

 

ミッドタウン八重洲が出来たので、下見に行きました。

どんなお店が入っているのかな~。

トップ画像は、そこの5階から写した風景です。

そこの屋上庭園で東京駅周辺の風景を堪能しました。

 

 

そしてそれから、イソイソと「東京ステーションギャラリー」に向かいました。

絵の感想などは、上の方にリンクしておいたので、そちらからどうぞ・

 

ステーションギャラリーの展示出口から出ると、

このような物が展示されていました。

 

移動距離は短かったかもしれませんが、意外とぎゅうぎゅうと詰まった一日になったと思いました。

その日の夜はちょっと手抜きのお弁当。駅内でゲットして帰りました。

 

 やっぱり東京散歩は楽しいですね。


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