森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

脳内メーカ、やってみました。

2007-07-31 09:09:31 | ’08/12/7までの未整理日記

 

脳内メーカーやってみました。

 

今、結構話題ですよね。でも、へぇ~と思って繋いでも、混んでいるのか、繋がりづらいんです。日曜日に「アッコにおまかせ」と言う、和田あきこの番組を見ていたら、取り上げていましたね。見ていて、なにげに面白かったので、またチャレンジしてみました。朝六時くんだりに、こんなことしている人もいないのか、今度は大丈夫でした。

 

で、結果なんですが、ちょっと凄くないですか。まるで、「愛」に溢れ、それによって悩みが耐えない・・・なんていうか、「愛の伝道師」みたいじゃないですか。

 

それで、本名でやってみたのですよ。吃驚デスよ。同じなんですよ。

 

ああ、私はやっぱり・・・フフフ・・なんて、満足していました。

その後、家族の分や、姉妹の分もやって、みんな結構メチャクチャで一人で盛り上がっていました。これって、意外とみんなでワイワイ遊べますよ。

 

ちなみに、脳内相性メーカーなんていうのも出来たので、それもやってみました。

 

   

 

何か、微妙です。でも、捉えようによっては当たっているような気がしてしまいます。「無」の所と「金」のところが・・・

私の「友」がいっぱいって何かしら。もう彼には親友のような愛しかないのかしら・・・

 

・・・、なんで、真面目に考えているんでしょうね、私。

 

あのねぇ、ついでにやってみましたよ。私とだんなの。

ハァ~。あのさぁ、私は「愛」に溢れた人ではなかったの?

 

 

     

 

左側が、私なんだけれど・・・・・・・・・コメントなし。やっぱり私たちって・・・・

 

 

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「ジョジョの奇妙な冒険」①

2007-07-29 00:09:04 | 漫画・マンガ・まんが

  好きな漫画のことを語ろうと言って、最初にこの本の題名を出すなんて、「ゴメンね、萩尾望都様」って言ってしまうわけです。だけど、彼と彼女との漫画の出会いには、なんとなく共通したものがありました。

私は昨今ではあの人この人と主に若手俳優中心に、ときめいてはいますが、昔はあまり芸能人にときめくことはありませんでした(例外は居ますが・・)。  でも、漫画家様にはときめくのです。荒木飛呂彦、くら~っときましたよ。萩尾望都同様に。

 

荒木飛呂彦と言うのは、この「ジョジョの奇妙な冒険」の作者なのですが、私とこの作品との出会いの話から聞いてくださいね。

 

子供の読む本が「コロコロ」から「少年ジャンプ」に移ったころ、私は気になって仕方がない漫画がありました。読んでみても意味不明、でも、なぜか気になって、ある日子供とだんなに聞きました。

 

「ねえ、スタンドって何?」

でも、返ってきた返事は曖昧で、ますます分かりません。

「何で、この杜王町の人たちはみんなスタンドが出せるの?」

これは、返事なし。当たり前ですね。この秘密は登場人物たちにも分かっていない事だったのですから。

 

 

その頃は少年漫画の単行本を、自分のために買うのはちょっとためらいがありました。それで、まだ小学一年だったラッタ少年をそそのかし、一巻と二巻を買ってみました。

 

ところが、パラぱらっとめくってみると作風違うし、線の太さまで違うような気がしてしまって、読む気が失せて放置してしまいました。

ラッタも言いました。

「最初の方と、今のは違う話だよ。」

 

じゃあ、いいか、読まなくてもと思ったからです。

 

しかし、杜王町シリーズは読んでいました。街といっても田舎町、少しはずれに行けば森やフィールドが広がっているような長閑な感じのする町の不思議ワールド。なぜか都会の洗練されたお洒落な感覚が漂っています。

 

でも、それからかなり経ってしまったある日、子供が学校に行った後、ふと掃除に入った子供部屋で手にした一巻と二巻。これがきっかけで子供も巻き込んでの「我が家ブーム」がやってきました。(但し、だんなは外れて・・)

 

ところでワタクシ、最初荒木ヒロヒコのことを、どういう訳かトロヒコと呼んでいました。飛ぶの「と」を採用してしまったのですね。普通はそんなことをする人はいませんよね。普通は「ヒ」と読むのが常識でしょう。でも、何で私は彼が好きになったかというと
この勘違いの名前のインパクトだったかも知れません。

 

力あるものは違うな。自分に「トロ」と言う響きを入れてしまうなんてと思いました。自分に対しての戒めかなと思いました。二葉亭四迷みたいな感覚は好きですよ。

 

それで、違うと分かった時は少しガッカリしましたよ。

なんだあ、フツーじゃん。 

 

でも、たぶん私が勘違いした理由は、アレだと思うな。

「何を、するだぁー!」と言うセリフ。

 

私は少年漫画って凄いなと、いたく感心したのですよ。真面目キャラのジョナサン・ジョースターにこんなセリフを叫ばせちゃうなんて。

 

でも、コレも

「何を、するんだぁー!」の誤植。有名な話らしいですよね。

まぁいいか。恋はいつだって勘違いから始まるものなのさ。

 

 

この漫画のことを知らない人は、私の言っている事は訳の分からない呪文のようなものでしょうね。いくらレビューではないといっても、もう少し分かりやすいように次回から書きますね。

 

そして、知っている人にとっては、笑っちゃうようなことばかり書いていますよね。十分分かってはいますが、まあおしゃべりなので御勘弁を・・・

 

ちょっと、私信です。

YAN さま
私の大好きなシーザー・アントニオ・ツェペリ は、レッド・ツェッペリンから採ったんですよ。(読んでいないかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

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漫画・マンガ・まんが

2007-07-28 21:55:35 | 漫画・マンガ・まんが

 ―Man 、我慢我慢が、大事だよ~♪―

 

なんて、くだらないことを書いてしまいました

 

  子供の頃からの環境も手伝って、私はかなりのマンガ好き。とは言いながら、近頃ではあまり読まなくなってしまいました。それは単に目の問題と(本もあまり読まない)と、時間の問題だと思います。

でも、

―ねえ、あのさあ・・―と話したいことはあるのです。

 

 

  私は、結構いろいろなことを聞いてくれる友人に恵まれている、ラッキーな人だと思います。でも、考えてみればマンガの話は話題にした事がないです。まるっきり興味のかぶらないものを、話題にするのは気がやっぱり引けますね。

 

  でも、やっぱり話したい。と言うわけで、この場所で思い切り、もしくはチマチマそんな願いを発散していくことにしました。

 

だからといって、読んだ本のレビューと言うわけではないですよ。どちらかと言うと、「ねえ、あのさあ」と言うおしゃべりのようなものですよ。

 

  何から書こうかなあなんて、ワクワク。

 

私は、カテゴリーなんかをテーマがあって増やす時、こんな風に前書きみたいなものを書いたりするのだけれど、肝心の本文がない、増えないと言うことも間々ありますね。気が多いんですね。

でも、そうならないようにしようと、思います。

 

 

出合った順でもなく、好きな順でもなくて、思いついた順にお気楽に書きますので、お付き合いください。

 

 

 

―Man 、我慢我慢が、大事だよ~♪

  マンガ、Manが、まんがいち、

        読むのなら、描くのなら、語るなら

  まっ、ンガマ・ンガマと踊り狂う

         街はパレード、踊り疲れたあなたを

         違う扉にいざなうよ―

 

言葉遊びも楽しいが、おっといけない一箇所間違えた・・・。
「ンガー!」、なんてことだと、叫んでおこう。

 


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―僕の秘密―

2007-07-26 01:09:07 | 詩、小説

  「ねえ、ママ。あのねえ。」と涼太が言った。

 

「なあに。」と、優しげに微笑んで私は答える。

だけど、声は冷たい氷のようだと感じていた。微笑みも作られたようなこわばった顔だと思った。

 

 

 

  しとしとと雨が降っていた。狭いアパートの一室で三歳の子供とずっと二人でいるのが憂鬱だった。夫の文繁はいつも帰りが遅い。

 

 

―仕事だよ。付き合いだよ。男には必要だろ。―

結局彼は、なんだかんだといって、独身の頃と大して変わらない生活を送っている。

 

―変わったさ。お前達を食わせているじゃないか。―

 

食わせてもらっているんだ、私たちは・・・

 

 確かに彼は自分が稼いできたお金の一部を私に渡す。ほんの一部。彼は豊かで、私は同じ家の中にいながら結婚するまでは感じたことのなかった貧しさと言う事を経験させられている。何だか、彼といると自分が能無しのブタのように思えてくる。どうして、あんな男を愛したの。今も愛しているの。

 

文繁は私を鎖で繋いだと思っているのだ。子供と言う鎖。

でも、女は産んだ子供を無条件で愛する生き物なのだと、男たちは勘違いをしている。その勘違いが、様々な悲劇を生んでいることもある。

 

その男を愛していなかったら、その男の子供も憎い。そんな気持ちを文繁は、たぶん理解できないに違いない。文繁ばかりではない。他の多くの男達や幸せな母達、または何事も理性が優先する利口な女達だって同じ事だ。

 

しとしと降る雨に閉じ込められた何かの塊みたいだ。黒く醜い塊だ。

 

「涼太。」と、私は呼びかける。

「パパねえ、今日も遅くなってお泊りだって。だから、夜ご飯はコンビニのお弁当にしよう。」

「うん、いいよ。僕、お弁当好きだし。」

 

そして、二人で雨の中を歩いてコンビニへ買い物に出かけた。文繁は、今日はマージャンの約束があると言っていた。帰りは遅くなるのでカプセルホテルに泊まるのだ。

―そんなものを買ったりしているから、やった金がなくなるんだ。俺は知らないよ。―傍にいない冷たい男の声が聞こえてくる。

やっぱり私は、何かに縛られているんだろうか。

 

少し行くと、いつものコンビニへの道の途中、ガードマンの初老の男が立っていた。

「今日はこの道、歩行者も通れないんです。すみませんが、回ってください。」

そう男は言って、涼太に小さく手を振った。

 

 コンビニは目と鼻の先だったのに、めんどくさいなと思いながら、通ったことのない道を回った。この道は空き地だった所を切り開いて作ったところだ。たぶん調整地だったのだろう。そこの空き地は道以外は空き地のままだったり駐車場になっていたり、家庭菜園になっていたりしていた。

 

 雨の中で他に人もいなかった。レインコートを涼太は着ていたので、私は手を離した。手から放たれた風船のように、涼太は小走りに意味もなく走った。小雨が涼太のレインコートを濡らしていく。畑のナスや空き地のハルジオンの花の上、ひっそりと一台だけ止まっている白い車の上に、雨は降り注いでいた。

 

私はそんな風景を見ながら、ぼんやり思っている。

 

―子供なんて殺すの簡単だなあ。道路をさっさと先に渡って、さあ、早くおいでって言えばいいんだから。

 

雨は降り注いでいく。私の心の中を冷やして、凍らせていく。

 

 

「ねえ、ママ。あのねえ。」と涼太が言った。

「なあに。」私は答える、凍りついた心とこわばった顔で。

「あのさ、あのね。」

「だから何。」

「僕の秘密、教えてあげようか。」

なんだ、くだらない。

「うん、教えて。ママ、知りたいな。」

私は優しい声で、だけどイライラしながら言った。

「あのね、ママ。僕ねえ・・・」

私は涼太が言いやすいようにしゃがんであげた。

すると涼太は嬉しそうに笑って、だけど決意したように私の肩を掴んでいった。

「ママ、僕は世界で一番ママが好きなんだ。ママのこと考えると僕、嬉しくなっちゃうの。」

 

 

 その時重い雨雲が流されてきたのだろうか。急に雨粒が大きくなり、バラバラバラと音を立てて落ちてきた。

 

「濡れちゃうよ。」と言って、私はレインコートを着ている涼太に傘を差し出し、その肩を抱き寄せた。レインコートの水滴が私を濡らす。だけれども、冷たいコートの内側から伝わってくる、子供の熱い体温が、調べとなって、ゆっくりと私の中に流れ込んでくるのを、私は感じていた。 

 

    

   

 

 

 

 

 

 


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雨にも負けず

2007-07-25 00:29:53 | ’08/12/7までの未整理日記

  前の記事からの続きです。

ところで、「雨ニモアテズ」の元は、言わずもがなだけど、宮沢賢治。私は彼の現在教科書にも載っている「オツベルと象」は、あまり好きではないのだが、「銀河鉄道の夜」は好きだなあ。ジョバンニという名前からして好きなんだけれど、タイタニックのエピソードのところが何とも言えない。

 

サスペンスっぽい「注文の多いレストラン」や摩訶不思議な「どんぐりと山猫」。それから、いつか別記事を書きたい「よだかの星」に「セロ弾きゴーシェ」。

知っているのはそんなものなのだけれども、みんな好きだ。

 

そんな彼の「雨ニモマケズ」は最初の方だけ知っていて、全文は長い間知らなかったが、知りたいと思っていた。全文を読んでみると、やっぱり心惹かれる言葉が続いている。

 

その原文。

 

「雨ニモマケズ」

雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク

決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラツテヰル

一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジヨウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ

ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ陰ノ

小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ

行ツテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ

行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ

行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクワヤソシヨウガアレバ

ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボウトヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイフモノニ

ワタシハ

ナリタイ

 

 

特にここが好きだ。

「ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボウトヨバレ・・・」

 

ワタクシもそういう者になりたいものだと思う。少なくても、みんなに丸太のようだとは言われては・・・いる。(涙)

コメント (2)
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雨ニモアテズ

2007-07-24 09:00:02 | ’08/12/7までの未整理日記
 少し前のことだが、ネットのお友達回りをしていたらまーこ♪さんのところで、「雨ニモアテズ」という詩が載っていた。

 

ネットで流れたニュース(?) だったのかも知れないけれど、面白いのでしみじみ読んでしまった。

 

その後、あちらこちらでちらほらとこの詩のことを話題にした記事を見かけたので、かなり話題になったみたいだ。

 

 それを、また時期ずれて記事を書いている私は、前にも書いたけれど、本当に事件記者には到底なれない。

 

 さて、本題。

 

はっきり言って、本題と言えるような偉そうなものもないのだが、この詩は、確かに面白いし、頷いてしまう。夏休みに入って母達が戒めのためにこの詩を心に刻むのは、なんとなくいいんじゃないかと思ってしまう。この詩を、知っている人たちに紹介してあげようかな。

 

だけど反面、この詩の中で言われている現代っ子って、そんなにはいないんじゃないかなとも思う。コレを読んだ人の多くはみんな頷いている。ぴったりだと言う。実は私もそう思ってしまった。でも、どの子??

 

私の周りにいる子供達は、雨が降ったらずぶ濡れで、風が吹いたら砂だらけでやってくる。

「迎えに来て」と電話すると

「甘えるな。」と言われている。

叱ると、関係ない子供が、必ず

「えっ、僕の事。」と首を突っ込んでくる。

私とのバトルには必ず参戦する。子供って言うのはたぶん昔も今も大差ないよ。情けないのは「ダレガシタ」の「ダレ」の部分なんじゃないかなと思う。

 

だけど、また本音を言うと、そういう子供もいる。会ったことがある。とっても優秀だった。だけど、どういう大人になるんだろうとうんざりした。

 

みんながこの詩を読んで、そんな子供を知らなくても、そうだと頷いてしまったのは、そんな子供が大人になって、お役人とかいうお仕事に付いて、かけた教育費を取り戻さなくてはとか思っているのかもしれないけれど、自分のことばかり考えて、みんなに迷惑かけているのに、当の本人達は、涼しい顔をしている、そんなかって子供だった、今大人を知っているからじゃあないのかと思ってしまったわけです。<長い一文で、失礼!!>


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「風林火山」-逆襲!武田軍

2007-07-23 14:35:31 | ドラマ (大河)
 今回も良かったですねえ。先週に引き続いて涙、涙でした。


―板垣死すとも、魂は死なず―
―虎は死んで、皮を残し、板垣死んで、旗を残す―

そんな感じの「逆襲!武田軍」でした。



今回のインパクトシーンを思いついた順で書きますと、まず最初に思い浮かぶのは、母、大井夫人の諫言シーン。


敗戦の将である晴信に鞭打つ母。ちょっと最初は嫌な感じがしたのですが、いい事を言いました。今週の作家様のテーマのお言葉でしょうか。


―強いそなたを信じるのではない。そなたの信ずるものを、皆も信じたいのです。―

これは、最後の弟のシーンに繋がっていて良かったですね。




 次に思い浮かぶのは、三条夫人との会話のシーンです。何かを悟った晴信が
「心を家訓としなければ。特に跡継ぎの太郎には。」と言うようなことを言った時、
―よーし!よく言った、晴信。褒めてつかわす。―と偉そうに言っていた私でした。(心の中で)

この先の展開の事はちょっと棚に上げて言うと、やっぱり正妻と言うポジションの人に敬意を払っていただかなくてと思うのですよ。そんな当たり前のことが出来なかった晴信は、ちょっと前まで悪夢を住居とする人でしたから、気づくはずもなかったのですね。とりあえず良かったなあ。



今回細かい所が、やたら心に残ります。
初めての敗戦に陣を引くことも出来なくなっている晴信に、さりげない駒井君の「大井夫人お願い作戦」。それが功を奏して、軍を引かせるわけですから、武田はシンクタンクも凄いです。


それから、小山田と勘助の会話。彼に対しては少し前から同情が愛に変わって、なんとなく気にかかる小山田ですが、美瑠姫にも子供が出来たことを勘助に告げますが、なんとなく寂しげに見えてしまって、彼は全てを知っているんだなとふと思ってしまったのでした。でも、寂しげだったのではなく穏やかな顔なだけだったかもしれないので、今先走ってはいけませんね。


面白かったのは、高遠の場面。この方もチョロッとキャラかと思っていたら、やたら引っ張りますね。ばか殿にしか見えない小笠原との会話は、どう見てもコントです。でも、最後は違った意味で見応えがありました・・・・?


だって、板垣最後の時と同じカメラワークなんですよ。兵が円陣組んで取り囲むのですよ。
「おのれ~、おのれおのれおのれおのれ」

本当に何回言ったのでしょうね。
でも、ちょっと可哀相でした。頼るべき相手が、あんなばか殿でなかったら・・・・しかもそっちは逃れてしまったのですから。(逃れなくては話は進まないけれど)



もちろん今回から主役は勘助です。
軍師の仕事をきちんとしていましたね。板垣の心をしっかり受け継ぎ、武田を勝利に導きました。
布石は板垣が打っていたのです。でも、その心を告ぐものがいなければ、生かされなかったことばかりです。


そして、
ああ、このシーンを待っていましたよ。このシーンのために私たちは何週にもまたがって、パンパンに晴れ上がった顔のヒステリック晴信に、耐えに耐えてきたのですから。

 そう言えば、今日はスッキリしたいい顔していました。やっぱり心根と顔は関係ありますよ。いやあ、これはメイクがいいのかな。じゃあ、訂正。皆様メイクの腕を磨きましょう。それによって、あんなに顔が浮腫んで見えたりすっきり見えたりするのですから。


 またまた、こんな所でも話が逸れましたが、闇深ければ深いほど光ははっきりと見える。その光の出口で彼が悟った言葉。


―人は城、人は石垣、人は堀。
      情けは味方、仇は敵―


「若っ、いい歌でござる~。」


オオ、出番がまだあったのか~などと思ってしまった私。だけどドラゴンフライの扇の美しいこと。そして舞う板垣。もう駄目ですよ。思い出しても涙が出ますよ~。



「板垣、なぜ、なぜ死んだ。・・・」とのた打ち回って嘆き悲しむ晴信。

もう、亀ッたら・・・良すぎ。でも、その声をじっと聞いて受け止めている勘助もイイゾ!!




凄く良かったので、いつになく長くなってしまいましたが、ここまで来たら止まらない。





板垣と甘利は、晴信にとっては立場が違う人だから、仕方がないのだけれど、これでは甘利があまりでしょ。また、言ってしまった。でも、最近「あまり、おいしくない。」と打ちたくても、「甘利、・・・・」となってしまう人多くない?

そう思うと、もっと誰かが名前を出してやれとか思ってしまったので、代わりにワタクシが叫んでおきます。

「甘利~ぃぃぃ、なぜ、無駄に死んだのじゃぁぁぁ。」










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「時をかける少女」

2007-07-21 23:57:34 | 映画
 世間ではかなり評判も評価も高かった「時をかける少女」アニメ版。

楽しみにしていたのに、緩々のキャピキャピ展開と軽すぎる青春ドラマについていけず、「イカン、もう私のピュアな心は死に掛けているのだ。」と気落ちして観ていた前半。

が、ラスト近く功助と告白したばかりの彼女の踏切事故のシーンから、一気に来ましたね。美しい背景と音楽。切ない展開に涙ぐみました。評価が高かったのは分かりました。

最後の千昭が
「未来で待っている。」と囁き、
「走っていくから」と真琴が答えたシーンはぐっと来ました。


千昭が、真琴が未来に伝えた絵を見ている姿がふっと浮かびました。



何とはなしに、告白少女の三人組は可愛かったですね。9点が100点。それもないかなあ~。

しかし、タイムトリップやタイムトラベルの言葉に馴染んできたので、タイムリープなるものは、かなり新感覚。しかもお手軽ですね。HPとブログぐらいの差があるような気がしました。なんて・・・ね。

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小雨の中で

2007-07-19 23:57:35 | お散歩&写真日記

  

  今日、少しだけ公園を歩いた。そこで見かけた風景。

 

 私が「聞き耳頭巾」なんて言う、動物達の言っている事の分かる頭巾を持っていたら、きっとこんな言葉を聞けたかしら。

 

   

 

 

―ねえ、パパ。僕達ずっと一緒だよね。

―ねえ、ママ。僕、泳ぐの上手になったでしょ。

―ねえ、パパ。パパと僕の水に映った影が同じだよ。不思議だな。

―ねえ、・・・・・・どうしてパパもママも黙って、僕を見ているの。

 

 

 

 

―それはね、シアワセだから・・・・

  


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今日も曇り空だけど・・

2007-07-19 08:51:27 | ’08/12/7までの未整理日記
 

  書きかけの記事の続きを書きたいな。
  読みかけの本の続きを読みたいな。


  でも、出来ないときもありますね。


  頑張って、今日はお仕事Day。




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