昨日、NHKで新プロジェクトXの放映が始まった。私はプロジェクトXが大好きだったので、すごく期待して、見逃すまいとして予約までして観た。感想としては、ちょっと期待外れで、昭和の時代に頑張った男達の話だった。
ただ言えることは、時代を動かすほどの発明や開発をした人たちは、生きることを、自分の人生の舵取りを自分でした人たちだということだ。
誰か信頼する人がいなければ、価値観は変えられない。私たちは、長い間、強いことに価値があると信じ、その価値を実現するために努力し、その価値観の中で成長してきた。
しかし、人の運命は違う。どのようなものであれ、価値観は外から与えられたものである。だから自覚的に自らの運命を受け入れることこそが、それが自分の人生でもある。
その自分の人生に対して責任を負う決断をするのが人間であり、そこに自分という存在がこの世に生まれ、生きている意味と価値観が生じる。
人生を充実して生きられない人は、外への拡張の時期から内面の充実に方向転換できない人である。それぞれの時期で生き方の転換をして新しい生き方の形式を達成することで、その時々に幸せになれると思う。
内的成熟は安らぎだ。自分に欠けているものを知っている人は、安らぎを見つけられる人。だから、自分を知っている人でないと安らぎは見つけられない。そして、自分を知っている人とは、自分を一所懸命に生きた人である。
いつもいうように、最後の最後まで自分と付き合うのは自分自身だ。だから自分を大切に、じぶんの人生の舵取りは自分自身でしっかりと、自分に優しく生きたい。