心地よい疲れです

金曜から金沢に２泊して学会に出席した。金曜の夕方に到着したのだが、八戸からと４時半迄授業して東京から来た先生とで、全員集合したのが夜10 時過ぎ、それから12時迄最終打ち合わせをした。

土曜日に開催大学迄行ったのだが、到着して驚いた。金沢からローカル線で４つ目の駅なのだが、小さな駅で改札口には駅員さんはいなくて、１時間に数本しか列車が無い。その列車にはトイレがついていた。

駅から大学前タクシーに乗れば良いと思っていたら、駅前にタクシーなど無く、日陰が無い中、大学迄延々歩くことになった。暑くて汗だくで大学に到着した。

発表は恙無く終わり、質疑応答も上手くいった。座長の先生にとても良く研究されている発表だとお褒めを頂いたのは嬉しかった。本年度はお休みして、2017年度から最後の２年継続の研究をして上がりにしたいと言うと、大方の先生が『○○先生の上がりは無いので」と言われた。

でも、後輩の先生方も立派になったし、私はそろそろ・・と言う気持ちだ。今の心境は２年長かったけど、素晴らしい先生方と良い研究成果が出たと思って満足感がある。

ただし、次なるステップへ行ってこそ、私たちの研究が完成するので、そこ迄は頑張りたいと思っている。心地よい疲れだが、気持ちを切り替えて、明日からまた研究を始めなくちゃね。研究はこれで終わりということは無いから。

話し転じて、多分40 年ぶりくらいに訪れた金沢は当たり前だけど大きく様変わりしていた。金沢は関西の感覚なんだなと思ったし、京都と比較すると、金沢の方が小ぢんまりとした街だった。食べ物が安くて美味しい。

茶道をしている人にとっては、目にも美しいお茶のお菓子が沢山あって、甘いものが苦手なのに買ってしまった。瀬戸物好きの私には、金沢は危険な街だ。九谷焼き、漆器の良いものを見つけて、小ぶりのものをついつい買ってしまった。

東京から２時間半、小さな街なのであちこちタクシーで回れば、１泊で充分観られるし、美味しい物を堪能出来る。でもでも、何処に行っても溢れんばかりの中国人の方々がおいででしたっ！