薬局経営にアゲンストの風が吹く。
いろいろメディアを見ていると薬局経営に関するセミナーが増えて来た。
情報が得られるチャンスが増えることはいい。
ただ薬局経営のセミナーが増えると言うことは、薬局経営に何らかの危機が迫っていることを示している。
この不穏な事態を知って行動をしているのかが問われている。
残念なことに、必要とする経営者が置き去りになっているのも現実のような気がする。
先週の水曜日は大阪、翌日は広島と、毎月行われている「薬局経営研究会」の開催があった。
参加者は現状の忍び寄る脅威に危機感を覚え、何かしなければともがいている。
このもがきは必ず次のチャンスにつながると信じている。
そして金曜日は宮崎にてセミナーを開催した。
どちらかと言うと不穏な事態が近づいている危機感は見られない。
やはり必要とする経営者の参加が少ない。
可哀想だが今が続くことを信じ切っている。
そして、昨日と今日は鹿児島でそれぞれ異なる会社で研修である。
このままではいけないと考えた経営者が、現状の社内周知と4月からの経営方針の伝達が主な内容である。
2019年は油断大敵である。
当社は2010年の1月から東京のHSEセミナーを開催している。
お陰様で今年で10年目に入る。
回数も100回を超えている。
この間に参加いただいた会社数は300社を超えている。
正直なところ講師の手配に日々悪戦苦闘である。
何と言っても薬局経営に関係する講師を探すのが難しい。
その悪戦苦闘の結果を是非東京の会場で感じて欲しい。
基本的に机上の議論ではなく、即実践に使える情報を伝えたいと目指している。
このHSEセミナーのダイジェスト版が「薬局経営究会」である。
私からの1時間の情報提供から、1時間かけて参加者からの質問で内容を深めていく。
この質問タイムが参加者からの本音トークである。
お互いが知り得る情報交換の場ともなっている。
もちろん終了後は懇親会で口角泡を飛ばす勢いで語り合う。
この懇親会がきっかけとなって他社の見学なども始まる。
多少なりとも私の経験談も生かされている。
ちょっと押し付けがましいが、親父の小言として聞いて欲しい。
ただ全能では無いので、たまには間違うこともある。
情報は自分の頭で取捨選択して欲しい。