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「長野県リニア活用基本構想(案)」について県民の皆様から広く意見を募集します 長野県(企画部)プレスリリース平成26年(2014年)2月6日

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公開されたPDFファイルは 1,400 KB 程度です、下に目次を引用しておきます。

長野県リニア活用基本構想(案)
~リニア中央新幹線が創る信州の未来~
平成26年2月
長 野 県
目 次

第1章 リニア活用基本構想の策定・・・・・・・・・・・・・・1
 1 策定の背景
 2 策定の趣旨
 3 長野県の将来像 ~しあわせ信州創造プランより~
 4 長野県交通の将来像 ~長野県新総合交通ビジョンより~

第2章 リニア中央新幹線計画・・・・・・・・・・・・・・・10
 1 計画の概要
 2 駅間所要時間
 3 東京都・名古屋市間の概略路線
 4 長野県内の路線概要
 5 開業までの主な流れ

第3章 リニアが長野県に与えるインパクト・・・・・・・・・13

第4章 リニアを活かした3つの交流圏構想・・・・・・・・・16
 1 3つの交流圏構想について
 2 3つの交流圏構想がめざすもの
  (1) 今ある地域資源を活かして人々を惹きつける
  (2) 人口減少社会を交流人口の拡大で活性化する
  (3) 日本の将来に貢献する

Ⅰ 伊那谷交流圏構想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
 1 伊那谷交流圏のめざす姿
 2 伊那谷交流圏の実現に向けて
 2-1 地域振興
  (1) リニアを活かした産業振興
    ~グローバルな“知”の集積と交流の拠点をめざして~
  (2) 信州暮らしの魅力向上
    ~豊かさを実感できる新たな暮らし方の実践の場をめざして~
  (3) 広域観光の推進
    ~美しい信州の原風景や文化・国際交流を体験できる感動のフィールドをめざして~
 2-2 基盤整備
  (1) 魅力ある駅空間の創造 ~駅及び駅周辺の機能・施設のあり方~
  (2) 良好なアクセスの確保 ~道路・鉄道との結節~

Ⅱ リニア3駅活用交流圏構想・・・・・・・・・・・・・・・ 41
 1 リニア3駅活用交流圏のめざす姿
 2 リニア3駅活用交流圏の実現に向けて
  (1) 山梨県駅・岐阜県駅との交流拡大
  (2) リニアと地域の強みを組み合わせた産業振興
  (3) 多様な移動手段を活用した広域観光の推進

Ⅲ 本州中央部広域交流圏構想・・・・・・・・・・・・・・・ 47

第5章 これからの取組・・・・・・・・・・・・・・・・・・50

 この基本構想によって、長野県におけるリニアを見据えた地域づくりの基本的な方向性を打ち出しましたが、今後は、その具体化を図っていく必要があります。
 「第4 章 リニアを活かした3つの交流圏構想」に関係して、既に市町村や国などの関係機関と県が連携し、駅や駅周辺の整備、道路などの交通ネットワークのあり方等についての検討を開始するなど、具体的な取組が始まっています。今後の検討状況を踏まえて、平成26 年度にも本書の関係する部分の改定を行うことで、地域づくりの指針としての役割を果たし続ける基本構想をめざします。
 また、この基本構想に掲げた基本的な方針、取組の実現に向けては、国・県・市町村あるいは民間等を含めた適切な役割分担の整理が必要となることから、県として必要な調整を進めます。
 この基本構想で打ち出した取組は、今後のリニア整備の進捗状況にあわせて、構想段階から具体的な計画へ、そして実行へと移行させていく必要があり、基本構想の策定は、リニア中央新幹線の開業を地域の発展につなげるための第一歩にほかなりません。構想の実現に向けて、着実かつ確実な実行を積み重ね、リニア整備効果を広く県内へ波及させることをめざします。
・・・以上、【第5章】の全文を引用しました。

伊那谷交流圏構想というのは、おそらく リニア中央新幹線建設推進飯伊連絡調整会議 で議論されてきたことだろうと思います(私は未読です)

南信州新聞は2014年2月6日記事で、『「知の集積地、国際交流拠点に」県が リニア活用基本構想示す』 と報じました。
◇ 産経新聞は、「3交流圏設定し整備事業 県リニア活用基本構想案」(2014.2.5)として記事にしています。
信濃毎日新聞の2月4日記事で、「県がリニア担当部長新設へ 阿部知事が方針示す」  から確認していってこの基本構想に到達しましたので、とりあえず記録しておきます。

景観を含めた環境影響という問題を考えなければ、この目次はいわゆる交通インフラの新計画について語るべき内容をカバーしているように感じました。中部横断道でも圏央道でもあるいは北陸新幹線でも似たようなものだと思います。(新山梨環状道路北区間のように既存道路の渋滞解消が目的と言うのは都内ならともかく地方では例外みたいなものでしょう。)
長野県では静岡、山梨と共に南アルプスのエコパークから更には世界自然産登録を目指すという大きな目標もあります。そういう長期的、広域的な計画とリニア活用計画との整合性などについて考えながら、この基本構想案を拝読してみたいと思っています。一言蛇足を言うなら、「原風景」にはリニアは無い、それを来客に示す方法はリニア以前の昔の写真しかない。



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