語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【佐藤優】資本主義の先にある社会の展望とその可能性 ~労働時間の短縮と人間関係の強化~

2017年12月30日 | ●佐藤優
 (1)佐藤優がソ連に赴任したのは、1987年8月末だった。
 <ソ連社会は、言論・表現の自由が制限され、秘密警察による監視が厳しかったことは事実であるが、その中で民衆はたくましく生きていた。ソ連で社会主義の理想が一つだけ実現していた。それは労働時間の短縮だ。工場や事務所が9時に始業し、5時に終業するとする。管理職を除く事務職員と労働者は、9時に家を出る。10時頃職場について、コーヒーや紅茶を飲んで、昨日見たテレビの話をする。11時から仕事を始めるが、12時に昼休みになる。昼休みは1時間だが、その後、買い物に出かけ、職場には2時すぎに戻る。その後、仕事をするが、ソ連的基準で5時に終業ということは、5時には警備員以外、誰も職場にいないという意味だ。1日の平均的な労働時間は、3~4時間だった。土日は休日で、2ヵ月の夏季休暇を取る。それでもソ連経済が成り立っていたのは、ソ連が資源大国で、主に石油と天然ガスを西側諸国に販売することで外貨を獲得し、多額の補助金を企業と国民に供与していたからだ。>

 (2)民衆のたくましさは、人間関係を強化する。
 <ソ連人は、政府も国家も基本的に信用していなかった。家族や友人の協力で、食料品や生活必需品を確保していた。ソ連時代、5月1日のメーデー、11月7~8日の革命記念日の前後に、普段、手に入らない人気商品が販売された。特に人気があったのがバナナだ。バナナが八百屋や露店で販売されているという情報が入ると、人々は職場を放棄して。販売制限限度(通常は5キログラム)いっぱいのバナナを買う。そして、近所や友人に配る。バナナをもらった人は、しばらく経って、鶏卵やバター、かにの缶詰やキャビアの瓶詰、サラミソーセージなどを国営商店で入手することが難しい食料品をお返しする。人脈を駆使して、ちょっとした賄賂を渡して、このような物を手に入れるのだ。物と物のやりとりを通じて、人間関係も強化された。>

 (3)ソ連において『資本論』はどう扱われたか。
 <ソ連で、マルクス『資本論』は、人文・社会科学を専攻する大学生の必読文献だった。しかし、『資本論』全3巻を読む学生は、経済学部資本主義経済学科(資本主義経済の構造と、その必然的崩壊を研究する学科。これに対して社会主義経済学科では、5ヵ年計画に役立てるため近代経済学の新古典派総合を学んでいた)か哲学部科学的共産主義学科(政治学はブルジョア学問であるというレッテルを貼られていた。哲学部の科学的共産主義学科が政治に関する研究をしていた)だけで、その他の学生は第1巻しか読んでなかった。
 ソ連では『資本論』は歴史書として読まれ、史的唯物論(唯物史観)によって資本主義の崩壊と社会主義革命の必然性を論じる書として読まれた。マルクスが最も強調していた労働力商品化について、ソ連人は関心を示さなかった。ある意味、ソ連では労働力商品化が克服されていた。その代わり、国家の暴力を背景に強制労働が社会全体で行われていたのである。>

 (4)ソ連崩壊後のロシア人はどうか。
 <このような社会主義から資本主義への革命で社会が激変したにもかかわらず、普通のロシア人が生活できたのは、社会主義革命の結果定着した、労働時間の短縮、国家を信用せず、家族や友人など顔が見える範囲での人間関係をたいせつにするという習慣があったからだ。この習慣は当面崩れない。>

 (5)『資本論』第1巻公刊150年にあたって。
 <われわれは『資本論』から学ぶのは、人間を疎外する労働力商品化なしに資本主義が存立しないという事実だ。状況によっては資本の利益のために人間を殺し、戦争を起こす。こういうシステムを全面的に転換することが革命ならば、確かに革命は必要だ。ただし現時点で、「これがいい」というような革命像が私には見えない。
 むしろロシア革命の遺産から学ぶべきことがある。国家を信用せず、労働時間の短縮と具体的人間関係の強化を通じて社会を強化することだ。そうするうちに神の力によって革命が起きる。それまでは「急ぎつつ待つ」という姿勢を私はとるつもりだ。>

□佐藤優「労働時間の短縮と人間関係の強化を通じて社会を強化する 資本主義の先にある社会の展望とその可能性 ~マルクス『資本論』第1巻発刊150年~」(「週刊金曜日」 2017年9月29日号)
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