事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント~ラーメンの町Vol.07「花鳥風月」

2009-10-11 | 食・レシピ

Kachofugetsu 新月の特集はこちら

その三日月満月→新月の直系(じゃないってレスで指摘されています。港月がその源流みたい。よろしく)。新月の旧店舗に居抜きで入っている。ひたすらに若い店主は、しかし十代のころはかなり苦労をした人だと聞く。

新月直系とは言っても、彼は新月では一切調理をさせてもらえなかったのだとか。ひたすらに、見るだけ。へー。それでこれだけの味が出せるのか。

台風のせいで生徒たちが給食を食べずに一斉下校した翌日。銀行のお姉さんは

「先生たちはどうしたんです?」

「みんなそれぞれ。オレは花鳥風月でラーメン」

窓口がいっせいに

いいなあ

女性たちにはことのほか人気があるようだ。
ゆず塩ラーメンと海老ワンタンメンが名物。最初にゆず塩を食べたときはびっくりした。こういう味もありなのかと。これは好き嫌いが分かれる味だよなあ。わたしは行くたびにゆず塩をオーダーしているので、“あり”派です。

エビワンタンや煮卵などなんでもありの花鳥風月ラーメンから食べるのが基本かも。

次回は月系からはなれて桃花苑

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刑事コロンボを全部観るVol.05「ホリスター将軍のコレクション」

2009-10-11 | テレビ番組

Columbodeadweight 第4話「指輪の爪あと」はこちら

 朝鮮戦争における伝説の将軍ホリスターは、退役後、物資調達を担当する大佐と共謀して横領を重ねていた。特別監査が入ることで弱腰になった大佐は海外へ逃亡すると将軍に告げる。しかし彼の口から横領の事実が発覚することをおそれた将軍は大佐を射殺する。その光景を、ボートの上で目撃していた女性がいた……

 将軍は「ロンゲスト・ヤード」で憎々しい刑務所長を絶妙に演じたエディ・アルバート。みずからの目撃証言をひるがえしてしまう黒髪の女性に「鳥」のスザンヌ・プレシェット。そして演出は「動く標的」のジャック・スマイト。なんか、古いアメリカ映画が好きな人にはたまらんメンツがそろっております。射殺する瞬間を見せず、死体が隠し戸棚からコレクションのようにあらわれるなどの工夫がうれしい。ロスが海沿いの街であることの美しさも堪能できます。

「深酒と朝寝は、軍人にとって最大の敵だ」

なんでも戦陣訓みたいに語ってしまうエディ・アルバートが笑わせてくれる。

「わしは常に先制攻撃を心がけてきた」

 さぞや嫌な野郎だったのであろう。軍人としては有能でも、金に汚いあたりで『朝鮮戦争のパットン』にはなりえていない。

 彼の犯罪が破綻したのは、その傲岸不遜な性格のために、英雄の銃であるべき凶器を……以下自粛。一般市民など、実は虫けらのようにしか考えていないことがうかがえる。それはコロンボに対する態度にもあらわれている。所有するクルーザーに同乗し、船酔いに苦しむコロンボに

「コロンボといえばコロンブスの子孫なんじゃないか?これしきで酔っぱらうとはだらしがないぞ」

「劣性遺伝なんでしょ」

Columbodeadweight03 決して動揺しない、冷徹な男である将軍のクルーザーの名は「Iron Horseman」。伝説のまま、彼は戦場から帰ってくるべきではなかった。

第6話「二枚のドガの絵」につづく

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