ゴエモンのつぶやき

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音声ナビで視覚障害者を目的地へ誘導 清水建設がアプリ

2015年08月09日 02時14分15秒 | 障害者の自立

 清水建設は、日本IBM東京基礎研究所の技術協力を受けて、視覚障害者向けの音声ナビゲーションシステムを開発した。スマートフォン向けのアプリケーション(アプリ)を通してサービスを提供するもので、「手すりに沿って20m進む」といった音声案内で利用者を目的地まで誘導する。

  屋内と屋外の区別なく利用できるのが特徴で、視覚障害者の歩行補助だけでなく、高齢者や外国人旅行者向けの案内に使うことも想定する。清水建設は、同社技術研究所内に常設体験施設を開設。同施設での実証を重ね、早ければ2018年に実用化したい考えだ。

 新開発のアプリは、清水建設の空間情報データベースの技術と、日本IBMの位置測定や音声対話の技術を統合したものだ。利用者の現在位置の特定には、スマートフォンに搭載されている加速度センサーやGPS(全地球測位システム)、ビーコン(電磁波を発信して移動体の位置を調べるための通信設備)などの情報を利用する。この位置情報と空間情報データベース(地図データ)を照合して利用者を案内する。空間情報データベースには、屋内外の構造物の緯度や経度、階段の位置や段数、手すりの位置や長さなどの情報が蓄積されている。

 ■周りの音が聞こえるヘッドフォンを使用

  利用者は、スマートフォンを装着するためのベルトを腰回りに着用する。また、音声ガイダンスだけでなく周囲の音も聞き取れるように、ヘッドフォンは耳をふさがない骨伝導イヤホンを使用する。側頭部にヘッドホンのようにして押し付けると、骨を伝わって音声が聞こえる仕組みだ。

  アプリを操作するときは、最初に音声で目的地を伝える。アプリ側で最適な移動経路を割り出したうえで「直進3mで階段を上り2階に行きます」「階段はまっすぐで34段、途中に踊り場が1カ所あります」など必要な情報を音声で利用者に伝える。また、利用者の属性に合わせた対応も可能で、例えば歩行困難者には、できる限り階段や段差のない移動経路を示すこともできる。

  清水建設は、新システムを実用化した後、大規模物販施設や医療施設、駅や空港などに展開を図る考えだ。その際、空間情報データベースの整備が不可欠になる。屋外のデータ整備については、国土交通省が2015年7月に公開した「歩行者移動支援に関するデータサイト」などのデータを活用。また、屋内の情報整備については、データ整備によってユーザーの行動経路を把握でき、効果的なサービスを提供できるメリットを訴求することで、施設運営者の協力を得たいという。

 

(日経アーキテクチュア 小谷宏志)   [ケンプラッツ 2015年8月7日掲載]


障害者90人が9種目で技競う とちぎアビリンピック

2015年08月09日 02時06分37秒 | 障害者の自立

 第14回県障害者技能競技大会(とちぎアビリンピック)が7日、宇都宮市駒生町のとちぎ健康の森で開かれ、ビルクリーニングやパソコンを使った表計算など9種目で90人が日頃培った技能を競った。

 障害者の職業能力向上を図るとともに、理解と認識を深め、雇用の促進につなげることが目的。

 製品パッキング競技では箱や緩衝材の組み立て、商品の組み入れと梱包(こんぽう)などの課題が出され、参加者は集中して作業に当たっていた。

 2017年には、本県で全国アビリンピックが開催される。

 金賞受賞者は次の通り。

 ワード・プロセッサ 松本貴志▽表計算 山本勇▽紙製品再利用 木村祐介、中野浩幸▽喫茶サービス 佐々木泉水▽ビルクリーニング 柴田光希也▽DTP 星野好美▽製品パッキング 青木誠弥▽オフィスアシスタント 安藤絵美▽パソコンデータ入力 

 

8月8日 朝刊     下野新聞


東京V中村コーチ指導 8・8障害者サッカー祭開催

2015年08月09日 02時01分38秒 | 障害者の自立

 誰もがサッカーを楽しめる社会の実現を目指しているJ2東京Vは、8月8日に「第1回知的障がい者サッカーフェスティバル」を開催する。

東京・稲城市の東京Vグラウンドで、20人の参加者がボールを追いかける。

 指導を担当するのは東京V普及コーチで「いっしょにスポーツ楽しみ隊! ヴェルレンジャー」隊長の中村一昭コーチ(35=日本サッカー協会公認指導者ライセンスB級コーチ、中級障がい者スポーツ指導員、キッズインストラクター)。

 東京Vでは今後も20年東京五輪を見すえ、誰もが安全にスポーツを「する」「観る」「支える」環境づくりに取り組んでいくという。

2015年8月7日    日刊スポーツ


障害者就労支援施設に関心を 企業や自治会と連携 赤穂

2015年08月09日 01時53分11秒 | 障害者の自立

 兵庫県赤穂市山手町の障害者就労支援事業所「みのり赤穂」が、地元企業や自治会などと連携し、地域との交流を深める事業に力を入れている。7月に開かれた夏祭りには多くの住民らが参加。同事業所の関係者は「普段あまりなじみのない施設に興味を持ってもらうことができれば」と意気込んでいる。

 みのり赤穂は、障害者の就労支援を目的に1992年に設立された。2008年からは特定非営利活動法人として運営。障害者によるクッキー作りや腕時計などの修理に取り組んでいる。

事業所、自治会、企業が連携して開かれた「みのり赤穂夏祭り」

2015/8/7   神戸新聞


子どもや障害者に慈善活動を行う騎手を南国市の農家が後押し

2015年08月09日 01時49分08秒 | 障害者の自立

 高知県南国市のコメ農家が、高知競馬の騎手が行う子どもや障害者向けの慈善活動に賛同し、コメを通じた活動の後押しを続けている。2013年から、騎手会が特別支援学校などに寄付する新米を提供したり、子どもの農作業体験に協力したりと、ジョッキーと農家、子どもたちの交流の輪も広がっている。 

 南国市田村のコメ農家、吉本正仁さん(53)。高知競馬のトップジョッキー、赤岡修次騎手(38)とは「旧知の仲」といい、赤岡騎手が高知市立高知特別支援学校の生徒らを観劇に招くために2007年から続ける「高知市こども劇場」への寄付活動を知って、協力を申し出た。

 高知新聞    2015年08月08日