ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用についての新連載スタート

2014年05月13日 01時34分06秒 | 障害者の自立
注目される障害者雇用の連載記事

株式会社日本法令発行の、労働・社保、税務の官庁手続と人事・労務専門月刊誌「ビジネスガイド」は、これまで12回にわたって「相互理解が成功のキーワード!事例で学ぶ小さな会社の障害者雇用のポイント」の連載をおこなってきた。

新連載は当事者の就労支援も記事に

2014年5月10日発売の6月号からは新しい障害者雇用の記事として「経験者に学ぶこれからの障害者雇用&就労支援ナビ」の連載が開始された。

発達障害者について知りたい担当者に

第1回は「発達障害者の採用の動き、企業の動向」で執筆者は「ビジネスガイド」2014年4月号でも「発達障害者(疑われる場合を含む)への対応」を寄稿している、テスコ・プレミアムサーチ株式会社代表取締役の石井京子氏。

石井氏は大手人材派遣会社のグループ会社で、障害者人材派遣事業を担当したのち、その経験を生かし2008年テスコ・プレミアムサーチ株式会社を設立。障害者雇用のコンサルティン

グと求職者のキャリアカウンセリングを行っている。

当事者側、企業側双方からの視点で障害者就労の問題に取り組んでおり、特に発達障害者の就労についての見識が深く、「発達障害の人の面接・採用マニュアル」、「発達障害の人の就活ノート」(いずれも株式会社弘文社発行)などの著書も出している。

発達障害者向けの就労支援センターが各地につくられ、雇用拡大が求められる中、ぜひ読んでおきたい内容となっている。定価は1000円(税別)。

 2014年5月12日 19:00 障害者雇用インフォメーション

障害者雇用を助成する各種制度を1枚の資料に

2014年05月13日 01時26分48秒 | 障害者の自立
複雑な助成制度を簡潔に紹介
2014年5月10日、神奈川県川崎市のホームページに「障害者雇用に向けた各種助成制度の紹介」が掲載された。

これは障害者雇用について企業に向けての厚生労働省、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構所管の各種の助成金制度についてわかりやすくまとめたもの。

各該当機関にもリンクが可能

助成金制度について説明されている厚生労働省と高齢・障害・求職者雇用支援機構の各機関のページにリンクできるようになっているほか、川崎市で独自に作成した主な助成金をまとめた資料が添付されている。

1枚の資料で全部がわかる

資料は1枚に簡潔にまとめられており、時系列ごとに箇条書きにされている。

まず障害者雇用を最初に試してしてみる「トライアル期」には障害者トライアル雇用奨励金や障害者短時間トライアル雇用奨励金。障害者雇用をスタートした場合の「常用雇用期」における障害者初回雇用奨励金(ファーストステップ奨励金)、特定求職者雇用開発助成金。

助成金を利用する場合の条件や申請、支給のタイミング、申請と相談の窓口、金額などの内容も一緒に紹介されており、障害者雇用をスタートする事業主、企業担当者が理解しやすい資料となっている。

なおさらに詳細を知りたい場合には、ハローワーク窓口などで相談できる。

川崎市ホームページ障害者雇用に向けた各種助成金制度の紹介
http://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000057993.html

2014年5月12日 19:00 障害者雇用インフォメーション

ソーシャルファーム開所でさらなる障害者の雇用拡大へ

2014年05月13日 01時21分36秒 | 障害者の自立
農産物を扱う事業所

和歌山県紀の川市にある社会福祉法人一麦会(通称「麦の郷」)が2014年5月8日(木)に同市平野に「ソーシャルファームもぎたて」を開所させた。

既存の事業所を拡大
もともとは一麦会が運営する「けいじん舎(出張所)風車・もぎたて農産加工所」として紀ノ川農協と提携した農産物の店舗販売や、農産物を加工する作業をおこなってきた。

しかし障害者従業員の人数が増えてきたことや事業規模を大きくすることにともない、事業経営を安定化させることが必要となった。

しかも、これまでの運営形態では国で定められた福祉事業所の基準から利用定員が超過してしまうことから、新規事業体としてスタートすることとなった。

地域産業にかかわる仕事

これまで5人だった従業員数を12人に増員。ジャムやビールの農産加工のほかに、農業や援農、紀ノ川農協からの業務委託でコンテナの洗浄や選果作業などを行う。

また紀ノ川農協協同組合が運営する「ファーマーズマーケット紀ノ川ふうの丘直売所」の飲食スペースに「オープンカフェ風車」を出店。和歌山産の牛すじを使った手作りコロッケ、直売所の野菜を使ったサクサクかき揚げ丼など地域に根ざしたメニューを販売している。

さまざまな人たちが集い楽しめる場所に。障害者の雇用と社会的な認知度を拡大するという事業所の目的が今後さらに大きく花開くことを期待したい。

2014年5月12日 04:00 障害者雇用インフォメーション

出西しょうが 今年も植え付け…障害者支援施設

2014年05月13日 01時16分12秒 | 障害者の自立
 出雲市斐川町の障害者支援施設「太陽の里」が毎年取り組んでいる特産・出西しゅっさいしょうがの栽培が、同町出西の田んぼで始まった。

 同施設では通所者らの作業工賃向上のため、野菜作りを実施。キャベツやタマネギなども育て、トマトのミックスソースや自家製みそといった加工品も製造、販売している。

 出西しょうがは約20年前から作り始め、農家から借りた約20アールの田んぼで栽培。今年は8日に作業をし、通所者や職員が土をかぶせて乾燥防止用の牛ふんを敷き、約550キロ分の種芋を植え付けた。

 「後継者が少ない出西しょうが作りを通じ、地元の産物を守りたい。とれたては生で食べるとおいしく、ぜひ味わって」と職員の矢野真吾さん(52)。8月に収穫し、直売所などに出荷する。(宮地恭平)

2014年05月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

アート通じ震災や社会に目を 東京で障害者ら作品展

2014年05月13日 01時12分37秒 | 障害者の自立

 【東京支社】東日本大震災の被災地で活動する知的障害者らの作品展「つながる。それから?」は10、11の両日、東京・六本木のテレビ朝日で開かれた。本県からは陸前高田市の田飛鳥さん(32)と矢巾町の水沼久直さん(42)が出展。純粋な心で「3・11」を描いたアーティストの作品は、震災から3年2カ月の節目に、来場者に対し震災の記憶と偏見のない社会の実現を強く訴えかけた。


 大胆な配色と太い輪郭が印象的な「希望の一本松」、流失した自宅跡で家族を描いた「津波が来た」、花に囲まれた6人の肖像の「星になった人」―。震災で亡くした親しい人や被災地の日常を描いた田さんのアクリル画5点に、多くの来場者が目を見張った。

 生まれてすぐ脳に障害が見つかった。母美代子さん(62)は「この子にいろいろ楽しませてもらっている。授かって良かった」と語り、「感性に障害は関係ない。一つの芸術として分け隔てなく見てほしい」と願う。

 ダウン症を抱える水沼さんは、サインペンで身近な風景を色彩豊かに描く。作品展には、黒い波と燃え盛る炎で津波の恐ろしさを表した「2011・3・11」、カラフルな配色に復興の希望を込めた「かんぜんなふっかつのつなみ」を出展した。

 作品展は女優の東ちづるさんが理事長を務める一般社団法人「Get in touch」が主催。東北の作家ら17人の作品約60点を展示した。



【写真=東日本大震災の被災地を描いた田飛鳥さん。「希望の一本松」(左)、「津波が来た」など印象的な作品が来場者の目を引いた=東京・六本木】

(2014/05/12) 岩手日報