ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

もやい音楽祭:水俣病患者・障害者、思いをメロディーに /熊本

2013年02月19日 02時09分52秒 | 障害者の自立
 水俣病患者や障害者の思いを伝える「もやい音楽祭」が17日、水俣市文化会館であった。市などの主催で、6回目。熊本、鹿児島、福岡、大分各県から56の詩が寄せられ、入選詩を基に作られたメロディーと合わせて10曲が披露された。

 胎児性水俣病患者の永本賢二さん(53)は「なぎさ号、思い出をありがとう」と題し、車窓の景色にわくわくしながら宇城市の養護学校までバス通学した子供のころの思い出を詩に託した。バンド演奏に乗せて披露され、永本さんもうなずきながら聴き入った。

 「もやい」は船同士を結わえることを指し、水俣では水俣病で壊れた住民同士の絆を回復させる意味で頻繁に使われている。演奏の最後に全員で音楽祭のテーマソング「未来へ」を合唱した。

毎日新聞 2013年02月18日 地方版

障害者施設利用者ら考案「クモンガー」

2013年02月19日 02時07分44秒 | 障害者の自立
24日にショー

 松阪市小阿坂町の障害者生活介護事業所「まつさかチャレンジドプレイス 希望の園(その)」の利用者と職員が、新しいヒーローを作った。その名は「サンシャイン戦士! アルティメット・クモンガー」。同市立野町の「みえこどもの城」で開かれる24日の「★バイタリ!松阪人ショー2013」で、初めてクモンガーショーを披露する。(沢村宜樹)

 クモンガーを考案したのは、利用者で立体造形などを制作する吉田拓馬さん(21)。吉田さんは、自分の作ったキャラクターが登場する映画を撮影するのが夢だった。昨春、希望の園の村林真哉園長(50)にクモンガーを描いて見せたところ、職員たちが「ショーができればおもしろい」と動き出した。

 演劇経験の長いスタッフの森健一さん(29)が中心となり、胸にクモをデザインしたコスチュームやショーの台本を担当。バンド活動をしている別のスタッフがギターで、オープニング、エンディング曲、BGMを作った。

 ストーリーは、クモンガーが大切な人たちを守るため、松阪市の悪を次々と倒すという設定。クモンガーは市民がピンチになると、さっそうと現れるが、「正体は不明」(村林園長)。「イカセミ男」などの悪役怪人も登場する。利用者、職員計8人がステージに立つ予定。吉田さんは「クモンガーにはヒーローとしてどんどん活躍してほしい」と、ショーを楽しみにしている。今後は他の福祉施設でショーを披露するほか、動画配信も準備している。村林園長は「ヒーローづくりにみんなが少しずつ関わり、どんどん進化している。みんな楽しそうです」と話す。

 松阪人ショーは23、24日。クモンガーショーなどがあるステージは24日午後1時から。

(2013年2月18日 読売新聞)

障害者取り巻く問題考える集い、南丹で開催

2013年02月19日 01時58分43秒 | 障害者の自立
 障害者の暮らしを考える「まちづくりの集い」が17日、京都府南丹市八木町の府立口丹波勤労者福祉会館で開催された。法制度や雇用などの面で障害者が置かれる厳しい現状とその解決策をめぐり、約70人が理解を深めた。

 丹波地域の障害者やその家族、福祉施設職員らでつくる「口丹波障害児・者の住みよいまちづくりをすすめる会」が毎年実施しており、今回で22回目。

 講演で、障害者の権利擁護に取り組む民谷渉弁護士が「障害者自立支援法の発想に、自己責任論がある」と解説。違憲訴訟を経て国との基本合意に至ったが、4月施行の障害者総合支援法は「自立支援法とあまり変わらない内容だ」と指摘した。

 しかし、民谷弁護士は「3年後の見直し規定がある。声を上げ、制度改正に結びつけるべきだ」と訴えた。続いて、成年後見を理由に障害者の選挙権が剝奪されたり、障害者が突然解雇された例を挙げ、「一つ一つの運動の手を緩めずに続けることだ」と語った。


多くの参加者を前に、障害者が置かれる厳しい現状について語る民谷渉弁護士(南丹市八木町・府立口丹波勤労者福祉会館)

京都新聞-【 2013年02月18日 10時46分 】

障害者の仕事に励み  作業所の共同受注進む

2013年02月19日 01時57分13秒 | 障害者の自立
 福祉作業所などの仕事の幅を広げて障害者の収入増につなげようと、県が昨年9月に開設した「共同受注窓口」が、軌道に乗り始めた。単独では受けにくい商品の大量注文にも、窓口が仕事を複数の施設に振り分けることで対応。民間企業の営業経験者をスタッフに置いて販路開拓なども図るといい、<ビジネスチャンス>の拡大に、関係者らの期待が高まっている。

 身体障害者を中心に企業就職者が増えている反面、知的障害者と精神障害者の雇用は進まず、多くが就労継続支援事業所や授産施設で食品や小物の製造販売、労賃の低い清掃作業などで収入を得ている。県内の障害者1人当たりの平均収入(2010年度)は月1万3474円と、全国平均を394円上回るが、県内にある143施設の43%で1万円以下という。

 県は2年後に1万8700円に増やす目標を掲げるが、施設の職員はコスト管理や販路開拓などは専門外で、人数や入所・通所者の体調に合わせた作業では、定期的な仕事や大量注文に応えにくいのが実情。共同受注窓口はそうした弱点をカバーする狙いで、発注側のニーズと施設側の特性を融合させた商品の開発なども提案している。

 これまでに受注した仕事は7件。広島三越の特商会で、千羽鶴の再生紙で作った箱に3事業所製のクッキーを詰めた「ひろしまクッキーズ」を販売し、警備会社のキャラクター商品の製造販売と消火器点検作業も請け負った。広島空港の売店・ANAフェスタ広島店と福屋空港店には1月から、ひろしまクッキーズや布おもちゃなどの販売コーナーが置かれた。これまでに延べ15施設が仕事を受注した。

 県障害者支援課は「協力をお願いするだけでなく、企業と施設双方のニーズを満たす障害者の活躍の場を増やしたい」としている。

(2013年2月18日 読売新聞)

100人集い道障害者スキー 富良野で29年ぶり大会

2013年02月19日 01時53分27秒 | 障害者の自立
 【富良野】第32回道障害者冬季スポーツ大会(道障害者スポーツ振興協会など主催)の競技が17日、市内で行われ、参加者が日々の練習の成果を見せた。

 同大会が富良野市で開催されるのは1984年以来29年ぶり2回目。大会には道内各地から約100人が参加した。

 朝日ケ丘総合公園で行われたクロスカントリーは直線コースの200メートルから周回コースを回る3000メートルまでの4種目を、富良野スキー場では大回転競技をそれぞれ実施した。参加者は各競技ごとに聴覚、知的、肢体などに分かれ、タイムを競った。

 会場は風もなく青空が広がる絶好の競技コンディション。家族やボランティアスタッフらから「頑張れ」「もう少しだ」などの声援を背に、参加者は白い雪原をゴール目指して一生懸命滑走していた。

北海道新聞-(02/18 16:00)