ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

点字なぞってカラオケ 彦根で中部導入

2010年12月03日 01時28分23秒 | 障害者の自立
 視覚障害者のために歌詞を点字に訳す「点字カラオケ」が、中部圏で初めて滋賀県彦根市のカラオケボックス「パル」に試験導入された。カラオケ好きの視覚障害者たちは「涙が出そうなくらいうれしい」と歓迎している。

 視覚障害者がカラオケを楽しむ場合、耳元で歌詞をささやいてもらうか、前もって点訳した歌詞カードを持参する必要があり、気軽に利用できないのが現状だ。

 点字カラオケは、通信カラオケ機に接続したパソコン内の専用ソフトが、歌詞をリアルタイムで点訳し、点字用のディスプレーの突起を動かす仕組み。突起は曲より少し早めに動き、利用者は指でなぞりながら歌う。

 全盲の仲間らと試した県視覚障害者福祉協会(彦根市)の田沢勝男会長(67)は、突起が動くタイミングや当て字の歌詞が違う読み方になってしまうこともある点に戸惑いつつも「視覚障害者に配慮しようという心意気がありがたい」と称賛する。

 同会員の浅野征三さん(65)は「カードがなくても歌詞がうろ覚えでも好きな曲を歌えるのは画期的。点字を楽しく学ぶ教材にもなるのでは」と興奮気味に語った。

 視覚障害者が常連として利用していることから、同店は11月から3カ月間、点字カラオケを試験的に導入することに。運営会社オアス(大阪市旭区)の白数典弘総支配人は「利用状況を見て本格導入を検討したい」と話す。

 点字カラオケは、通信カラオケメーカー「エクシング」(名古屋市)と視覚障害者支援機器メーカー「日本テレソフト」(東京都千代田区)が2年前に共同開発したが、導入しているのは東京都新宿区、埼玉県所沢市、鹿児島市の3店のみ。全国の視覚障害者31万人のうち点字を使う人は1割といわれ、エクシングの広報担当者は「使い勝手を改善し、もっと普及させたい」と話している。

中日新聞

協定:平塚市、高齢者ら見守りで新聞21店と /神奈川

2010年12月03日 01時26分37秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者らを見守る安全な街づくりを進めるため、平塚市と平塚地区新聞販売組合は1日、「地域の見守り活動に関する協定」を結んだ。

 今年9月、新聞がたまっていることを不審に思った販売店従業員が不動産業者らと連携して警察に通報、居住者の孤独死が発覚した。これを契機に、配達や集金で異変を感じた場合、市に連絡する協定が検討され、締結までたどり着いた。

 後藤知行組合長は「安心して暮らせる街づくりに貢献したい」と話し、大蔵律子市長は「連絡があれば、市がすぐに手を差し伸べることができる」と歓迎した。

 同組合は毎日新聞販売店など21店で構成され、従業員ら約400人が「見守り」を行うことになる。

毎日新聞 2010年12月2日 地方版


障害者の就労を考える

2010年12月03日 01時25分17秒 | 障害者の自立
 討論会「〈地域〉で働く!!」が12月12日(日)、茅ヶ崎市役所分庁舎5階AB会議室で行われる。障害者の就労の場について、課題などを共有し、市民的な観点から考えようというこの討論会。ゲストスピーカーに放送作家の内海邦一さんやstudioCOOKAの関根幹司施設長などを迎えて、様々な問題について話し合う。時間は午後2時から5時まで。定員70人、参加無料(予約不要)。

 問合せは湘南おやじの会事務局・高田さん【電話】0467(86)2401


タウンニュース

障害者自立支援:本当の自立へ 尼崎のNPO、飲食店オープン /兵庫

2010年12月03日 01時23分50秒 | 障害者の自立
 ◇仕込み、調理、接客…名物料理も
 障害者が中心となって仕込みから調理、接客をする飲食店「えるうぃ ご当地グルメ集合場所」が1日、尼崎市東園田町5にオープンした。障害者が働く場所を作り、一定の賃金も確保できるようにと、同市のNPO法人「サニーサイド」が設立した。一般の飲食店と同様のサービスで、看板にも障害者の文字はない。同NPOは「障害者も地域に出て、一緒に生活できるようにしたい」と話している。

 オープン初日、障害者たちは「いらっしゃいませ」と威勢のよいあいさつで、客を出迎えた。身体や知的、精神に障害を持つ計10人が、NPOの職員1人と共に店を運営する。これまでは、作業所で食品の袋詰めや自転車の修理などをしていたが、受け取る賃金は月5000円ほど。「障害者の賃金を増やし、本当の自立につなげたい」と、飲食店の開店を考えた。

 同店では、日本各地の名物料理を月替わりで販売。今月は鹿児島県で、黒豚を使った丼やメンチカツ、さつまあげなど約20種類を用意している。

 一般の飲食店と同じレベルのサービスを提供するため、職員と2カ月間、料理の練習などを重ねた。指に障害がある女性(38)は「みんなで力を合わせて、店を盛り上げたい」と笑顔を見せた。

 また同日、障害者が店番をする親子の遊び場「キッズランド」も近くにオープン。図書や遊具、工作コーナー(一部有料)があり、くつろぎの場を提供している。

毎日新聞 2010年12月2日 地方版


視覚障害者協に点字電話帳贈呈/NTT西香川支店

2010年12月03日 01時22分16秒 | 障害者の自立
 目の不自由な人に役立ててもらおうと、NTT西日本香川支店(清水哲司支店長)はこのほど、香川県視覚障害者2515件福祉協会(岡田八郎会長)に、香川県版の「点字電話帳」300部を贈った。

 同社の社会貢献活動の一環。県版は1978年から作成しており、今回が14回目の発行。2007年以来3年ぶりに改訂した。視覚障害者の自宅や公共施設、病院など約千件の電話番号を点字で収録。新たに災害用伝言ダイヤル171のかけ方も掲載した。

 高松市番町1丁目の県視覚障害者福祉センターであった贈呈式で、清水支店長が「暮らしに密着した情報を載せている。大いに活用してほしい」とあいさつ。岡田会長は「第1版から30年以上使っているが、この電話帳なしには生活できない」とお礼を述べた。

 電話帳は、同協会を通じて県内の視覚障害者2515件や福祉施設などに届けられる。

四国新聞