ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

【デンマークの“脱”施設】(5)高い納税意識

2010年08月21日 01時07分47秒 | 障害者の自立
 住宅のほか、ヘルパー詰め所やアクティビティルーム、カフェテリアなどが配置された高齢者センター。家賃は7万~8万円です。

 月に約20万円の年金から税金、食費、テレビ代、洗濯代などを払うと生活できないので家賃補助に当たる「住宅援助金」があります。家賃が2万~3万円になり、手元に2万~3万円の現金が残ります。

 税金は障害者も高齢者もみんな払います。消費税は25%ですが、福祉は税金で賄われていると周知されているので、高齢者も障害者も税金を払うのが当然と思っています。

 デンマークでは1980年代に、「今後、特養は作らない」と決めた。福祉3原則は(1)人生(生活)の継続性(2)自己決定の尊重(3)自己資源の開発-です。自己資源の開発を「残存能力の維持」と訳す人がいますが、残存能力って、ずいぶん失礼な言い方じゃないですか?

 センター外の高齢者にはヘルパー派遣、配食、住宅改修などが提供されます。それでも在宅が難しくなると、高齢者センターに移る。移るのが嫌なら、地方自治体(市町村)は日に10回でもヘルパーを派遣します。でも、14、15回になっても移るのが嫌な場合、市は「これ以上派遣できない」と言います。義務は果たしたと。サービスに上限はないのが建前ですが、日に20回もヘルパーを派遣するのは経済的でないし、スタッフも足りませんから。

 住宅入居に日本の特養のような待機はありません。ただ、希望者や、そろそろ移った方がいい人は常時4、5人はいるようです。でも、待っている間は市が在宅サービスをしますから。(談 千葉忠夫・日欧文化交流学院学院長)

MSN産経ニュース -

聴覚障害者に研修施設開放 福島に建設 栃木の柴山さん

2010年08月21日 01時02分46秒 | 障害者の自立
 【栃木】大塚町の飲食店オーナー柴山実さん(61)は、福島県西郷村に聴覚障害者が使いやすい設備を備えた研修施設を建て、聴覚障害者たちに低料金で開放している。市内の聴覚障害者たちに好評を得ており、「聴覚障害者も自由にレジャーを楽しみ、くつろいでほしい」と話している。

 柴山さんは20歳のころ、勤務先の同僚が聴覚障害者だったことから、聴覚障害への関心を持った。約5年前、平柳町1丁目に飲食店「炉端道えんてんか」を開店。自ら手話を学び、店には筆談器を備えるなど、聴覚障害者も利用しやすい店づくりを目指している。

 昨年3月、店の研修施設を福島県西郷村に建設。建物面積約100平方メートルで、会議に利用できる居間、12人前後が宿泊できる部屋、浴場などを備えている。福島県建築士の第20回ふくしま住宅コンクールで優秀賞も受賞した。

 一方で、聴覚障害者らが「旅行で宿泊する時、従業員と意思疎通ができず、遠慮してしまう」「緊急の場合に不安」などレジャーで十分に満足できていないことを知り、研修施設に、火災報知機に連動した振動式の腕時計や光で時間を知らせるタイマー、筆談器などを設置。研修施設を聴覚障害者に開放した。

 市聴覚障害者協会は「たくさんの人に施設を知ってもらい、私たちや健聴者の人たちとの交流の場になればありがたい」と歓迎。柴山さんも「研修施設を機に福島県の聴覚障害者たちと交流の輪も広げたい」と話す。

 研修施設の利用料は1人2千円(電気、水道代など含む)。このうち1千円は聴覚障害者のための活動に使われることになっている。

 問い合わせは炉端道えんてんか(柴山さん)電話0282・24・3639(ファクスも同じ)。

下野新聞

高齢者家借りやすく 不動産3団体と宮崎市協定

2010年08月21日 01時00分54秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者、外国人、子育て世帯が民間賃貸住宅を借りやすい環境をつくろうと、宮崎市は20日、不動産関係の3団体とそれぞれ協定書を交わした。「市あんしん賃貸支援事業」の名称で、高齢者らの入居を拒まない賃貸住宅や紹介する不動産店を増やしていく。県は既に同様の協定書を結んでいるが、市町村単位では初めて。

 全国的に家賃の支払い能力や死亡事故などへの不安から、高齢者らの入居を拒む家主がいるという。同市内でも障害者が住宅を借りられない事例があったことなどから、今回の協定調印となった。

 3団体は宮崎宅地建物取引業協同組合、社団法人全日本不動産協会県本部、財団法人日本賃貸住宅管理協会県支部。調印式は市役所であり、戸敷正市長と3団体の代表が協定書を交わした。

宮崎日日新聞

障害者の自立へグループホーム 夕張

2010年08月21日 00時59分20秒 | 障害者の自立
■夕張・清水沢学園 市営住宅改装/8人転居へ


 夕張市南清水沢にある知的障害者の生活施設「清水沢学園」(出嶋覚施設長)が、高齢化してきた入所者の自立と多様な暮らし方をめざし、グループホームを開設することを決めた。財政破綻(はたん)した同市は近くの老朽市営住宅を無償で提供、財政再生計画の目玉である同地区への福祉を中心とした都市機能集中化の一環にしたい考えだ。


 清水沢学園は30年前、知的障害のある子どもたちの通所施設として社会福祉法人「雪の聖母園」(月形町)が創設。子どもたちの成長に伴い、成人の施設に移行。現在は29人が生活をともにして就労訓練しながら、企業からの委託製品の製作、シイタケ栽培、パンの製造、カレー店経営などに取り組んでいる。


 しかし、入所者も40~70代となって自立度も進んだため、「集団生活から、より自由な町中での生活」をめざし、数人ずつの共同生活型グループホームをつくることが、同学園の長年の課題となっていた。


 市から無償提供を受けるのは、JR南清水沢駅前の築50年の市営住宅2棟8戸。雪の聖母園は1棟千数百万円をかけ、5部屋で5人が暮らせる住宅に改造。10月中には、同学園で自立度が高く、希望が強い8人が転居する予定だ。


朝日新聞 -

上戸彩が視覚障害者を熱演 フジドラマ「愛はみえる」

2010年08月21日 00時57分10秒 | 障害者の自立
 女優の上戸彩がフジテレビ系のドラマ「愛はみえる~全盲夫婦に宿った小さな命」(9月3日夜)で、シンガー・ソングライターの立道聡子さんをモデルにした視覚障害者の役に挑戦した。

 全盲の立道さんは、昨年メジャーデビュー。ドラマでは、同じ視覚障害者の幸太(小出恵介)と結婚した樹里(上戸)が、苦労しつつも出産、育児の幸せをつかんでいく姿を描く。

 1カ月にわたり、つえの使い方などについて指導を受けたという上戸。立道さんの自宅を訪れるなど、役作りに励んだ。

 「今回、この作品に携われたことに意味を感じています。いくつもの壁を乗り越えた家族の温かさを感じてもらえると、うれしいです」と話している。

 ドラマのクライマックスのシーンでは、猛練習したピアノを弾きながら、立道さんのデビュー曲を歌い上げる。

47NEWS