「Webアクセシビリティ診断サービス」を本格開始
~NTTデータのノウハウをNTTデータだいちへ展開~
株式会社NTTデータだいち(代表取締役社長:寒河江 弘信)は、Webサイトが高齢の方や障がいをお持ちの方でも不自由なく使えるWebアクセシビリティに配慮しているかを診断するサービスを本格的に開始します。
NTTデータは、2008年に『ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL(R)」』の公開を始め、アクセシビリティに関する研究を積極的に行ってきました。そしてこの度、さらなるサービスの向上と拡大を目的とし、NTTデータの障がい者雇用促進のための子会社であるNTTデータだいちへ「Webアクセシビリティ診断サービス」のノウハウを展開し、本日より本格的にサービスを開始しました。
今後、NTTデータではアクセシビリティに関するサービスを「HAREL」ソリューションと位置づけ、新たなアクセシビリティに関するサービスをNTTデータだいちと共に立ち上げていく予定です。
【NTTデータグループにおけるWebアクセシビリティへの取り組み】
近年、ITの利活用が推し進められる中で、できるだけ多くの人が等しく利用できるユニバーサルデザインの観点がますます重要になってきています。2010年度中には、「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」(注1)が改定される予定です。
そのような中、NTTデータではユニバーサルデザインの一つであるWebアクセシビリティに関して積極的に研究を行ってきており、2008年には、『ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」』を一般公開するとともに、主にNTTデータにおけるWebシステム開発のプロジェクトを中心に「Webアクセシビリティ診断サービス」を実施してきました。
この度、さらなるサービスの向上と拡大を目的とし、NTTデータの特例子会社であるNTTデータだいちへ本サービスのノウハウを展開しました。
NTTデータだいちは、2008年7月に障がい者雇用の促進を目的に設立し、NTTデータグループとして障がい者の働く場を積極的に創出してきました。本サービスは、通勤が困難な在宅勤務者を中心に体制を整備し、NTTデータが開発した診断項目や観点に加え、ユーザーとしての立場に立った診断を行う事により、サービスの質向上を目指します。
【「Webアクセシビリティ診断サービス」の概要】
本サービスは、WCAG1.0(注2)並びに「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」に準拠した199の手順に従って、「画像に代替テキストが付いているか?(音声ブラウザソフトで情報が得られるか?)」、「マウス以外でも操作可能か?」、「色だけで情報を区別(説明)していないか?」など、専用ソフトの活用や実際に診断者がページを操作しながら対象ページごとに詳細にチェックするサービスです。
診断後は、「診断レポート(診断結果の概要と傾向)と診断結果一覧(診断項目ごとの詳細な結果)」を提示し、今後の改善に役立てていただくことができます。
【今後の展開】
NTTデータだいちは、昨年度、NTTデータと協力しながら、NTTデータグループ企業のコーポレートサイトや開発中の商用システムを対象にWebアクセシビリティ診断を試行的に実施してきましたが、今年度から本格的にサービス提供を開始し、2010年度で10件の案件適用を目指します。また、将来的にはNTTデータグループ外のWebシステムやコーポレートサイトにも積極的に展開していく予定です。
NTTデータは、NTTデータだいちにノウハウを展開した後も技術的サポートを継続するとともに、Webアクセシビリティに関する新しいサービスをNTTデータだいちとともに「HAREL」ソリューションの一貫として立ち上げていく予定です。
NTTデータグループとして、本サービスをきっかけとして、アクセシビリティに配慮したWebサイトの構築・維持管理案件を積極的に獲得し、障がい者が活躍できる場を創出し、さらなる雇用促進をはかっていきます。
※「HAREL」ロゴ画像は、添付の関連資料を参照
※参考画像は、添付の関連資料を参照
注1 「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」
高齢者、障がいのある人および一時的な障がいのある人が、Webコンテンツを利用するときの情報アクセシビリティを確保し向上させるために、Webコンテンツの企画・設計・開発・制作・保守および運用をする時に配慮すべき事項について、財団法人日本規格協会によって策定された規定です。
注2 WCAG1.0
Webの国際標準化団体であるW3Cが1999年に定めたWebアクセシビリティに関するガイドライン。アクセシビリティを確保するための14の指針とそれぞれの指針を満たすためのチェックポイントが示されています。
・「HAREL」および「HAREL(ロゴ)」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
・「HAREL」および「HAREL(ロゴ)」は、NTTデータとNTTデータだいちが展開するアクセシビリティ関連サービスに使用しています。
・その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
●関連情報
2008年6月18日報道発表
障がい者雇用を促進するための新会社「株式会社NTTデータだいち」を設立
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/061801.html
2008年8月28日報道発表
Webページのユニバーサルデザイン対応をサポート
ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」を本日より無料で一般公開
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/082800.html
2009年10月1日報道発表
「ウェブアクセシビリティチェックサイトHAREL2.0」および「非機能要求グレード検討会」が「2009年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞
http://www.nttdata.co.jp/release/2009/100100.html
ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」
http://harel.nttdata.co.jp/
NTTデータだいち
http://www.nttdata-daichi.co.jp/
● 関連リンク
(株)エヌ・ティ・ティ・データ ホームページ
(株)NTTデータだいち ホームページ
日本経済新聞
~NTTデータのノウハウをNTTデータだいちへ展開~
株式会社NTTデータだいち(代表取締役社長:寒河江 弘信)は、Webサイトが高齢の方や障がいをお持ちの方でも不自由なく使えるWebアクセシビリティに配慮しているかを診断するサービスを本格的に開始します。
NTTデータは、2008年に『ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL(R)」』の公開を始め、アクセシビリティに関する研究を積極的に行ってきました。そしてこの度、さらなるサービスの向上と拡大を目的とし、NTTデータの障がい者雇用促進のための子会社であるNTTデータだいちへ「Webアクセシビリティ診断サービス」のノウハウを展開し、本日より本格的にサービスを開始しました。
今後、NTTデータではアクセシビリティに関するサービスを「HAREL」ソリューションと位置づけ、新たなアクセシビリティに関するサービスをNTTデータだいちと共に立ち上げていく予定です。
【NTTデータグループにおけるWebアクセシビリティへの取り組み】
近年、ITの利活用が推し進められる中で、できるだけ多くの人が等しく利用できるユニバーサルデザインの観点がますます重要になってきています。2010年度中には、「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」(注1)が改定される予定です。
そのような中、NTTデータではユニバーサルデザインの一つであるWebアクセシビリティに関して積極的に研究を行ってきており、2008年には、『ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」』を一般公開するとともに、主にNTTデータにおけるWebシステム開発のプロジェクトを中心に「Webアクセシビリティ診断サービス」を実施してきました。
この度、さらなるサービスの向上と拡大を目的とし、NTTデータの特例子会社であるNTTデータだいちへ本サービスのノウハウを展開しました。
NTTデータだいちは、2008年7月に障がい者雇用の促進を目的に設立し、NTTデータグループとして障がい者の働く場を積極的に創出してきました。本サービスは、通勤が困難な在宅勤務者を中心に体制を整備し、NTTデータが開発した診断項目や観点に加え、ユーザーとしての立場に立った診断を行う事により、サービスの質向上を目指します。
【「Webアクセシビリティ診断サービス」の概要】
本サービスは、WCAG1.0(注2)並びに「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」に準拠した199の手順に従って、「画像に代替テキストが付いているか?(音声ブラウザソフトで情報が得られるか?)」、「マウス以外でも操作可能か?」、「色だけで情報を区別(説明)していないか?」など、専用ソフトの活用や実際に診断者がページを操作しながら対象ページごとに詳細にチェックするサービスです。
診断後は、「診断レポート(診断結果の概要と傾向)と診断結果一覧(診断項目ごとの詳細な結果)」を提示し、今後の改善に役立てていただくことができます。
【今後の展開】
NTTデータだいちは、昨年度、NTTデータと協力しながら、NTTデータグループ企業のコーポレートサイトや開発中の商用システムを対象にWebアクセシビリティ診断を試行的に実施してきましたが、今年度から本格的にサービス提供を開始し、2010年度で10件の案件適用を目指します。また、将来的にはNTTデータグループ外のWebシステムやコーポレートサイトにも積極的に展開していく予定です。
NTTデータは、NTTデータだいちにノウハウを展開した後も技術的サポートを継続するとともに、Webアクセシビリティに関する新しいサービスをNTTデータだいちとともに「HAREL」ソリューションの一貫として立ち上げていく予定です。
NTTデータグループとして、本サービスをきっかけとして、アクセシビリティに配慮したWebサイトの構築・維持管理案件を積極的に獲得し、障がい者が活躍できる場を創出し、さらなる雇用促進をはかっていきます。
※「HAREL」ロゴ画像は、添付の関連資料を参照
※参考画像は、添付の関連資料を参照
注1 「JIS X 8341-3:2004 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第三部:ウェブコンテンツ」
高齢者、障がいのある人および一時的な障がいのある人が、Webコンテンツを利用するときの情報アクセシビリティを確保し向上させるために、Webコンテンツの企画・設計・開発・制作・保守および運用をする時に配慮すべき事項について、財団法人日本規格協会によって策定された規定です。
注2 WCAG1.0
Webの国際標準化団体であるW3Cが1999年に定めたWebアクセシビリティに関するガイドライン。アクセシビリティを確保するための14の指針とそれぞれの指針を満たすためのチェックポイントが示されています。
・「HAREL」および「HAREL(ロゴ)」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
・「HAREL」および「HAREL(ロゴ)」は、NTTデータとNTTデータだいちが展開するアクセシビリティ関連サービスに使用しています。
・その他、文中に記載されている商品・サービス名、および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
●関連情報
2008年6月18日報道発表
障がい者雇用を促進するための新会社「株式会社NTTデータだいち」を設立
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/061801.html
2008年8月28日報道発表
Webページのユニバーサルデザイン対応をサポート
ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」を本日より無料で一般公開
http://www.nttdata.co.jp/release/2008/082800.html
2009年10月1日報道発表
「ウェブアクセシビリティチェックサイトHAREL2.0」および「非機能要求グレード検討会」が「2009年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞
http://www.nttdata.co.jp/release/2009/100100.html
ウェブアクセシビリティチェックサイト「HAREL」
http://harel.nttdata.co.jp/
NTTデータだいち
http://www.nttdata-daichi.co.jp/
● 関連リンク
(株)エヌ・ティ・ティ・データ ホームページ
(株)NTTデータだいち ホームページ
日本経済新聞