ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

2人乗りで耶馬渓の秋体感 視覚障害者 33人が参加 健常者とサイクリング

2009年10月13日 00時43分58秒 | 障害者の自立
 健常者ボランティアが前に、視覚障害者が後ろに乗る2人乗り自転車「タンデム」のサイクリング大会(中津市主催)が11日、メイプル耶馬サイクリングロードの同市耶馬渓町-同市山国町間約12キロのコースであった。1992年に県中津下毛地方振興局主催で始まり通算16回目。

 県内外から9-80歳の視覚障害者33人が参加。ほぼ山国川沿い、旧耶馬渓鉄道軌道敷跡のサイクリング道路だ。参加者は川のせせらぎ、野鳥の鳴き声、稲刈りの音や香りなど秋の耶馬渓を体感しながら走った。

 2回目の参加という福岡県行橋市の鍼灸(しんきゅう)師西江博美さん(58)は「風を切って走り気持ち良かった。この大会以外に乗る機会はない」と話した。

高石ともやさん 選手激励

2009年10月13日 00時42分04秒 | 障害者の自立
アクアスロン大会 皆生温泉で前夜祭


前夜祭でテーマソングを歌う高石さん(右)  障害者が水泳とランに連続して挑む「第3回全日本チャレンジド・アクアスロン皆生大会」の前夜祭が11日、米子市皆生温泉の県営米子屋内プール横体育館で開かれ、テーマソング「君よかがやけ」を作曲したフォーク歌手高石ともやさんが選手や保護者ら約100人を励ました。

 アクアスロンは「全日本トライアスロン皆生大会」にちなんで考案された障害者向けの新競技。高石さんは、同トライアスロンの初回優勝者の1人という縁で協力している。

 ?ああチャレンジアクアスロン その勇気集めて――。前夜祭で、大会マスコット「アクア」や選手たちとテーマソングを合唱した高石さんは「明日は新しい自分に出会えますよ」と呼びかけた。

 12日午前9時30分から同プールと周辺で行われる大会には、県内の中学生以上91人が出場し、体力に応じて▽水泳25メートル・ラン500メートル▽水泳50メートル・ラン1キロ▽水泳100メートル・ラン5キロ――の3種目に挑戦、皆生ライフセービングクラブら地元のボランティア300人が支える。


障害者が鳥取で力泳、力走 アクアスロン皆生大会

2009年10月13日 00時38分15秒 | 障害者の自立
 
 障害者 が水泳とランニングに挑戦する「第3回全日本チャレンジド・アクアスロン皆生大会」が12日、鳥取県米子市で開かれ、同県や島根県などから集まった約90人が出場。ボランティアの支援を受けながらゴールした。

 障害者
がスポーツを通して自信を持てるようにと、トライアスロンから自転車を除いた新スポーツとして特定非営利活動法人(NPO法人)や鳥取県などが企画。障害や体力に応じて三つに分かれ、水泳25~100メートル、ランニング500~5千メートルに挑んだ。

 大会テーマソングを作曲したフォーク歌手の高石ともやさんが、ギターを弾きながら応援歌を披露。車いすで出場した米子市の和田真次郎さん(44)は「障害者に優しい大会で、家族そろって楽しめるイベント」と喜んでいた。

「屋上緑化」を障害者の就労支援につなげようという動きが始まっています

2009年10月13日 00時36分04秒 | 障害者の自立
ビルの屋上に木を植えたり畑を作ったりする屋上緑化が、環境に優しいと年々増加しています。
こうした中、屋上緑化を障害者の就労支援につなげようという動きが始まっています。

東京・銀座のビルの屋上で、有機栽培を学ぶ講習会が行われた。
太陽が輝く屋上で、畑を囲む主婦たち。
土まみれの手で、ハーブのにおいをかぐスーツ姿の男性。
有限会社アグリクリエイトの取締役・高安和夫さんは「有機農業の皆さんがやっている技術を、屋上でも体現できないかと」と語った。
都会で屋上農業の事業化を目指す高安さんは、今、指導者の育成に取り組んでいる。
その講習会参加者の中には、障害者の支援活動をする社会福祉法人の職員もいた。
この職員は「彼ら(障害者)が、いずれ就労をしなくちゃいけませんから。1つのメニューになれば、いずれなればいいかなと思ってます」と語った。
この参加者が勤める社会福祉法人「さわやかワーク中央」は、屋上緑化の専門家と力を合わせ、都会の屋上農園を障害者の農業への就労支援に役立てようという試みを始めている。
2008年度の障害者の求職申し込み件数は、およそ12万件。
しかし、そのうち職に就けたのは、およそ4万4,000件と、就職率はわずか4割弱。
この社会福祉法人で、障害者の就労支援に取り組む岸 雅典課長は、障害者が働く難しさの1つに、個々に違いがあるものを、障害とひとくくりにしている環境があるという。
岸課長は「この人はどこまでだったら頑張れるのかなっていう、その人の持っている可能性を最大化する取り組みですね」と語った。
1人ひとりが持つ能力を最大限引き出すことによって生まれる就職のチャンス。
この日行われた野菜の間引き作業には、都会育ちで今まで農業に触れる機会のなかった障害者も、興奮を隠せなかった。
岸課長は「実際やってみると、非常に皆さん、積極的に土に手突っ込んで、ちょっと意外なうれしい誤算。この辺に住んでる方なんで、都心でやれるってことが非常に貴重かなって」と語った。
都心の屋上を畑にすることによって、都会に住む障害者に農業への就労機会をつくりたい。
屋上での農業を事業化したい高安さんと、障害者の就労問題に取り組む岸課長。
2人の目的が合致してスタートしたこの取り組みは、大切な、そして意義ある一歩といえる。

厚労省、補助金交付のため調査研究テーマ創作か 議員口利き後の2次審査

2009年10月13日 00時34分24秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)の補助金不正流用事件で、厚生労働省が実施した平成20年度の調査研究プロジェクトの2次審査にあたり、障害福祉課が全精社協しか事実上できない調査研究テーマを提示していたことが11日、分かった。同課には全精社協の元理事が専門官として在籍し、審査過程に関与していたという。

 全精社協が1次審査で不採択になった後、元厚労副大臣で当時自民党衆院議員だった木村義雄氏(61)が厚労省に電話をかけ、「どうなっているんだ」などと口利きをしたことが判明している。厚労省側がこれを受け、2次審査の前から全精社協の調査研究の採択を決めていた可能性がある。

 厚労省によると、全精社協は当初、2件の調査研究を応募したが、昨年5月の1次審査で落選。10月の2次審査では、新たに「旧精神障害者社会復帰施設の新体系サービスへの移行促進のための調査研究」を提案し、採択された。

 2次審査は、外部の有識者を交えて協議する1次審査と異なり、厚労省企画課内だけで決定される。昨年は、障害保健福祉部内の3つの課が1次よりも具体的なテーマを提示。応募のあった調査研究から約20件を推薦し、企画課が7、8件を採択したという。

 関係者によると、障害福祉課は2次審査の前、全精社協側にテーマを連絡、全精社協はこれに即した調査研究を提出していた。これらの過程の一部には、全精社協の元理事だった専門官がかかわっていた。

 当時の担当者の一人は「精神障害者の社会復帰施設に関する全国組織は全精社協しかなく、全精社協に補助金を交付するために創作した調査研究だったと批判されても仕方がない」と話している。

 結局、12月に補助金1980万円が交付されたが、全精社協はこのほぼ全額を精神障害者福祉施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の運営費などに流用していた。