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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者働く食堂オープン

2009年06月03日 00時43分15秒 | 障害者の自立
 障害者に働く喜びや生きがいを見つけてもらおうと、障害者が運営に携わる「県議会食堂あすわ」が1日、福井市大手の県議会議事堂内にオープンした。不況が障害者の働く場にも深刻な影を落とす中、新たな就労の場として期待が高まっている。

 議事堂内では、以前は県庁生協が食堂を運営していたが、昨年10月から休止。その後、社会福祉法人「足羽福祉会」(福井市栂野町)が運営を引き継いだ。

 県議会食堂あすわでは、同会の知的障害者授産施設「足羽ワークセンター」を利用している男女9人が、施設職員とともに調理や清掃を担当。44席ある店内は、テーブルやいす、床が木目調で統一されており、温かみのある雰囲気となっている。メニューは、日替わり定食(600円)やカツ丼(600円)、カレーライス(500円)など9種類。食材には、施設の畑でとれた野菜なども使っている。

 一般の利用も可能。3日までの利用者にはデザートがサービスされる。同センターの大舘嘉昭施設長は「マニュアル通りにはいかないが、温かい接客が売り。障害者の生活基盤の安定につなげたい」と話していた。

 営業時間は午前11時30分~午後1時30分。土日や祝日は定休。


障害者解雇:昨年度県内企業、急増 助成制度活用、雇用促す--労働局 /富山

2009年06月03日 00時41分05秒 | 障害者の自立
 昨年度、県内企業から解雇された障害者が55人に上り、過去5年で最多に上ったことが、富山労働局のまとめで分かった。景気悪化による事業縮小の影響が大きく、同局は「助成制度の活用や関係機関との連携で、再就職に結びつけたい」としている。

 同局によると、解雇者数は、01年度の72人をピークに、最近は毎年20~30人台で推移していたが、昨年度は前年比48・6%増の55人となった。4~12月までの解雇者数が16人だったのに対し、今年1~3月は39人と激増した。

 解雇理由別に見ると「事業縮小」が最も多い40人で、景気悪化による人員削減の影響をもろに受けた形となった。こうした事態に同局は「ただでさえ就職先を見つけるのが難しい状況。障害者の就職は会社の理解と協力が不可欠なだけに、雇用に後ろ向きな企業が増える恐れがある」と危機感を持つ。

 このため同局は、今年2月に助成額を拡大した「特定求職者雇用開発助成金」や、障害者を初めて雇用する中小企業に100万円を支給する「障害者雇用ファーストステップ奨励金」などの活用を呼びかけ、障害者の雇用を促す。また既に障害者を雇用している企業についても「人員整理の情報をいち早く察知し、職を守れるよう要請したい」としている。

 来年7月からは、障害者の法定雇用率(1・8%)に満たない事業主から一定額を徴収する「障害者雇用納付金制度」の対象事業所が、「常用雇用者301人以上」から「201人以上」に拡大されることもあり、同局は積極雇用を呼びかけている。

 助成制度などの問い合わせは同局職業対策課(076・432・2793)。


授産施設など売上高27%減 障害者賃金も7%下落

2009年06月03日 00時39分59秒 | 障害者の自立
 景気悪化の影響を受け、障害者が働く授産施設や福祉工場の今年1月の売上高は平均350万円と、478万円だった昨年10月に比べ26・7%落ち込んだことが2日、厚生労働省の全国調査で分かった。前年同月比でも13・2%減った。

 障害者が今年1月に得た工賃や賃金は平均4万3112円で、昨年10月より7・3%減少した。

 昨年秋以降、自動車製造関係など企業からの下請け作業の発注が大幅に減った影響が大きいとみられる。

 厚労省は今年2月、障害者への不況の影響を調べるため、全国の6688施設にアンケートを配布し、4453施設が回答を提出した。

 授産施設は障害者の技能習得を支援し工賃を支払い、福祉工場は契約に基づき雇用して最低賃金を保障している。

 施設別でみると、身体障害者が働く福祉工場の1月の売上高は平均1380万円で、2237万円だった昨年10月より38・3%の大幅減。

 障害者が授産施設などで働いて得た1月の工賃は平均1万2237円で昨年10月より10・9%減。


障害者の活躍お伝えします

2009年06月03日 00時37分13秒 | 障害者の自立
フリーペーパー 派遣会社が創刊

 スポーツ界や芸能界、ビジネスの世界などで活躍する障害者を広く紹介するフリーペーパーが1日、創刊され、配布が始まった。ハンディキャップを持つ人たちに挑戦することの素晴らしさを訴えると共に、障害者が仕事に取り組むチャンスをもっと広げてもらえるよう、企業などに働きかける狙いがある。

 雑誌の名前は「ユニバーサルハンズ」。障害のある人もない人も、一緒に活躍できる社会を目指して手を携えようという意味を込めた。2002年6月創業の人材紹介会社「ジェイブレイン」(中央区銀座2)が発行した。同社は05年、障害者の雇用を促進する部門を作り、障害者を受け入れるための態勢作りを企業に助言したり、車いす生活で通勤が困難な人たちに、自宅でできる仕事を紹介したりしてきた。

 こうした中、担当者の杉本大祐さん(34)らは「障害者が働くことが特別視されたり、腫れ物に触るように扱われたりする状況が今もある。障害者の思いを紹介し、同じ人間だということを理解してもらいたい」と考え、雑誌作りを思い立ったという。

 創刊号はA4判12ページで1万部を発行。巻頭記事は、全盲の競泳選手で、パラリンピックで数々のメダルを獲得した河合純一選手(34)のインタビュー。河合さんはその中で、「目が見えないから気づくことがあり、それが自分の社会貢献のしどころだ」と語っている。

 また、耳が不自由で、手話パフォーマンスを手がけるタレントの小林澄枝さんは、対談記事の中で、以前企業に勤めていた時、同僚から渡された文書に全部ルビが振られていた経験を語った。「私は漢字が読めるので、誤解を解く必要があった。ろう者も一人ひとり違うことを知って欲しい」と訴えている。

 ジェイブレイン社員で全盲の小林千恵さん(32)は「耳とハートで観(み)る映画」と題して映画のレビューを執筆した。映画に関する情報をインターネットで集めて音声変換ソフトで聞き、DVDのセリフや音楽から映像をイメージしながら「見た」という。

 「ユニバーサルハンズ」は、全国約1500か所の福祉施設、障害者の雇用に積極的な企業、特別支援学校などを中心に配布。雑誌の内容を紹介するホームページ(http://www.uni‐hands.net/maga/)も合わせて開設されている。今後、3か月に1回のペースで発行を続け、将来はカフェや美容室などに置いてもらうことを目指すという。


精神障害者の運賃半額開始 宮城の路線バス・地下鉄

2009年06月03日 00時35分56秒 | 障害者の自立
 宮城県バス協会加盟4社の路線バスと仙台市地下鉄で、精神障害者の運賃を半額にする割引制度が1日、始まった。

 制度を導入したのは市地下鉄のほか、市交通局、宮城交通、ミヤコーバス、愛子観光バスの路線バス。高速バスや定期観光バスは除く。

 運賃支払時に県と仙台市が発行している精神障害者保健福祉手帳を提示すると、料金が半額になる。定期券は割引の対象にならない。

 仙台市が精神障害者保健福祉手帳などを保有する市民向けに発行している「ふれあい乗車証」は継続する。市交通局と宮城交通の市内の路線バス、市地下鉄が無料で乗車できる。