障害者に働く喜びや生きがいを見つけてもらおうと、障害者が運営に携わる「県議会食堂あすわ」が1日、福井市大手の県議会議事堂内にオープンした。不況が障害者の働く場にも深刻な影を落とす中、新たな就労の場として期待が高まっている。
議事堂内では、以前は県庁生協が食堂を運営していたが、昨年10月から休止。その後、社会福祉法人「足羽福祉会」(福井市栂野町)が運営を引き継いだ。
県議会食堂あすわでは、同会の知的障害者授産施設「足羽ワークセンター」を利用している男女9人が、施設職員とともに調理や清掃を担当。44席ある店内は、テーブルやいす、床が木目調で統一されており、温かみのある雰囲気となっている。メニューは、日替わり定食(600円)やカツ丼(600円)、カレーライス(500円)など9種類。食材には、施設の畑でとれた野菜なども使っている。
一般の利用も可能。3日までの利用者にはデザートがサービスされる。同センターの大舘嘉昭施設長は「マニュアル通りにはいかないが、温かい接客が売り。障害者の生活基盤の安定につなげたい」と話していた。
営業時間は午前11時30分~午後1時30分。土日や祝日は定休。
議事堂内では、以前は県庁生協が食堂を運営していたが、昨年10月から休止。その後、社会福祉法人「足羽福祉会」(福井市栂野町)が運営を引き継いだ。
県議会食堂あすわでは、同会の知的障害者授産施設「足羽ワークセンター」を利用している男女9人が、施設職員とともに調理や清掃を担当。44席ある店内は、テーブルやいす、床が木目調で統一されており、温かみのある雰囲気となっている。メニューは、日替わり定食(600円)やカツ丼(600円)、カレーライス(500円)など9種類。食材には、施設の畑でとれた野菜なども使っている。
一般の利用も可能。3日までの利用者にはデザートがサービスされる。同センターの大舘嘉昭施設長は「マニュアル通りにはいかないが、温かい接客が売り。障害者の生活基盤の安定につなげたい」と話していた。
営業時間は午前11時30分~午後1時30分。土日や祝日は定休。